生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

建築家グンナール・アスプルンド展

松下電工汐留ミュージアムにて。寫眞や映像でしか窺へないが、それでも圖書館や裁判所の斬新でモダンなデザインは、分らないなりに唸らされるものがあつた。「森の墓地」の佇まひは唯事ではない。
埋葬と云ふ形式から、人は斯くも見事なものを作り出す。

讀了

ノヴァーリスを讀む。詩と哲學と自然科學とが入混じつたスタイル。後書きで譯者が、キルヒャーの「ロマン主義者たちは、ほかならぬ〈ロマンチックなもの〉を自分自身に寄せつけまいとした」と云ふ言葉を引いてゐて、成る程と思ふ。