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2011-05-17
■[PS][PS2][PC]追悼、児玉清さん
夕方にとても残念な訃報が飛び込んできました。「アタック25」の司会でおなじみの児玉清さんが亡くなったとのこと。最近ではBSの「週刊ブックレビュー」などでも拝見していたのですが、病気だとは全く気づきませんでしたので、本当にびっくりしました。
実は私、学生時代はクイズ研究会に属していました。それ故「アタック25」はよく観ていた番組であると同時に、たくさんの友人先輩が実際に参加されていた番組で(残念ながら自分自身は参加することは叶いませんでしたが)、なんとなく身近に感じる番組でした。特に90年代後半は視聴者参加型番組冬の時代で、我々が参加できる番組が次々に無くなっていく中、かたくなに独自のスタイルを貫き続けた、とても貴重な番組でした。
「アタック25」はPS、PS2、そしてPCに移植されていますね。私もPS版は良くプレイしました。
実際の番組もそうなんですが、基本的にクイズのレベルが高いんですよね。ちゃんと勉強してないと分からない問題が多いんです。でも、当時先鋭化の一途をたどっていた「クイズ王」系の番組と違って、難しくても一般視聴者でもギリギリついていけるレベル、そのチューニングの絶妙さが、これだけ長く続いてきた秘訣だったのかもしれません。
PS版は番組シミュレータとしての完成度も高く、効果音や問題の合間の演出、クイズの進行も本物をうまいこと再現できていたと思います。後に出たPS2版やPC版と違って予選がないので、番組の雰囲気を手軽に味わう、という意味では非常に良くできた作品だったと思います。
子供の頃からおなじみだった番組の司会者だったので、やはり突然の訃報はショックでしたね。またひとつ、思い出が無くなってしまった、そんな寂しさを感じます。ご冥福を心よりお祈りいたします。
2009-10-01
■[FC][PC][PSP]「テグザー」と「テグザーネオ」
「テグザー」というと、PC-8801mkII版が発売された当時は私はパソコンを持っていなかったので、パソコン雑誌の記事を見ながらあこがれたゲーム、というイメージでした。とにかくレーザーの表現がかっこいい!とは聞いていたのですが、運悪く実物を見ることなくブームは過ぎ去り、後に出たファミコン版で我慢していたのですが、レーザーが連射式の弾丸になっていることに、当時大勢のファミっ子が経験したのと同じ絶望感を感じていたのです。
といっても、SFのメカと要塞のような迷路の世界観はそれだけで輝いて見えるぐらいクールでしたが。
その後はなんとなくこだわりも無く年月が過ぎていったのですが、数年前にプロジェクトEGGで復刻されたのを期に買ってみたのです。
http://www.amusement-center.com/project/egg/index.shtml
いやー、今見てもクールですなぁ。自動追尾レーザーの美しいこと。うっとりしちゃいます。
http://www.square-enix.co.jp/thexderneo/
操作法はPSPのボタンをフル活用したモードも選べますが、昔ながらの「↑でジャンプ、↓で変形」も選べます。プロジェクトEGG版はその操作方法でプレイしていたので、今回もそちらをチョイス。グラフィックこそ綺麗になってますが、操作感は割とオリジナルのイメージそのままに再現出来ている気がしました。初めてでもスルスルプレイできるこの感覚はいいですね。
ゲーム内容にはイージーモードが設定されているので、オリジナルよりも簡単にクリアすることも出来そうです。変にアイテムやギミックを増やしたりするような今風なアレンジの仕方をせず、レーザーとシールドのみでガンガン進んでいく感じが昔そのままで、むしろシンプルで良いですね。
2008-09-02
■[SMS][PC][PS2]ファンタジーゾーンII アレンジの妙
