Hatena::ブログ(Diary)

EST!EST!!EST!!!

2014-05-06

[][]ブログの移転

突然ですが、色々と考えることがあり、ブログを移転しようと思います。

EST!EST!!EST!!!については、一定の期間を経た後、非公開設定にしようと思います。

(新しいブログ

http://wearewhatwechoose.blog.fc2.com/

2014-01-04

[][][]2013年の振り返りと2014年の抱負

1.2013年の振り返り

2013年は、月曜日から金曜日までは仕事に没頭し、土日は英語の勉強という日々が続きました。仕事では、大きな政策の一部を作る過程に中心的に携わる経験を積むことができ、本当に勉強になりました。また、専門家会合やハイレベルの会合も含め、計8回の海外出張に行って、国際会議の経験を積むことができました。

英語については、TOEFL対策を中心に勉強しましたが、9月に110点という目標の数字をとることができ、ある程度英語力の向上が実感できました。もちろん、TOEFLはあくまでテストであって、本当の英語力はまだまだだと思っています。特に、今後はリスニングスピーキングの力を高めていきたいと思っています。


2.2014年の抱負

2014年は、仕事やテスト勉強に偏重していた2013年の時間の使い方を見直し、ワークライフバランスの実現、特にライフを充実させ、自分の幅を広げることに時間を使いたいと思います。具体的には、大事な友人や家族との時間を増やすとともに、趣味を広げたいと思っています。これは、年末に読んだイノベーション・オブ・ライフの影響も受けています。


(1)趣味

趣味については、生涯にわたってコツコツと高められるようなものがいいかと思って、色々と探しました。考えた結果、新たに楽器を習い始めたいと思っています。興味のある楽器はたくさんあるのですが、手始めに、ピアノを習おうかと思っています。実は小学生の時に4年ほどピアノを習っていたので、その頃の指の動きを思い出せば、習得も早いのではないかと期待しています。家の近くに大人のための音楽教室がいくつかあるようなので、いくつか試しにレッスンに行ってみようと思っています。

また、最近世田谷区の社会人バスケチームに正式にメンバーに入れていただいたので、土日を中心にその練習にしっかり参加するとともに、筋トレもして体を鍛え直したいと思っています。平日も、職場に近いスポーツクラブ銀座にいくつかあります)に通って、職場に来る前の朝の時間帯や、就業時間後に寄って軽く運動しようかと思います。


(2)勉強

日曜日の午前中に開いているエコノミスト勉強会に復帰して、毎週きちんとエコノミストを読む習慣をつけたいと思います。昨年はTOEFLの勉強や諸々の準備のためにエコノミストを読むのを中断してしまっていたのですが、改めて、エコノミストをコツコツと毎週読み続けることが、最新の国際情勢を把握する上で必要な作業だったのだと気づきました。国際会議に行っても、こうした国際情勢をフォローし、自分なりの意見を持っていることが、コーヒーブレイク等の非公式の場で他国の人たちと会話する上でも重要だと実感しています。今年は特に、自分にとって馴染みのある経済やビジネスの記事にとどまらず、外交安全保障の分野もきちんと勉強したいと思っています。

ちなみに、以下がエコノミスト勉強会HPです。銀行、商社コンサル、省庁等、官民問わず多種多様な業種の人が集まり、難解なエコノミストの記事を題材にディスカッションを行うもので、非常に知的に刺激的です。社会人5年目前後の人たちが中心ですが、それ以外の方も、ご興味のある方は是非以下のHPから連絡をいただければと思います。

http://www.i-m.co/ESGdirector/ESG/

最後に、インプットした知識や学びをアウトプットする機会を増やしたいと思っています。仕事をしていても思いますが、プレゼンをしたり、紙にまとめたり等、アウトプットしてはじめて自分の頭に知識が定着すると実感しています。具体的には、主にこのブログを使って、読んだ本の内容や感想をアップしていきたいと思っています。

