藤原組長と鈴木みのる、恩讐の30年。

U系における一組の師弟のエピソードとして。

例によって駄文ツイート連投転載。ご笑覧あれ。


>25年前の本日、藤原組での藤原組長と鈴木みのるの対戦がドローに終わる。この一戦を見た時かなりに驚いたのが、組長が完全に鈴木にグラウンドで押されてたんである。少なくとも後発の世代の選手に、組長がグラウンドで劣勢に立つのを見るのは(勝敗は別として)初めてだった。終盤だったと思う


>が、鈴木がスリーパーをかけ組長がなすすべもないのに対し、鈴木も落とすことが出来ず(理由は書くまでもない…)哀し気に叫び声を上げていたのが印象に残っている。「こんなもんじゃないだろう!?」「こんなもんだったのかよ、藤原さん!!」と言っているようで……この一戦の後も鈴木は


>組長に再戦を迫り続けるが、組長はそれを避け続けた。藤原組長のキャリアの中で数少ない汚点に思えるが、一方で20年間磨き続けた寝技の匠が、たとえ教え子とはいえ(いや教え子だからこそ)抜かれたのを認めたくないとの思いが先に立ってしまったのだと考えれば、責められない思いもする


>んである…結局、正面切って両者が再戦し、きっちり組長が敗れたのは実に15年後のことであった。 勝ち名乗りを受け、コーナーに下がった鈴木の胸中に浮かんだのは、この日々であったかも…。 


>ちなみにこちらは一昨年に週刊プロレス誌上で行われた藤原・鈴木対談。全ての恩讐を超えて……。http://p.twipple.jp/F9INL


さらにちなみに、来年で藤原・鈴木が出会って(すなわち初めてスパーリングして)30周年なんであります。

ではではまた。