あらためて、SYSTEM16版とオリジナルのマスターシステム版をやり比べてみましたが、オリジナル版の特徴であった「お札」と「ワープによる面移動」をあえてなくしたというアレンジの方向性は正しいなぁ、と感じました。
元々「ファミっ子」だった私は、マークIII版「ファンタジーゾーンII」の色鮮やかな画面に、発売当時はそれはそれはあこがれていたものです。が、後で実際に手に入れてプレイしてみたときに、なんだか回りくどいというかやりにくいというか、初代の「シンプルで爽快感のある」内容とは違って、妙にとっつきにくい感覚を覚えたことを思い出しました。
あのとき感じた違和感の元凶は「取りにくいお札」と「複雑すぎて覚えるのもかったるい面構成」にあったんだなぁ、ということがSYSTEM16版をプレイしてみて改めて分かりましたよ。
性能の低い家庭用に、ゲームの内容を複雑にして移植するという方向性は、当時としてはごく当たり前のようにあった現象でしたけど、今作はそういう空気感も再現して作り上げているんですなぁ、と改めて感心した次第です。
2008-09-01
■[PC][PS2]ファンタジーゾーン コンプリートコレクション 体験版配布中
発売が待ち遠しいこのゲーム、収録作の「SYSTEM16版 ファンタジーゾーンII」の体験版が配布されてます。
http://www.mtwo.co.jp/fz2trial/
そっかー、実機のSYSTEM16でも動くように作ってあるなら、PC上で動くSYSTEM16エミュレータでも動かせるってわけですなぁ。その発想はなかったわ。
とりあえずプレイしてみましたが、ため息が出るぐらいよく出来てます。確かにオリジナルのバージョンアップ版という面ではそれっぽくもあり、一方でゲームのルールもかなり大胆にアレンジしてあったりして、相変わらずいい仕事してますなぁ。ただ個人的には若干演出過剰な気もしましたが。まぁとにかく派手ですねぇ。
あー、早く来週にならんかなぁ。
2006-10-02
■[PC][海外]TAITO LEGENDS、TAITO LEGENDS 2
日本で発売されていた「タイトーメモリーズ」とはまったく別物の、海外のみで発売されていたタイトーレトロゲーム集です。PS2版、Xbox版もあるそうなのですが、リージョンの関係で日本版ハードでは動かないらしいので、先日せっかくCore2Duoマシンを組み立てたんだし、ということでPC版を買ってみることにしました。
海外の移植作品ということで「ナムコミュージアム アーケードヒッツ!」の悪夢(id:fukutake:20060125#p1)を思い出し、正直完成度には期待してなかったんですが…
なーんだ、それなりにちゃんとできてるじゃン!
いや、ものすごく真っ当でまともな出来になっている気がします。多分エミュレータベースなんでしょうけど、ちゃんと動いてるし、入力遅延も(私には)全く感じないぐらいにちゃんと作ってありました。これはかなりうれしい誤算。
少なくとも、私が基板を持っているタイトル(「影の伝説」「エレベータアクション」「アルペンスキー」「フェニックス」「ジャングルハント」…古いタイトルばっかしで申し訳ないス)に関しては全く遜色ない(ほとんど違いがわからないレベル)なので、他のタイトルについても、期待していいのではないかと思います。唯一気づいたのは「レインボーアイランド」のメインBGMのメロディラインがごっそりカットされてること…「Over the Rainbow」の版権問題なのかもしれないですけど、これってそんなにシビアなんですかねぇ。一応違う曲なのに。
収録タイトルに、日本では未収録のタイトルがたくさん入っているのも挑戦的で実にグッド。マウスでプレイする「オペレーションウルフ」「オペレーションサンダーボルト」もオツですなぁ。後者のオープニングデモ見ただけで、懐かしさとあふれ出る渋味に感涙です。アツいゼ。あと個人的にうれしかったのはF1ゲーム「コンチネンタルサーカス」の収録!ダイナミックなラスタースクロールと拡大縮小は今見ても迫力あるわぁ。3Dメガネ欲しいっす。