[]「活米」という流儀−外交安全保障リアリズム

野田内閣首相補佐官を務めた長島昭久衆議院議員の本を読んだので、記録にしておきたいと思います。

1.第一章:外交安全保障リアリズム

リアリズムは、国家と国家の力の均衡(balance of power)こそが秩序を形成するという考え方。他方、リベラリズムは、経済的な相互依存や民主主義の普及とともに、国際法・制度を幾重にも構築することで社会全体の安定を図るという考え方。筆者はリアリズムの考え方をとる。


2.第二章:中国の台頭とその戦略

中国は国防予算を過去24年で30倍にし、そのうち過去15年あまりを海洋戦力の増強に集中投資

中国の戦略は、「孫子兵法」に忠実に、戦わずして勢力圏を拡大していくもの。すなわち、強大化した国力を背景に米国との関係をマネージしつつ、中国にとって有利な戦略的環境を整え、最後には対抗心を喪失させる

中国はその圧倒的な経済力を背景として軍事的な布石を着々と打ってきており、影響力を東シナ海南シナ海といった西太平洋に止まらず、インド洋北極海にまで拡大していこうとしている。


3.第三章:米中は衝突するのか

オバマは、アジア大洋州地域へ重心を移す「アジア・ピヴォット(アジア旋回)」のコミットメントを示したが、その戦略を支える財政資源の確保ができるかが課題である。また、そもそも第二期オバマ政権では、アジア大洋州地域の平和と安定に対するコミットメントを引き続き強く持っているのか、疑問が生じている。

今後、米国大戦略は、従前の米国が負担してきた同盟国等の安全保障に係るコストとリスクを各国に転嫁させる「オフショアバランシング」戦略となると思われる。理由として、(1)財政の制約(国防予算の二割削減を視野に入れている)、(2)国際的な関与政策から、孤立主義(非関与・不干渉主義)への誘惑(2013年のシリアに対する軍事制裁に関する逡巡から見てとれる)、(3)シェール革命米国エネルギー自給を実現し中東湾岸地域への関心を失う)、の3つの米国内の情勢変化が挙げられる。


4、第四章:対中戦略の土台をつくれ

日本は歴史的に一貫して海洋国家であり続けた。また、日本の輸出入の99.8%は海洋を通じた通商交易により、排他的経済水域(EEZ)で世界6位、体積では世界4位である。こうした日本は海洋国家であるという地政学的な自己認識を踏まえて、安全保障のあり方を決定していく必要がある。

米国豪州インドネシア等の有志国と、海洋を中心とする地域秩序を再構築し、アジア大洋州地域に平和と安定と繁栄を保障することが、海洋国家日本の最大の使命

安倍首相は、インドを戦略の中核に据えているが、インド非同盟主義であり、「みんなが恋をするけど、実らない」国である。中国をめぐる潜在的な利害は共有しているため、粘り強く静かに関係を強化していくことが重要である。

今まで全く学んだことのなかった外交安全保障について学びたいと思い、この本を手に取りました。数ある本の中からこの本を選んだのは、筆者が一つ前の野田内閣の時に日本の安全保障戦略キーマンであり、また、筆者が私が個人的に関心を持っているジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)で修士号を取得しているためです。

個人的に面白いと思ったのは、日本は歴史的にもデータ上も「海洋国家」であり、日本は海洋を中心としてアジア大洋州地域の安定に貢献すべき、尖閣諸島も、その観点から、日本の安全保障に直結する戦略的な要衝であるとの筆者の考えです。また、米国が国際的な関与を弱め「孤立主義」に陥っていると思われ、その理由の一つとして、シェールガス革命により中東湾岸地域にエネルギーを依存する必要がなくなってきたことを挙げている点が興味深かったです。

私自身、この分野の学習が浅く、まだ定まった考えはありませんが、安全保障経済エネルギーの分野で、日本はその国力や技術力に見合った貢献をしていくことが必要だと思っています。特に、日本と地理的に近接し、急速な経済成長を遂げ、日本企業にとってもビジネスチャンスの大きいアジア大洋州地域で積極的にリーダーシップを発揮し、国際的な影響力を高めていくべきだと思っています。今後、アジア大洋州地域で日本がどのような貢献をできるのか、しっかりと勉強していきたいと思います。

