XDMCP経由でリモートログイン
準備
GDMの設定
GDMでXDMCPを使えるようにするためには、/etc/gdm/custom.conf を編集する。
[xdmcp] Enable=true
次に、GDMのprocessにHUPを送る。
% sudo kill -HUP `sudo cat /var/run/gdm.pid`
以上で、使え、、、、、使えない。
ググる
Fedora10リリース当時のGDMにはXDMCPが使えないというバグがあったらしいが、そのバグはfixされていたはずだ(何故なら、Fedora10を使っていた頃には、XDMCP経由でログインできていたから)。
gdmに関しては、/usr/share/doc/gdm に設定方法についてのドキュメントがインストールされるワケでもなく、/etc/gdm/custom.confに何か記述が足りないのかどうか?すらよく分からない。
逃げる
2日ほど、/etc/gdm/custom.confにあれこれ書いては試してみたが、一向にログインできるようにならないので、kdm(とxdm)をインストールして、gdmはuninstallすることにした。kdmをインストールする過程で、KDE関連のあれこれがインストールされるのがちょっと面倒な感じだけれど。
まずは、xdm関連で以下の設定をする。
- /etc/X11/xdm-configの最後の行「DisplayManager.requestPort: 0」をコメントアウトする(先頭に!を追加)。
- /etc/X11/Xaccessの49行目の「#* #any host can get a login window」のコメントを外す(先頭の#を削除)。
次に、kdmの設定をする。
最後に、desktopのデフォルト設定をする。具体的には、/etc/sysconfig/desktopというファイルを作成する。
% cat /etc/sysconfig/desktop DESKTOP="GNOME" DISPLAYMANAGER="KDE"
以上で、WindowsのXmingから、XDMCPを使ってFedora11マシンにログインできるようになった。
本当は、GDMでもできるはずなんだけれどなぁ。