絵本ノートから 109 せいめいのれきし


   せいめい
    の
   れきし


      バージニア・リー・バートン




 ・・・考えれれないほど大昔、太陽がうまれました。


    そしてこの太陽は、何億何兆という星の集まりである、


    銀河系と呼ばれる星雲のなかの、ひとつの星です。


  



 今年はもう えんじ色の縄編み模様のミニマフラーが


 編みあがりました。マフラーの季節が楽しみです。


 長いマフラーを編みながら 人類の歴史を


 デザインという視点でみたなら どんなふうになるんだろうか?


 とおもいました。ありました。この絵本が そうかと思います。


 太陽がうまれ 火の玉の地球がうまれ 雲や雨にさらされ


 海ができ 生物がうまれ・・・


 ・・・ほかの、さまざまな生物が、ながいながいあいだ、この


 地球じょうにすんでいたのにくらべると、にんげんは


 ごくすこしまえにあらわれてきたにすぎない、と


 いえるでしょう。




 生命という歴史


 時々はこんな悠久の時に浸ると 勇気をもらえます。


 すばらしい一冊。