2014-01-01

[]イノベーション・オブ・ライフ

イノベーション・オブ・ライフを読んだので、記録を残しておきたいと思います。

経営学の理論を、家族や友人との人間関係といった人生に役立てることが本書の目的。


1.幸せなキャリアを歩む

  • 人に本心から何かをしたいと思わせること(動機づけ要因)に着目する必要がある。それは、やりがいのある仕事、他者による評価、責任、自己成長といったものである。報酬は、それがなければ不満につながるという「衛生要因」に過ぎない。
  • 本当の幸せを見つける秘訣は、自分にとって有意義だと思える機会を常に求め続けることにある。つまり、新しいことを学び、成功を重ね、ますます多くの責任を引き受けることの機会である。
  • 予期された機会(意図的戦略)と予期されない機会(創発的戦略)の2つの選択肢を意識しながらキャリアを作っていく。
  • 限られた資源(時間、お金、労力)を何に費やすかを考える必要がある。達成動機の高い人たちは、いますぐ目に見える成果を生む活動(キャリア)に無意識のうちに資源を配分してしまうという危険に陥りやすい。

2.幸せな関係を築く

  • 人生のなかの家族という領域に資源を投資した方が、長い目で見ればはるかに大きな見返りが得られる
  • 将来への投資を怠った企業が受ける報いは、我々の身にもふりかかる。家族や親しい友人との関係は、人生のもっとも大きな幸せのよりどころの一つ。大切な人との関係に実りをもたらすには、それが必要になるずっと前から投資をするしか方法はない
  • 幸せを求めることは、幸せにしてあげたいと思える人、自分を犠牲にしてでも幸せにしてあげる価値があると思える人を探すこと。
  • 犠牲が献身を深める。(=相手のために価値あるものを犠牲にすることでこそ、相手への献身が一層深まる。)
  • 「この仕事はわたしが将来立ち向かう必要のある経験をさせてくれるだろうか」という視点が重要。親の役目は、将来子供にとって必要となる経験をさせてあげること。
  • 家庭内の文化を定めるため、親は常に一貫した態度をとり、子供の正しい行いを励ますことが必要。

3.罪人にならない

  • 我々は小さな決定を日々迫られ、こうした決定が驚くほど大きな問題に発展することがある。「この一度だけ」という考えで一度過ちを犯すと、それ以降もやり続けてしまう。
  • 人生の目的を理解することが重要である。

クリステンセン教授は「イノベーションのジレンマ」等の著作で有名なハーバード・ビジネス・スクールの教授です。私も大学院時代、イノベーションのジレンマを読んだことがあります。大企業が短期的に利益の大きい既存事業に投資を集中させるあまり、中長期的に市場を席巻することになる新技術や新製品への投資を怠り、最後には新興企業に駆逐されてしまうという理論です。著者は、この理論を我々の人生に適用しています。つまり、人生において、我々も短期的に達成感の得られる目の前のキャリアを追求するあまり、長期的に大事にしなくてはならないが一見優先度の低い家族や友人との人間関係に十分な投資をせず、人生の終盤に気づいたときには手遅れになっている、ということを言いたかったのだと思います。

本書自体は、ところどころやや強引に経営学の理論を私的生活に結び付けているような印象を受けましたが、考えさせられる面も多く、非常に面白かったです。個人的に一番考えさせられたのは、「幸せな関係を築く」の部でした。「大切な人との関係に実りをもたらすには、それが必要になるずっと前から投資をするしか方法はない」という部分は、耳が痛かったです。私自身、社会人になってから3年9か月が経ちますが、幸い面白い仕事に恵まれ、没頭することができました。その分、大切な友人や家族との時間を十分にとってきたかというと、自信を持って答えられません。今後は、自分の時間の使い方を変えて、大切な人と過ごす時間を大事にしていきたいと思いました。

