なんだよ、これ

<番外編>
http://www.shiki.gr.jp/closeup/interview/071112/02.html
自作自演ぽいインタビューだなぁ。保坂・石丸のAOLコンビが出ないということは…
あんまり見る価(略 とりあえず、台詞が聞き取れるレベルに達してから外国人キャストを出すようにしようよ。

新潮の報道について
http://www.shiki.gr.jp/closeup/shincho/
大したこと書いてなかったのにな。

ウェストサイド物語

10月13日 マチネ

珍しく?私の希望通りのトニー・マリア・アニタ・ベルナルドでした。

トニー:阿久津陽一郎 マリア:木村花代 ベルナルド:加藤敬二
アニタ:樋口麻美 リフ:松島勇気

ソプラノ・ソロ:久保田彩佳(somewhere)

有名な話ですね。

昨年、たまたま私の携帯の着信音が「tonight」で、某所で飲んでた時に
鳴ったらみんな歌いだしたのが懐かしいです。

「tonight」「America」「something coming」「somewhere」等名曲ばかりですが!
いかんせん私はこの話が嫌いです。マリアが嫌いですwこんちくしょー!
兄を殺した男とその日に…!とか、アニタはアンタのせいで!って。
そして、1幕と終わりの幕切れ、ありえないだろー!と。
でも音楽が好きだから行くんです…。


トニーの阿久津さんは思ったより年齢を感じなかったです。
南〜で見たときとアイーダのCDはかーなーり歌がきついと思ったけど、
歌い方が変わっていて、良かったです。
ただ「チノー」とか叫び系はなんかおかしいw

花ちゃんマリアはかわいいですね。

加藤さんのベルナルド…少年はもうきついと思います。。。
でも彼でしか見たくない。彼のダンスはほんと見たほうがいいです。

樋口アニタはハマり役!彼女、正直今まで苦手だったのですが(ごめんなさい)
これで全然見方が変わりました。彼女のエルフィー見たいかも。
台詞が開口でカクカクなのが気になった…代表来てたのかな…。


厂原ベイビー・ジョーンがお子様でかわいかったです。
中学生かなんかの役だったよね…?鈴木ロザリアもかわいいvv

somewhereのソロがすごくキレイだったー。

うん…でも一回でいいかな。少年・少女の話を30代や20代後半で見たかないし。
台詞カクカクだし。。。
でも、ほんとに浅利がSpring awakeningを買って来たらコレと似たキャストだろうなぁと
思ったら(略


昨年の来日公演はトラウマになるくらい最悪だった。。。あれは日本をなめとるね。

ロマンス

9月29日 マチネ 世田谷パブリックシアター 前前楽

こまつ座

井上ひさし

大竹しのぶ 松たか子 段田安則 生瀬勝久 
井上芳雄 木場勝己
http://www.komatsuza.co.jp/kouen_new/index.html

かねてから見たかった井上作品。
前回のやつが脚本の完成が遅れ→初日延期だったので怖くて怖くて
千秋楽の前日で観劇。
演出はMAの恐怖が残るあの人。。。トラウマ…RENTの演出来ないよね?
見た感じ、あの人は新国立やコクーン、このパブリックくらいの
ハコの演出ならいいと思う。。。

話。
話は、中学時代のチェーホフ井上芳雄)から、亡くなるまでの話。
チェーホフ役は芳雄→生瀬→段田さん→木場さんと変わります。
妹のマリアはずっと松が。マリアあんまり年を取らないのが気になりましたww

チェーホフについて↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%95

このメンバーならストプレ…芳雄なんでいるんだろという感じでしたが
やや音楽劇入ってます。最後の「ヴォードヴィル」はかなりぐっときました。

家族に借金のかたにひとり置いていかれ、そんな状況でも医学部に入り、
優秀な成績で卒業したチェーホフ
そんな彼は、作家の一面もあった。

1幕はコミカルにすすみます。こまつ座ページに書いてあったあらすじは
2幕になってからww

チェーホフのまじめさが、笑いを求めるところが、なんかすごく
恐れ多くも近く感じてしまって。
ロシアの文豪の話で、ちょっととっつきにくい(私、ロシア好きなのに
文学は読んでないしww)のだけど、わかりやすい。

