守谷ハーフで人生初ハーフマラソン

1月はほとんど自転車通勤していません。
自転車に乗らずなにをやっていたか.....
実は最寄り駅までの3kmほどの道のりをのたのたランニングしていました。


理由は2月1日に開催された守谷ハーフに出場するためです。
子供4人も抱えて自転車だけでは飽き足らずランにまで手、もとい足を出すとは我ながら呆れます。
全てはGOサインを出してくれた奥様のおかげ。ありがたや。


それにしても困ったのが呼吸困難。
毎年11月頃から謎の花粉(?)のため、少し運動強度を上げるとゼーゼーヒューヒューになります。
自転車の場合はSWANSのスポーツマスクを付けて走れば解決するのですが、上下運動のあるランの場合即外れてしまう構造で、マスクなしで走るしかありませんでした。
ラン用のマスクあるのかな?

そんなわけで練習といっても大して強度も上げられずに大会当日。
ヤバい、とは思っていましたがある意味この状態で走れば、極上の「しんどさ」を味わえるに違いない!とプラス思考で臨みました。
決してマゾではないですよ。マゾでは。

    1. +


スタートして10kmほどはキロ6分を保ちつつラン。
心配していた膝も呼吸も今の所大丈夫。ただこのくらいの運動強度だと寒くて寒くてしょうがありませんでした。
しかし心肺は大丈夫でもまったく出来上がっていない足が悲鳴を上げ続けているので、ひたすら我慢。

トンネルを過ぎて折り返していくトップランナーを横目にペースキープ。
おそらくOTR勢ともこの辺ですれ違っているでしょう。
コースもろくに把握していなかったのでここから折り返しまでがほんと遠かった!
途中の声援が本当に励みになりました。

折り返しを過ぎ15kmあたりからがくっとペースダウン。
抜かれまくりです。
ここから先は全俺未踏の領域。さっきから左足の裏が異常に痛いのですが、とにかく歩かないように、とそれだけを考えながら走り続けました。

この辺でOTRつくば店から参戦とのハラダさんという女性の方に話しかけられました。
OTRジャージを着ていて良かった。
着いていこうと思いましたが、思うだけで即離されて行きました。ああ。

そうそう、途中のエイドでもらったバナナがものすごくおいしかったのです。
あの甘さとのどごしは一生忘れないでしょう。
ハーフマラソン中という私にとっては極限の状態だったからなのだろうなぁ。
もう一度あの味を味わおうと思ったらフルマラソンしかないのかも。出ないですけれども。


本当の地獄は、アサヒビールの交差点を曲がってから始まりました。
第二折り返しまでが詐欺なんじゃないかと思うほど遠くていつまで経っても着きません。
1kmってこんなに遠かった?
絶対だれか折り返しのポールずらしてんだろ、


とか思いながら我慢の走り。
折り返して最後の給水所でスポドリをゲット。
普段ならお腹が痛くなるので走っている最中は飲まないのですが、この時ばかりは我慢できませんでした。
とにかく足が痛い。しんどい。でもここで歩いたら子供たちに良くない影響を与えてしまう!と無駄な意地を発揮し走り続けました。


ここからはわりとすぐFINISHの文字が見え、近くに家族が居るんじゃないかとキョロキョロしながらゴール。
結果的には家族は既に帰っており、孤独なゴールでした。

たぶん人の流れに着いていけば賞状やら焼きそばやらが貰えたようなのですが、とにかく足が動かずこのままでは家に帰りつけないと思い、即駐車場へ。
ロボットのようにかくかく歩きしていたのが私です。
見回してみたけど、あそこまでダメージを受けていたのは私だけっぽかったな〜。
みんな普段から走っているんだろうなぁ。にわかですみません。


おそらく最初で最後のハーフマラソン
あまりにダメージが深刻すぎて(2日経った今でもロボット歩き)2度目はちょっと考えられません。
このダメージを無くすためには定期的なトレーニングが不可欠ですが、定期的になんてはしれましぇん。

でもとにかく我が人生的に良い経験ができました。




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