特筆すべきはあの「レイフォース」がちゃんと「レイフォース」で収録されていること。「レイヤーセクション」じゃないですよ(海外ならOKだったんでしょうか?)。セガサターン版も出来はよかったですけど、やっぱりそのままのタイトルになってるとそれだけでうれしいってもんですよ(海外版だけど…)。あとBGMもちゃんとPCB版(CD BOX「Ray'z PREMIUM BOX-BEYOND-」で聴けたアレ)ですし、ある意味決定版かなぁ、と思いました(細かい部分まではわからないけど、少なくともサターン版との遜色はない感じ)。
2006-01-04
■[PC]Gクラスタ
お正月らしく、ちょっと次世代な感じの話題を一つ。年末にコイツがちょっと気になりました。
Gクラスタ:http://www.clubit-gc.net/portal/index.html
いわゆるゲーム配信サービスのようですが、今までのと違うのは、クライアント側にソフトをダウンロードしてクライアントPCで動かすのではなく、サーバ側でソフトを動かしてクライアントPCにその映像をストリーミングする方式、なんだそうな。高度なソフトウェア処理はサーバ側でやるから、クライアント側の負荷が少なく、非力なPCでも充分にプレイできるのが利点とか。
となると、やっぱり気になるのはネットワーク遅延なわけで、コントローラ入力に対してどのぐらいの遅延が発生するのかが見ものです。というわけで何はともあれ、お試し版のバイオハザード3をプレイしてみましたが、確かにこれといった遅延も感じられず、非常にスムーズにプレイできました。すごいや。でも、モノがバイオハザードですので、画面もそんなに劇的に動いたりしませんし、しかもキーボードでのプレイでしたので、それこそ1/60単位でのシビアな入力タイミングが問われるようなアクションゲームでどんなものなのかはまだ分かりませんでしたが…。しかも、フレームレートがやや低め(処理落ちや極端に画面が止まることはなかったですが)だったのも気になるところ。他のゲームも見てみたいところでしたが、ウカウカしてたら1月分タダキャンペーンも終わってしまいましたし…うーん、ここからの一歩を踏み出すには、私にとってはまだ訴求力が足りないですね。
ともあれ、もしかしたらゲーム業界の常識を覆す(かもしれない)サービスなので、今後も注目です。
2005-07-05

■[PC]ファミコン型USBゲームパッド
最近なんでも、サンワサプライが出したファミコン風USBジョイパッド
「JY-P1R」
ってのがバカ売れなんだそうで、ありそうでなかったお手軽さ+ノスタルジーで元ファミコン戦士たちの琴線に触れたんでしょうね。
で、例のごとく私も買ってみたんですが、実物を見てみるとなんだか違う。アジアンパチモンなふいんき(←何故か変換できない)が漂う微妙にダサいデザインとか、ストロークが長くて引っかかるような感じがするボタンとか。「こんなのファミコンじゃないやい!」と思った瞬間、
「じゃあ、ホンモノのガワと入れ替えちゃえばいいじゃン!彼女に好きだって言っちゃえばいいじゃン!」
という天の声が聞こえてきたので、物は試し、チャレンジしてみることにしました。CボタンやDボタンは使えなくなりますが、ファミコン戦士にはボタンは2つあれば充分なのです。
ガワだけ使うファミコンのコントローラは、マニアックなお店で売っていた交換用の新品1Pコントローラ(なにげに「JY-P1R」より高かった)を惜しげもなく使う((c)スネ夫)ことに。別に新品じゃなくても、そこらのゲーム屋で叩き売られてるファミコンを分解してもいいですね。
で、両コントローラの裏ぶたを開けて基板を取り出してみると…あれまぁ、ボタンの位置やサイズはもとより、ネジ穴や基板固定用のボスの位置までぴったり一致という、まるでサンワサプライ自身が「交換してください」といわんばかりの構造です。とはいえ、全く無加工では残念ながらスワップできません。加工するのは以下の5点。