あとは出ている役者陣が素晴らしすぎる…
みんな芸達者。昨年は寒すぎた芳雄のギャグも面白かった…ww

特筆したいのが木場さん。
少年期のチェーホフの父、医学部の学長?はコミカルに面白く。
晩年のチェーホフの存在感。この人…すごい…。
場を「さらっと」かっさらっていってしまうのです。
妻の大竹しのぶと笑い転げるシーンはその絆の深さに泣けた。
なんか、ああいう男女って傍から見ていると合わない気がするんだけど
実際は強い絆があることがほとんどだよね…
その点、マリアは気の毒だった。


8月に一回行っておけばよかったなぁと。映像に残らないかなぁ。


まだまだ見てみたいと思う初・井上作品でした。

10月のすばるに戯曲が載るみたいです。

エビータ(2)

futaba162007-09-23

さて先日のアレ後初の四季です。
ご存じない方の為にアレについて↓
http://www.shiki.gr.jp/navi/news/001490.html

誰がやっても同じクオリティなら文句は言いませんが
「訛りの抜けない外国人俳優にやらせ、台詞が聞き取れない」
「演技歌外見全てダメ」の人が平気で舞台に上がっている以上、
キャストを選んでチケットを買って何が悪いのか。
チケ代1万と交通費と、都内まで往復3時間かけて行く価値ない。
つか何その商売のやり方、とブチ切れました。

買ってる金額が少ないから辞めてって手紙来るかなー。

***

↑の状態なので、劇場に行かないとキャストがわかりません。
ホラーです。全国ツアー用キャストじゃありませんように!って。

全国ツアー初日 グリーンホール相模大野
9月23日

エビータ:井上智恵 チェ:佐野正幸
ペロン:渋谷智也 マガルディ:内田圭 ミストレス:久居史子

http://www.shiki.gr.jp/applause/evita/index.html

去年見たときとエビータ以外キャストが違います。
佐野チェデビュー初日。意外すぎる。。。佐野さん全国まわるの…?
佐野ペロン見たかったよ〜。

2階席後方が閉鎖になり、異国の時と同じで手持ちがC席だったので良席に
振り替えてくれました。読みが当たった。

井上さんはすんげええええ厚塗り。
それでも目の下にくまがすごいのがはっきりわかる。。。
ミストレスとの化粧の厚さの差がww大丈夫ですか…
昨年見たときと比べ、声楽の歌い方から地声中心の砕けた?歌い方に。
この方あってのエビータだと思う。
ブエノスアイレス」は今の歌い方のほうが好き☆

チェはかみ、歌が飛んだり。まあ初日だからね…
チェは物語に直接絡んでこず、狂言回しの役割なのだけど
なんか物語との距離が近すぎる。前回の芝チェだと、突き放して
見た感じで距離も遠いんだけど、佐野チェは「ん?エヴァのこと
好きなのかな?」と。
役が彼に合っていないのかもー。怪人とラウルは好きなので。


ペロンも役が合ってない気が…しかも前回見たのが下さまだったから余計にww

ミストレス!歌えるミストレスだったので感動しましたw
前回のは素人以下だったからね。。。はぁ?聞いてるこっちが
「どうしたらいいのですかー」やん!って。
歌詞が泣けるよね…この曲、覚えやすいけど難しい…。
ミストレスは1曲のみで、あとはサンボに入るので、そうなると
「サンタ・エビータ」がすごくキレイに聞こえる。

文句多いですが、この作品は音楽が好きです。
エヴァとペロンの「チャリティー・コンサート」はムード歌謡だし
ミストレスの「スーツケースを抱いて」もそれっぽい。
タイトル未だにわかんないマカルディの「今宵は星空〜」最高。

前回は2幕でほとんど寝てしまい、起きたらエヴァがもう死に掛けてて
「は、話についていけない!」と思ったら終演だったので
今回は「次は(自分が見ることが)ないだろうからちゃんと
見ておこう」とコーヒーがぶ飲みしてどうにか全部見られましたw

前も書いたけど、エヴァはやっぱりかっこよすぎて近くにいたら
ほれてしまいそうですww
日本にもおんなじ様な人が政治家にいたらなって、無理か。

RENT(1・2)

futaba162007-09-01

今までの来日公演も行っていない私は、全く初の舞台RENT。
ロジャーとマークは映画と同じキャスト=オリジナルキャスト。
7月から10月まで限定で戻ってきていますv

