第14回電撃コミックグランプリの少年マンガ部門受賞作を読んでみた。
電撃コミックグランプリ公式ＨＰ
http://asciimw.jp/award/comic/14_jyusyou.php
知名度はそれほど高くないかもしれませんが、電撃系作品は電撃コミックグランプリ（通称コミグラ）を開催しています。
今までここでの受賞作家が電撃大王でコミカライズやったりとか色々していますね。
第13回の奨励賞取った原つもいさんが「人生偏差値48の高校生が神様になりました。」連載したり。（残念ながら今月打ち切りになりましたが…）
第12回の優秀賞の梅ちゃづけさんが「ゴールデンタイム 2」を連載していますね。
ちなみに調べてみたら第6回シルフ部門の準グランプリに水谷フーカさんが居てビックリしました。
そんなコミックグランプリの受賞作はあまり知られてませんけど毎回公式サイトで読めるようになってます。PDFでですけど。
全部DLして読んでみたんで少年マンガ部門の所感なんぞを。
グランプリ「THREAD」青インク
面白かったです。でもすごくウルトラジャンプっぽく感じました。特に設定的に。今の電撃大王で載ったら間違いなく浮くだろうなぁ、と思います。
電撃大王ジェネシスが健在だったら丁度良いかもだけど… ウルトラジャンプに行くのが作者的にも読者的にも幸せなんじゃないかな…
準グランプリ「DAKINI」sigama
和風ダークファンタジー風味。捻ってるのは面白いけど、何というかすごくサンデーGXやゲッサンっぽい気がします… 絵柄的にも内容的にも。
ヤンデレ入ってるヒロインの自業自得な顛末とかは面白かったです。ただ「少年誌か？」と問われれば疑問符がつくのも確か。
優秀賞「これが僕の正義だ」水口十
絵柄が良かった。ただどのキャラにも感情移入出来なかった。
何というか色々と勿体ないなー…、と感じました。
奨励賞「十字路☆コントラクト！」相生青唯
悪魔との取引モノ。雰囲気的にはアウター・ゾーン…、というより死神くんに近いかな。
割りと青臭い感じがするけど、それが逆に新鮮で爽やかでした。
結構面白かったです。
