リージョンフリーじゃなかったのか?!

PS3アメリカ住所のアカウントを作るとアメリカのPlayStation Storeにつながる、という情報を入手したので、試しにやってみたら…本当に出来ました。しかも、体験版の本数が日本より多い!「F1」とか「Motor Storm」とか「NBA 07」とかプレイできました。本体はリージョンフリーなのに、どうして日本では公開してくれないんだー!ぷんすか。

Motor Storm(体験版)

というわけで、プレイしました。このゲーム、実は個人的には一番の期待作だった(本体と同時に買うのはこのゲームと決めていたのに…)のですが、発売が来月に延期になっちゃったんですよね。がっかり。で、やってみましたが…

おもすれー。

ゲームショウのときは「ハードドライビン」真っ青なクラッシュリプレイのシーンが面白いなぁ、という感じだったのですが、ゲームの内容そのものも面白いです。悪路をものともせずポンポン跳ね回りながら走る車の感覚がいいですね。うまく走ってるつもりでもちょっとした段差に変な体勢で入ると吹っ飛んでいっちゃったり、ジャンプしている最中にも体勢を変えつつ、着地と同時にドリフトに持っていったり。車の動きは豪快なのですが、操作感は程よくゲームっぽくなっててなかなか気持ちがいいです。特に直線でブーストをかけたときが、絵や音の演出とあいまって爽快感がかなりあります。で、かけすぎると問答無用に車が爆発してしまう、ってところもまたバカ演出っぽくて好きですな。

グラフィックも全体的にとてもキレイなんですが、特筆すべきはやっぱり「クラッシュシーン」ですなぁ。グラフィックの細かい作りこみが生きてます。スローモーションになるのも「ああ、走馬灯が…」って感じで無常感をあおります(ちと大げさか)。

と、ここまで書いて、なんか別のゲームでこんな感覚になったなぁ、と思ったのですが、思い出しました。ニンテンドー64の「エキサイトバイク64」ですな。こっちも私、結構好きなタイトルなんですが、特にバイクでプレイしたときの感覚は特にこれに近い気がします。

そういえばWiiでは「エキサイトトラック」ってのが出るんでしたっけ?そっちはどうなんでしょう?でも楽しみです。

NBA 07(体験版)

こっちはさほど興味がなかったのですが、せっかくだからこの赤い扉を選ぶぜということでダウンロードしてみました。

起動時に、映画館でよく見る「THX」のロゴが出てきてサラウンドで再生されたのにびっくり。あの音、実はスゲー好きなんです。ちょっと感動。

でゲームを始めてみて、「やっぱPS3のグラフィックってすごいなぁ…」と見とれてしまいました。観客も全部ポリゴンですよ。床に映り込む照明が、床の板目ごとに違って反射してるんですよ。よーく見ないと気づかないぐらい細かい演出なんだと思うんですが、そういう細かいものの積み重ねが全体のリアリティを生み出しているんでしょうなぁ。「ゲームの面白さにグラフィックは関係ない」とはいいますが、やっぱり美しさが与える印象のインパクトってのは無視できないなぁ、と思いました。

で、肝心のゲーム内容ですが、実は私NBAはもとよりバスケ自身を余りよく知らないのです。「それでも仙道なら…仙道なら、きっと何とかしてくれる!」と思ってプレイしてみたんですが(もちろん、仙道なんてキャラはいない)、CPU相手にやっぱりボロ負けでした。でも3回ぐらい3点シュート決められて、そのときはかなり気持ちよかったです。