出雲空港−美保関行

昨日一日爺婆に子どもの世話をしてもらったので、今日はこちらが子ども連れで出かけることにした。
いつも通りリクエストに応えて出雲空港へ向かう。天気はよかったが、気温がなかなかあがらず寒い。午前中は飛行機の発着便が多くそれなりに楽しめる。ちょうど東京便がやってくるところに間に合う。風はやや弱い東風でUsing Runwayは25だったが、無線を聞いているとパイロットの判断で07に変更して着陸した。MD機。この特徴的な機体ももうすぐ退役かと思うと感慨深い。

出雲空港の公園は広いので、子どもを思いきり遊ばせることができる。時間が進むにつれて、だんだん家族連れが増えてきた。小さい子たちはすぐに友達になれるのがいい。
しばらくすると大阪からのSAAB340がやってきた。コウノトリペイント。出雲空港によくやってくる。こちらは追い風にもかかわらずR25から入ってきた。さすがプロペラ機。

続けて、隠岐から帰ってきたSAAB340。こちらはノーマル。

隠岐便が帰ってきたところを見計らって東京行きが出発。

こうして立て続けに飛行機を見ることができるのが10時ころの出雲空港
それではこれで家に帰ろうとすると、子どもが灯台を見たいという。もう松江に向けて出発しているところだったので、いまさら引き返すこともならず、飯でも食わせれば忘れるだろうと思い、松江にて昼食をとった。ところがしっかり覚えていて、騒ぎ立てるので、美保関まで行く。
途中境港に入港するフェリーを北岸から見る。後ろの大山がきれい。

美保関灯台は日御碕より派手ではないけれど、歴史のある灯台。初点は明治31年とあり、今も同じたたずまいでそこにある。


ぐるっと一周回って、ようやく納得したのか家に帰ることにした。境港まで帰ってくるとちょうどフェリーが隠岐に向けて出発するところだった。

子どもたちも飛行機を見て、灯台を見学して、船も見て、さぞや満足して寝てくれるかと思ったら、全然そんなことはなくて帰ってからも大騒ぎ。親はただひたすらに疲れた一日だった。まあでも、こうして子どもでもいないことには積極的に出かけようという気分もおきないので、子どもと一緒に小旅行をするのは楽しくもある。