雨のカミフル小路めぐり

furumachi2011-11-06

雨の上古町もこうして撮ってみると、なかなか絵になる。ところどころスキマのように通りから伸びる狭い小路の存在感がいいんだな。地面には水たまり、草木には雨粒が見えて、街の真ん中の坪庭みたいで。

今日行われた「みずつち学校」。東北芸術工科大学講師の宮本武典さんとヒッコリースリートラベラーズの迫一成さんのトークセッションが行われたのだけど、山形市新潟市、それぞれの中心市街地で活動する両氏の話の前に地元新潟の街なかを再確認しておこうと、上古町の街歩きが行われた。

新潟シティガイドの案内で、上古町の小路をくねくね。お風呂屋さんの煙突が見えたり、そこで暮らす家の玄関先を通ったり、小路を歩くと街の素顔が見えるような気がする。

その後のトークで、宮本さんも上古町は面白い街と絶賛していた。街に活気があるし通りを歩く人も多いと話していたけど、宮本さんが面白いと感じた理由のひとつには、街のスキマの小路の存在があるんじゃないかなぁ。何しろ「スキマの国のポルタ」の荒井良二さんとコラボして、いろいろ活動されているくらいだから。…関係ないか。

宮本さんと迫さんのトークについては、明日以降に。以前からその活動が気になっていた「山形R不動産」の仕掛人の一人である宮本さんと、上古町の日常をこんなに楽しくしている張本人の迫さんのトークはいろいろ刺激的で、何から書けばいいやら。