2013-12-01

[][][]色々とひと段落、来年夏に向けて

11月に、年に一回開かれる大きな国際会議が終わりました。今所属している課は、まさにこの会議のために一年間準備しているといっても過言ではないので、とりあえずほっと一息つくとともに、達成感を感じています。昨年に引き続き参加させていただいたのですが、今年は昨年よりも、英語力や内容面で交渉に貢献できる部分が増えたかと思っています。また、その準備の過程で、大きな政策の一部を策定する経験に携わることができ、本当に色々と勉強になりました。

まだ二回しか国際会議を経験していない身で僭越ですが、忘れないうちに、国際交渉について気づいたことを書いておきたいと思います。国際交渉で活躍するためには、様々な国籍の人たちの輪に食い込んでいける人柄や人としての幅の広さ、細かい条文や過去の決定文書を暗記しいつでも引き出せること、徹夜が続いても体調を崩さずクリアに思考できる体力・知的体力、これらが重要なのかなと思いました。僕自身、将来的に経済連携エネルギーの分野で国際交渉に携わっていきたいと思っているので、これを意識しながら、今後の日々を過ごしていきたいです。

というわけで、仕事の方はほっと一息という状況です。来年夏からの準備も、まだ全部終わっていないですが、ピークは一旦過ぎました。東大時代の先生や職場の上司、先輩方に親身に応援していただいていて、本当に感謝しています。自分も将来人の上に立つ立場になったら、きちんと後輩の人たちに返していかなくてはと思っています。

これまでは国際会議や来年夏の準備もあり、TOEFLGREを受けたり、割と狭い視野で英語を勉強してきましたが、来年の夏くらいまでは、もっと余裕をもって、自分の幅を広げるようなことにたくさん時間を費やしていきたいです。そのために、洋書和書問わず読書をしたり、映画を見たりというのは引き続きやっていきたいですし、さらに、これまで取り組んでこなかったことにもチャレンジしていきたいです。例えば、既に知っている人も多いと思うのですが、最近見つけた面白いサイトで、「カーンアカデミー」というMIT・ハーバードビジネススクール卒業のバングラデシュ人が作った教育サイトがあります。小学校から大学レベルの数学経済、理科、歴史等に関する10分程度の短いオンライン授業がたくさんアップされています。自分の教養をもう一度広げることに加え、英語のスクリプトもついているので、英語のリスニング力を高めることもできそうです。来年夏以降の準備としても、打ってつけかなと思っています。

http://www.khanacademy.org/mission/math

あとは、先ほどの国際交渉で活躍するために必要な条件とも関係しますが、もっと体力をつけたいです。最近、新しい社会人バスケチームに入らせていただきましたが、それに加え、ゴルフなどの新しいスポーツにもチャレンジしていきたいです。まとまりのない文章になってしまいましたが、今日はこの辺で。

2013-10-08

[][]TOEFLGRE

年末の大きな国際会議に向け、仕事も徐々に忙しくなってきましたが、日々コツコツと英語の勉強は続けています。

TOEFLでは、目標点としていた110点をようやく取ることができました(R29 L28 S24 W29)。思い返せば2009年の大学院生のよく英語のできた時期に102点を取り、社会人になって英語を全く勉強せずに80点台まで点数が下がってから、中々点数が伸びず苦しみました。僕自身の感覚としては、100点まで達するまでに一つの大きな壁があって、100点を超えると、1点あげるのにも相当な努力が必要という感じです。

最近はGREの勉強もしています。GREは、アメリカの大学生が大学院入学するために必要となる基準テストで、いわばアメリカ大学院センター試験のようなものです。言語(英語)、数学、分析的ライティングの3つに分かれています。このうち数学は日本人にとってはかなり簡単で、せいぜい中学か高校の前半くらいで習う内容が出題されます。ただし、数学に関する独特の語彙を覚える必要があるので、準備はいくらか必要です。他方、言語がものすごく難しく、アメリカネイティブの大学生が受ける英語の試験なので、見たことのないような語彙がいくつも並んでいます。分析的ライティングは、批判的思考(クリティカルシンキング)を試されつつ、それをいかに論理立てて書いていくかを問われているような試験で、仕事や論文を書く際等、実践的にも役立ちそうなものです。

