2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
This site is written in Japanese only.Sorry for Dylan freaks don't understand japanese. 3月25日にボブ・ディランの日本公演に行ってきた。 熱心なファンではなく、ボブ・ディランのことをちゃんと聴くようになったのはどのくらいになるかな。『Time Ou…
大作家なんけどまだあんまり読んでいないので、日頃からもっと読まなきゃと考えている人。これはミステリ。 平凡な地方都市カーメル市で23年間週刊紙を発行してきたドック。売り上げに特に問題はなかったのだが、一度でいいから特ダネをモノにしてみたいとい…
19世紀末から20世紀前半にかけての怪奇小説アンソロジー。この手の本格怪奇小説アンソロジーはそれほど読んでいないが、雰囲気のある作品ばかりで非常に面白かった。短めの作品が多くて読み易いのも初心者に有難い。以下特に印象に残ったもの。「塔」マーガ…
「ベストSF2009」上位作家競作の号。いつも小説をちゃんとは読んでいないが、今回は結構興味ある作家ばかりなのでその四作を読んだ。どれもなかなか読みごたえがあった。「ジェイクを探して」チャイナ・ミエヴィル 友を失ったロンドンで主人公は。まだほとん…
先日クラシック番組でやっていた映画「他人の顔」のテーマ曲がすごくよかったので、原作を手にしてみた。安部公房の小説はシュール・幻想系のものが多いから、以前から興味はあったが、これはあんまり面白くなかった(笑)。 実験中の爆発で顔に大きな損傷を…
elekingさんに教わった映画アバターの元ネタ、ポール・アンダースン「わが名はジョー」収録のアンソロジー『スペースマン』を持っていたので読んでみた(結構元ネタに気づいていた人も多いみたいだな)。この『スペースマン』読んでいたつもりだったが、どう…
書き下ろし日本SFコレクションである。一昨年あたりからまた少し現在の日本SFを読み出したような人間にとって、こうしたアンソロジーは有難い。短篇好きだし。(以下特に面白かったものに○)「社員たち」北野勇作 敵の攻撃によって沈んでしまった会社を掘…
熱心に追っているとは決して言えないが、好きな映画監督黒沢清の「トウキョウソナタ」をCSで観た。やはり面白い。 とある東京の狭い一軒家の四人家族。サラリーマンの父親がリストラされてしまうが、家族にそのことが言えない。次の仕事は見つからず、父親は…