情報の海の漂流者

web上をさまよいつつ気になったことをつぶやいています。

私立高校で学費が払えなくなると、デメリットが有りすぎるのが問題だと思う。

http://d.hatena.ne.jp/fut573/20090506/1241596726 の続き。

前回のエントリーでは色々な環境や選択基準があるという事を伝えるために、いろいろな例をあげた。*1

それを踏まえた上で、今回のニュースや、その背景にある現象について、どう考えているのか書いて見る。
(資料が一つamazon待ちなので、途中まで)

----ここから----

  • 私立高校から公立高校へと転校する場合、条件が随分悪くなる
  • 私立高校の学費は出せなくなったけど、公立高校の学費は何とか出せるという層が、自分の能力相当な高校を選べない。

これはなんかオカシイ気がする


----ここまで----

よし三行でまとまった。以下根拠とか

東京都区部、都立高校転学・編入学枠と偏差値

東京都教育委員会が出している平成21年度の都立高校全日制普通科の転学・編入学枠の詳細が書かれたpdfファイルがある。
この資料から各高校の募集人数を確認し、東京都高校偏差値情報2009から各高校の偏差値を調べ、グラフ化してみた*2


東京の、しかも23区でさえこの状況。
中堅校や進学校の枠は殆ど無い。

今後学費を払って通学する事を考えたら、随分迷う人が多いと思われる。
無理して私立に通い続けたくなる人が出てくるのも理解できるきがする。

    • 後で続きを書く。

*1:ディベートでは、自分の考えとは関係なく、ある一つの立場から物事を考える。前回のエントリーで列挙した事と僕の考え方は少しだけずれがある

*2:全国でも有数の恵まれた環境でもこれだよ!という事を示したかったので、東京都区部の高校のみをピックアップした。