2011-11-13
映画『監督失格』2011/10/2@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
すっかり はてな ご無沙汰なんですが。他のところに書いたところからピックアップ。
『監督失格』
公開当初から何度も見ようと思って出かけながら、重い気がして回避していた映画。DVDでもいいんじゃないか、とか、レディスデーでいいんじゃないか、とか。今日も渋谷の駅に着いてから往生際悪く、他の映画のスケジュールを調べたりしながら、結局、『監督失格』が気になって気になって、やーっと六本木へと足を向けた。ああ、でも、やはり映画は映画館で見るものだと、つくづく思う。
切ない切ない映画。矢野顕子の書き下ろしの『しあわせなバカタレ』が、また美しく哀しく。幸せが分かち合えるものなのか、それとも個々に訪れる共犯者の感覚でしかないのか、そのどちらなのかはわからない。でも、その場と時間を共有できた喜びは人の中に生き続ける。
今日は、身体中、この映画の余韻でいっぱい。
映画『海洋天堂』@下高井戸シネマ
クリストファー・ドイルの美しい映像に引き込まれる。彼の映像好き。なんでこんなに美しいんだろうな。
内容はかなり教訓的なんだけど泣ける。私には自分の経験として語ることはできないけれど、障害を持ったお子さんの親御さん達は、共感であったり違和感であったり、色々と思う所があるんじゃないか。
中国という国について意識したことがなければ、物語は引っ掛かりなく進んでいく。この障碍を持つ大福(dafu)という息子を、国の施設では規定で受け入れることが出来ず、唯一受け入れてくれたのが民間の施設である、というところが今の中国を語っているように思える。加えて現在の中国での障碍者の生活保障について、もう少し描かれているともっとリアリティが出たんじゃないかな。
個人的には、中国では制度として困ったことに出会うことがとても多い一方で、この映画のように良くも悪くも人情に厚い人達も沢山いるんだよな、と思った。
ジェット・リーがノー・ギャラで出ている。
相変わらず下高井戸シネマのピックアップする映画はよい。

