●『アンナチュラル』の二話をU-NEXTで観たけど、ネタの仕込みが細かくて丁寧につくられていると感心はするものの、こちらの方にはそれほどは興味は持てない感じだった。
中堂役の井浦新は、是枝裕和『DISTANCE』や青山真治『シェイディー・グローヴ』など、2000年前後に日本映画でよくみた印象があるけど(その頃の芸名はARATAだった)、前は線の細い感じ(そして、前髪で顔が隠れている感じ)だったけど、今はこんな感じなのか。最初は誰か分からなくて、「井浦新」と字幕が出て、あ、あのARATAなのか、と。
(『シェイディー・グローヴ』は今はU-NEXTで観られる。当時、これを観て、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスのアルバムを買った。)
●『獣になれない私たち』の菊地凛子の役名は「呉羽」で、夫(飯尾和樹)からは「くれちん」と呼ばれている。「くれは」や「くれちん」という呼び名から連想されるのは『ユリ熊嵐』の主人公で(こちらは「紅羽」と書くが)、「獣」つながりで、なんとなく関係があるようにも思われる。