というわけで、英語については、TOEFLは卒業し、GREについていくらか勉強をしようと思っています。

2013-08-03

[]英語学習TOEFLの現状

TOEFL-ibtの勉強を仕事の合間に細々と続けていましたが、中々点数はすぐには上がらないものです。ようやく、7月に108点を2回連続で取りました。内訳は、それぞれ(R27、L26、S26、W29)、(R30、L27、S23、W28)でした。各セクションの最高点を足すと110を超えるので、今後は、自然体で数回受ける程度にして、一回のテストでどのセクションも最高点をとることを目標にしたいと思います。

むしろ、最近はTOEFLの勉強よりも、今まできちんと勉強してこなかった国際関係論や、エネルギーについて勉強しなくてはと思っています。本を読んだら、感想をアップしていければと思います。

2013-02-10

[]英語学習TOEFL-ibtで110点以上を取りたい

突然ですが、TOEFL-ibtの点数を今年中に110点以上に上げたいという目標を最近掲げました。なぜこの目標を掲げたかというと、一つはアメリカ大学院に留学するという近い将来の目標のためもう一つは、TOEFL-ibtの点数を高める努力そのものが、今後の国家公務員としてのキャリアの中で国際的なフィールドで仕事を進めていく上で必ず役立つ、行政官としての自分の付加価値を高めることになると信じているからです。TOEFL-ibtは100点前後から点数が中々上がらなくなると言いますが、僕自身もその例に漏れず、100点を超えたあたりから全く点数が上がらなくなりました。振り返ると、僕自身の英語力は、大学院1年生の冬(2009年1月頃)に一度ピークを迎え、その時期はTOEFL-ibtで102点を取っていました。TOEICでも975点を取ったのがこの時期でした。大学の英語関連の授業はいくつか取っていましたが、その中でも特に役立ったのは工学部のスペシャル・イングリッシュ・レッスンという理系向けのコースで、アゴス・ジャパン(TOEFL等の英語系資格試験のための予備校)の先生が、わざわざ大学まで出向いて各セクションの解法のエッセンスを教えてくれました。その後、社会人になってから何度か受けていますが、社会人1年目の冬(2011年1月頃)に一気に80点近くまで下がり、その後も80点台を連続して取っていました。危機意識を持って勉強し直したところ、昨年90点台まで持ち直し、最近(2013年1月)ようやく103点(R28L26S22W27)という大学院1年生の一番英語ができた時期と同じくらいの点数まで取り戻すことができました。社会人1年目、2年目の時は毎日終電又はタクシー帰りという日々が続いていたので、家に帰ってから勉強する時間もなく、土日も勉強する気が全く起きませんでした。そういう日々を漫然と送っていると、時間がたっぷりあって勉強だけに集中することができた大学院生の時と比べ、英語力はいとも簡単に落ちてしまうんだと痛感しました。

TOEFLで100点前後のレベルまで到達した後は、小手先の技術(WritingやSpeakingのテンプレートの暗記等)ではなく、良質な英語を大量に読む・聞くという訓練を地道にやっていくしかないのかなと思っています。外務省で大臣や幹部の通訳もしている人にその語学力の秘訣を聞いてみても、魔法のような方法はなく、やはり日々の学習の中でその語学の「質と量」をいかに確保するが極めて重要とのこと。僕自身は、社会人1年目、2年目と比べると楽になったものの、今も帰りが遅くなることが多く、中々まとまった勉強時間を確保することができない環境に置かれていますが、そうした環境下でも、何とかしてTOEFLの点数を100点から110点近くまで高める努力の過程を見せられたらと思います。

とりあえず、以下が今僕が取っている勉強法です。働きながら、いかに英語の「質と量」を保つトレーニングを積むかという観点から、自分なりに考えた方法です。他にオススメの勉強法があれば、教えてください。


[rakuten:book:13161898:detail]

