2007-04-23
■[読書]S-Fマガジン2007年5月号
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/03/24
- メディア: 雑誌
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異色作家短編特集。さすがそつなく面白い。非英語圏作家ばかりの来月には特に期待。
- 合作:マイクル・ビショップ,+1
ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッドなアイデアに対して、二人に交互に語らせるという語りを持ってくるところがうまい。二人の性格の分け方が多少安直ではあるもののこれはよいですね。オチがうにゃんとなったが、この解釈であってるのか自信がない。自己愛?
- バラと手袋:ハーヴェイ・ジェイコブズ,+1
昔見向きもしないで捨ててしまったものを取り返すのに高くついてしまう人たち。軽妙な語り口とともに、皮肉っぽさがにじんでいてよいですね。
- 認識:J・G・バラード,±0
ブラッドベリ風の語りは苦手なのですよ。ちゃんと面白さが解釈できない。
- ウィリー・ワシントンの犯罪:チャールズ・ボーモント,+1
主はおっしゃりました、「身の程を知れ」。重い。ものすごく重い。異色作家短編だと思って読んだら恐るべきビーンボール(もしくは剛速球のストレート)がきてびびった。
- 魔京[6]:朝松健,+0
ゾンビな源氏一統対神になろうとした清盛の戦いとか。書きたい中心が別にあるようなので、一番盛り上がるところで終わってしまうのが切ない。弁慶とか登場だけさせるのはもったいなさすぎるような。いちいち出てくる現代的なシステムの比喩もなんとなく違和感。でも面白いといえば面白い。
- ハッピー・エンド 怨讐星域 第5話:梶尾真治,-1
あまりにも予定調和すぎて困る。他人行儀な彼氏に鬱展開を期待した俺は間違いなくNTR脳。
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