- ファミコンのガワにある、コードが絡めてあった3本の柱をニッパーなどでバッサリカット。このとき、勢い余ってネジ穴になっている柱まで切り落とさないように注意。
- 同じくファミコンのガワ、上下にある基板位置決め用の突起(4箇所)もニッパーなどでカット。切り落としても真ん中の2本のボスで位置が決められるので大丈夫だと思います。ちなみに私は下側の突起は切り落とさずに基板側の当たる部分を削りましたが、基板は厚くて加工しにくく、慎重にやらないとパキーンと割れてしまうので、おすすめしません(僕も基板にクラックを入れてしまって、パターンが切れそうになりました)
- 基板側、ターボボタンのタクトスイッチを部品ごと取り去ります。ガワの同じ位置に穴をあければそのまま生かせるのかもしれませんが、位置決めが面倒だし、穴空ける道具もないし、そもそもファミコン戦士に連射ターボなどという軟弱な機能は必要ないのだ!ということで、迷いなく外してしまいます。半田でなくても二ッパーとかで足を切れば外せるかも。
- コードが出るあたりの基板の穴がネジ穴に会わないので、突き出してる部分ごとばっさり切り落とします。
- コード出口にあるビニールのストッパーが邪魔で裏ぶたが閉まらないので、コードを切らないように慎重にこのビニールストッパーを1/3ぐらいの大きさになるまで切ります。残った部分はそのままガワの内側に入れてしまえば、コード抜け防止にもなります。
ああ、写真が使えればもっと分かりやすく説明できるのに、はてなダイアリーの弱点ここにあり。というわけで、ちょっと面倒そうな作業ですが、やってみると意外と簡単かと。フタをしめれば、はい、ファミコンそのままのUSBゲームパッドが完成、となります。
というわけで、さっそくプレイ…なのですが、あれあれ、妙に斜めキーが入れにくいぞ。一応入るには入るんですが…うーん、どうしてでしょう?やっぱこんなにわかづくりじゃダメなのかしら?あるいは、もともとホンモノのファミコンも新品のときは斜めが入れにくかったから、そのせい?もうちょっと使ってれば少しはマシになるかなーとちょっと楽観視してみることにします。
ちなみに、余ったサンワサプライのガワとファミコンのコントローラ基板で、簡単にエセファミコンパッドも作れます。あなたのファミコンに取り付ければ、ホンモノなのにあっというまにパチモン気分に浸れます。おすすめ(?)。
2005-02-06
■[PC]ゲーム伝説
カバヤの食玩
ついに食玩もここまで来ましたか。商品紹介を見た感じでは「どうせ既存のエミュレータを引っ張ってきて、適当に面数制限付け加えておまけにしただけだろ。ナムコも最近昔の資産を無駄遣いしすぎだよなぁ…」と思いつつ、結局買ってしまったんですが…これ、結構ちゃんと作ってあるわ。
「既存のエミュレータに面数制限をつけて」ってのは確かにそのとおりっぽいんですが、ゲームの設定や制御をするUIもちゃんと作りこんであってイイ感じ。HDDにインストール出来ないのですが、それも「ゲーム機のようにCD入れ替えて楽しむ」って感じだと思えば、かえって煩わしくなくていいかも。
で、熱いのが「自分のプレイ結果をネットランキングに登録できる」ところと「ランキング上位者の神リプレイを再生できる」ところ。僕なんかへたっぴだけど「全国で何位」って分かるのは面白いです。神リプレイは自分でプレイする上でも非常に参考に…は、レベルが違いすぎてならないんですが、ただ見てるだけで面白い!!ってかスゲーよあんたら。ランキングみると…見事なまでに30代のおっさんばかりなのがまた笑えます。80年代のナムコゲーは我々の青春でしたなぁ…。
おまけに復刻版インストカードがついてるのも「ああ、レゲーマーのツボついてるわ」って感じでとても好感触。この企画立てたカバヤの中の人、神!GJ!
ぜひ続編も作っていただきたいものです。
いや、むしろそういう細かい設定が大事なんですよ!
当時のハード性能の違いから来る移植の方向性の違いとか、当時の空気感を考えて作ってる、ってのが、プレイしてる我々にもひしひしと伝わってきます。
なんか考えるだけで楽しそうだなぁ、と思います。