大学受験の頃、僕が一番飽きずに勉強ができ、かつ効果的だったと思う英単語集は「速読英単語」というZ会から出ている単語集でした。これは、文脈の中で単語を覚えるとうコンセプトの下作られた単語集で、歴史から心理学、科学に至るまであらゆるトピックの背景知識を得ながら語彙も増やすことができるという一石二鳥のアイテムでした。社会人になってからもそういう単語集はないかなと探していたところ、出会ったのがこの本でした。最近は、この本の読み上げCDを買って、各トピックをディクテーション、その後シャドウィングという勉強をしています。


TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFL独特の学術的で難解な単語を覚えるのに使っています。「基本ボキャブラリー2000語」と併用しています。


Les Miserables (Oxford Bookworms Library. Human Interest, Stage 1)

Les Miserables (Oxford Bookworms Library. Human Interest, Stage 1)

Kindle Paperwhite 3G (第5世代)

Kindle Paperwhite 3G (第5世代)

英文快読術 (岩波現代文庫)

英文快読術 (岩波現代文庫)

行方昭夫という英語学者の著作(英文快読術)で、英語上達のために日本人に一番足りないのは、意味のわかる文章を大量に読むという経験、いわゆる「多読」の訓練だということが書かれていました。この訓練によって、英語を直感的に(つまり英語を日本語にいちいち直してから理解するのではなく)読み下すことができるとのことです。そのため、例えばOxford出版社から出ているようなRetold版(本来は難しい英語著作を、簡単な英語表現に書き直したもの)を買って、レ・ミゼラブルシェイクスピアの作品等、今まで読みたいと思っていたけど読むことができなかったような文学作品を読むようにしています。その他、最近はKindle PaperWhiteを買って、和約版を一度読んで内容について大まかに知っているようなビジネス本・経済本等を読んだりしています。


○Economist勉強会

毎週日曜日に、Ecnomist Study Group(Economist Study Group 〜若手ビジネスパーソンのための勉強会〜)という20代の若手を中心とした勉強会を開いています。毎週日曜日、Economistのリーダーのトップ記事と、各参加者が選んできたトピックについて、英語でディスカッションをします。参加者も官公庁から商社金融コンサルの人たちまで幅広く、それぞれ関心事項も異なるので、世界の政治経済のトピックを中心に自分の興味の幅を広げるのにも役立っていますし、英語で自分の考えを伝える訓練になっているとも思います。これについても、継続的に取り組んでいきたいと思います。(関心のある方は、是非ご連絡下さい。)

2013-01-31

[][]仕事に誇りを持てるか

TOEFL-ibt)

最近、TOEFL-ibtの勉強に日々取り組んでいます。留学のためにTOEFL-ibtの高いスコアが必要だということに加え、TOEFL-ibtの勉強をすることでスピーキング力・ライティング力を含めた実践的な英語力を高めることができると思うからです。特に昨年は4回海外出張に行かせてもらいましたが、どの出張でも自分の英語力のなさを強く実感しました。TOEFL-ibtの勉強を徹底的にすることが、今の外交の仕事の成果にも直結すると思っているので、モチベーションを高く維持して頑張っていきたいです。


(仕事に求める重要な要素)

さて、そのTOEFL-ibtのスピーキングの練習をしているのですが、「あなたにとって仕事に求める重要な要素は何ですか。」という問題がありました。TOEFL-ibtのスピーキングは、この質問を見てから15秒間だけ考えて60秒で英語で回答するという極めて難しいセクションなのですが、それはともあれ、その問題集の模範回答に「自分のやっている仕事を自分の家族に誇れること。」という回答がありました。思いがけず、この回答には強く共感しました。どんな仕事であれ、「自分の家族に自分のやっている仕事を誇れるかどうか」という観点は確かに重要だなぁと。僕自身は国のために働きたいとの想いを持って国家公務員として働き始めたわけですが、入省して1〜2年目(2010〜2011年)は、脱官僚の掛け声のもと、官僚は全て悪だと言わんばかりの報道も多く、自分たちの日々やっている仕事が重要ではないのではないかと悲しい気持ちにさせられることが多くありました。ただ、僕自身はこれまでやってきた仕事、今やっている仕事に誇りを持っているし、国のために働いていると胸を張って家族に言うことができます。将来自分の家庭を築いた時も、この気持ちだけは誰に批判されようと強く持ち続けていたいし、この気持ちを持てなくなったら、その時は今の仕事を辞める時なのかと思います。

