ロックの旬 !

fulmas2012-05-08

最近新譜の良いのが少なく、お陰でジャパニーズ60sを隈なく網羅、洋楽もシナトラからキング・コールと歌物はルーツへと遡る、まるで平安時代への郷愁の様な?前に紹介したジェイムス・イハ(元スマパンのメンバー)の新譜は事の他良かった!が、
ノラ・ジョーンズ :「リトル・ブロークン・ハーツ」も良い!
デヴューはブルーノート・レーベルでニューヨークそしてジャズのイメージ(ぜんぜんジャズらしく無くナチュラルで最高だった)バンドとして「リトル・ウイリーズ」は生まれ故郷のテキサスフレイバーなカントリー、そして今回の新譜、プロデューサーはデンジャー・マウス、良くは知らんが面白い出来だと感じた!ジャズだのカントリーだのロックだのと意識する方が可笑しい、キャロル・キングがそうだった様に全ての要素が混ざり合い、感情が吹き出し、心が動揺する!今の時代いろいろな外的攻めに会い自分のスタンスは大事にしたいそんなヴィヴィッドな歌に共感を覚える!
ルーファス・ウェインライト :「アウト・オブ・ザ・ゲイム」
父ラウドン・ウェインライトは一風変わったひげ親父ロッカーで70年代初期に「デッド・スカンク」とか良く聴いた、母(最近亡くなったそうだ)のデュオ「ケイト&アン」はカナダのアケーディアン風フォーク・ロックで心を洗われた!ファースト&セカンド・アルバムはいまだにマスト・アイテムだ!
息子はちょっと陰のある(ホモセクシャル?)、しかし一度聴いたら離れがたい凄い魅力!でずっと追っかけている、今回は等身大の少しポップな良い感じ!バックはショーン・レノンウイルコのメンバー等が務める。