大きな木

おおきな木

おおきな木

おおきな木

おおきな木

朝日新聞の今日の夕刊に『大きな木』(『The Giving Tree』)が紹介されていました。私はこの絵本を初めて読んだ時、《与える木って、一人息子を溺愛し、過保護に育て、結局スポイルしてしまう母親みたいだな》という身も蓋もない感想を持ちました。『情けは人の為ならず』の意味を取り違えるのと同じメンタリティーですよね・・・冷たい性格なのか・・。
《1本のリンゴの木と1人の少年の愛の物語》とは思えませんでしたが、色々な読み方ができることが絵本の魅力のひとつなのでしょう。リンゴの木を地球環境、少年を人類とも解釈できるかな?人は自然から一方的に与えられ、勝手放題をしている存在なのではないでしょうか。
村上春樹の新訳が出たそうなので、是非読み直してみたいと思います。