安倍総理が年末にテレビ番組で、「多くの官僚は高い志を持って働いている。彼らに自分の仕事に誇りを持って働いてもらうことが大事だ。」との趣旨の発言をしていました。これを聞いて僕は純粋に士気が上がりました。トップに立つ人の役割は、下で働いている人が自分の仕事に誇りを持てるように鼓舞してあげることなんじゃないかと思いました。

就職活動転職活動をしている人でもしこのブログを見ている人がいたとすれば、「自分の仕事を家族に誇れるかどうか」という視点も加えてみるのもいいかもしれません。

2012-12-30

[]留学するとしたら

12月上旬に年に一度の大きな国際会議が終わるまでは土日も含めバタバタと過ごしていましたが、会議終了後から年末にかけては、比較的ゆったりとした日々を過ごすことができました。国際会議においては、英語で言いたいことの半分も言えない自分自身の未熟さを改めて痛感するとともに、国際交渉というフィールドの面白さ、やりがいの大きさを強く感じました。また、自分自身が行政官として英語力・交渉力といった能力を高めることが、国への貢献に直接つながる分野だと感じました。そうした経験もあって、入省前からぼんやりと希望していた海外留学について、より強く明確な目的意識を持って行きたいと思うようになりました。最近は時間が割とあったので、まだ留学に行かせてもらえると決まったわけでもなんでもないのですが、仮に留学に行かせてもらえることになったとした場合、どういう2年間を過ごすのがよいかを考えています。


まず、どこで勉強するかが重要です。アメリカイギリスフランス中国シンガポールあたりが候補になります。それぞれメリット・デメリットがあるのは言うまでもないですが、僕自身はやはりアメリカに一番関心があります。中国をはじめとする新興国の重要性が増していることは言うまでもありませんが、とはいえ、僕個人の意見としては、今後しばらくはアメリカ経済的・政治的に力を持ち続け、日本にとって(特に安全保障面において)最も重要なパートナーであり続けると考えています。また、世界の超一流の学生(ベスト&ブライテスト)は依然としてアメリカのトップスクールに集まってくるのだと思います。将来的に大使館等を通じて新興国で働きたいとも思っていますが、働き始めてから最初の海外経験としては、まずはアメリカの社会・文化・価値観に2年間どっぷりと浸かって、世界から集結する一流の学生に揉まれながら勉強するのがいいのではないかと考えています。


次に、何を勉強するかについても多くの選択肢があります。経営学修士MBA)や行政学・公共政策学修士MPA・MPP)、経済学修士法学修士(LLM、ただし法学士を持っていないと受けられない)などが候補となります。どの学位も魅力的ですが、今のところ、MPA・MPPに最も関心があります。理由の一つ目は、僕自身が大学・大学院と工学系のバックグラウンドを持っていて、政治・経済について体系的に勉強したことがないからです。僕が調べた限りは、多くのMPA・MPPの学位で、ミクロ・マクロ経済、国際政治、国際法などをバランスよく学べることができるようです。二つ目は、ビジネスマン起業家らとは違った視点・考え方を提供することが行政官としての付加価値につながると考えるからです。MBAは最も難関な学位の一つですし、世界から極めて優秀な人材が集まるとも聞いていて、正直魅力的に映ります。また、僕の所属する役所では民間企業の競争環境整備や産業の競争力強化が政策の中心となるので、MBAでビジネスの仕組み・民間企業の行動原理を勉強することは間違いなく役に立つと思います。ただ、僕自身は、経営学の基礎は大学院(技術経営を専攻)である程度勉強しましたし、MBA経営学を更に追及するよりも、自分にとっては未知の世界である国際政治や経済外交といった分野に挑戦し視野を広げる方が、行政官としての付加価値を高められるのではないかと考えています。


最後に、どの学校で勉強するかという問題が残ります。一つの重要な判断材料として、大規模なスクールか、小規模なスクールかという基準があります。それぞれメリット・デメリットがあると思いますが、大規模なスクール、例えばハーバード行政大学院ケネディスクール)やコロンビアの国際関係大学院(SIPA)のようなところで勉強すれば、一学年数百人という規模ですので、卒業生ネットワークも含め、将来政策を作る際や国際交渉を行う上で役立つ幅広い人的ネットワークができるという利点があると思います。現に、ニュースを見ていても、ハーバードケネディスクールを卒業した政治家が国内外問わず多く出てきているように感じます。他方、小規模なスクール、例えばプリンストンウッドロー・ウィルソンスクールやジョージタウン外交大学院のようなところで勉強すれば、一学年百人以下という規模なので、教授や他の学生たちと密にコミュニケーションが取れ、アメリカという文化にどっぷり浸かることができると思います。授業も当然少人数になるので、常に高い緊張感を維持して勉強することができると思いますし、英語力も否が応でも向上させられるのではないかと思います。個人的には、自分の能力不足を克服したいという想いの方が強いので、小規模なスクールでインテンシブに勉強する方が魅力的に映ります。


いずれにせよ、まだ留学に行けるかどうかも決まっていませんが、どこに留学に行くことになったとしても、帰国後にいかに公務に活かすか、行政官として高い付加価値を出せるかという視点が大事だと考えているので、その点を忘れないようにしたいと思います。


追記(1月1日):

何を勉強するかについて、ある人から有益なアドバイスを受けました。まず、MBAMPA・MPPでは、実際にはカリキュラムの多くが重複している(例:経済金融統計)とのこと。むしろ2つのプログラムの最大の違いは集まる学生の種類であって、MBAに集まる学生の大半は世界各国のビジネスマンで、逆にMPA・MPPに集まる学生の大半は世界各国の政府関係者であるとのことでした。そのため、帰国後もパブリックの分野でキャリアを歩むつもりならば、世界各国の政府関係者とネットワークが築けるMPA・MPPの方が望ましいのではないかとのことでした。また、ハーバード大コロンビア大のようにMBAMPA・MPPの両方が置いてある大学では、ある程度自由に互いの授業を取れるため、その点を考慮しても、留学後のキャリアのためにどんなネットワークを築きたいか、どんな人たちに囲まれて勉強したいかを選定の基準にした方がいいとのアドバイスには納得がいきました。

2012-09-17

[][]出向の効用

現在、入省3年目にして、親元の省庁から外務省へと出向する機会を頂いています。おそらく期間は2年間。同期を見ても、我が省は3年目という若手のうちに内閣官房や他省庁にどんどん出向させています。初めは出向というとネガティブなイメージも持っていましたが、今はむしろ非常に自分の成長に役立っていると感じます。1点目に、出向先の組織の立場から政策を考える癖がつき、視野が大きく広がることです。私自身は、現在外務省に出向する中で、外交という観点から日本の政策を見る癖がつきました。領土問題をはじめとする東アジア外交安全保障の問題についても身近に考えるようになりましたし、JICAの方々と一緒に仕事をする中で途上国への開発支援のあり方についても日々考えるようになりました。2点目に、逆説的ですが、親元の省庁の政策を真剣に勉強する良い機会になることです。出向先では親元の省庁からの出向者として国内の経済対策や産業政策、あるいはエネルギー政策について省庁を代表して意見を求められる立場にあるため、外交経済の両面から政策を考える良い訓練になっていると感じます。

今、人事希望を提出する時期で、海外留学希望を含め、今後のキャリアプランについて考えなくてはならない時期にありますが、私自身は、親元の省庁における業務に加え、海外留学や国際機関・在外公館勤務、官邸勤務、民間企業出向等、異質な環境にあえて身を投じ、幅広い立場から政策に関与する経験を積極的に積んでいきたいと考えています。最終的には、そうした幅広い職務経験から得られた俯瞰的・国際的な視野から、我が国の国富増大・経済成長に寄与できる人材になりたいと考えています。

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