8月29日 マチネ & 9月1日 ソワレ

Nederlander theatre

Roger:Adam Pascal Mark:Anthony Rapp
Collins:Troy Home(29日)Philip Dorian McAdoo(1日 u/s)
Benjamin CoffinⅢ:D'Monroe Joanne:Merle Dandridge
Mimi:Tamyra Gray(29日)Antonique Smith(1日 standby)
Angel:Justin Johnston Maureen:Nicolette Hart

29日

33St.のホテルの部屋に着いたのが13:45とかw
14時のマチネにいけるか、行くだけ行ってみようと41St.まで3人でダッシュ!
ホテルから一番近かったのがこのネダーランダー。神に感謝。

開演時間に滑り込みで劇場到着。当日キャンセルなのか?
7列だか8列のセンターという超良席。3人並んで座れたv

なーんか、不思議な感じ。
まだNY着いたって実感もなくて。とにかくほんときてみただけって
感じで…。5分ほど開演がおしていて本当に助かった。

マーク&ロジャー登場。
「映画と同じ人や…」なんだそのシロウト感想wと自分に突っ込みながら。
ナマで見ているという感動を通り越して、ただただびっくり。
話についていけてない。

そして飛行機ではしゃいで眠れなかったので眠りに落ちる…ありえない…
日本時間だと26時とかなんだよ…。


Light my Candleで「Like my father」と腰を振るミミに
腰を振って「I'm Roger」と応えるアダムがキュート。

ミミのソロ、Out tonight。
ビニールみたいな水色のパンツがセクスィーです。
マイクが入ってません。でも地声もバリバリ聞こえます。
アメリカンアイドル(って何だ?)のTamyraスゲー。
パフォーマンスの途中でスタッフがラウル(もしくは今フェルセン)よろしく
ひざまづきポーズでマイクを彼女に。すげーかっけー(Tamyraが)。

ミミは上記に書いたとおり、二人見れました。
こちらのミミは短髪で元気が良くて自分に自信がある感じ。
挑発的です。

Out〜から続く、Another Day。
途中からバンド脇のドラム缶の上からマイクを取って歌うアダム。
会場が一気にヒートアップ。

初めて見た舞台版RENTがこのメンバーなのは私史上かーなーり
素敵なのではと。今までとっておいて良かったvv

舞台は思ってた感じと違って、Angelの死がわかりにくい、
同じ舞台の上で違う場所(うまく言えない)がいくつもあったりで
物語が頭に入っていない状態で見てしまうと「なにがなんだか
わからない」となりそうだなーと。

その分映画は本当によくできているなと思いました。
カットされてしまった部分は残念だけど、話としてわかりやすい。

***
1日

実質NY滞在ラストデー。

これまで5本観劇、5本就寝…
ラストだけは眠らないと心に誓い、両サイドのふたりに
「寝たらエルボー」を頼み、眠くなったら自分の頬をつねって観劇。

この日のミミはちょっと歌が弱い感じでしたが、こちらのミミは
恋する乙女v切なくてとてもかわいらしいです。がんばれーってww

肌が透き通るほど白くてきれいな髪のモーリーン。
できる女臭ぷんぷんのジョアンヌ。
男のときは男前なのに、女になるとかわいらしいエンジェル。
落ち着いているように見えて、やっぱり切ないコリンズ。
You'll seeではじけるベニー。

そして出てくるだけで騒ぎになるロジャー&マーク。

会場の熱気と嬌声がとにかく尋常ではなかった!!

いろいろ見ていると、この時期にNYまで行った方もたくさん…
私の知っている範囲で…自分抜いても知人で6人いますww

そして各地で開かれるRENTイベント。
ここまで人を惹きつけるこの作品のすごさを何度も何度も感じてきました。

人に愛されるミュージカルってようけあんのに、どうしてRENTは
みんなこんなに熱くなるんだろうね?

今この作品がこの登場人物と同じくらいの年齢である自分が見られたことに感謝します。

たくさんの友達に会わせてくれて、ありがとう!!

Thank you,Jonathan Larson!!

Spring awakening

futaba162007-08-31

8月31日 Eugene O'neill Theatre

今年のトニー賞、作品賞です。
チケットは前もって購入。

衝  撃  作  で  し  た


http://www.springawakening.com/


Wendla:Lea Michell Melchior:Jonathan Groff
Moritz:John Gallagher,jr Ilse:Lauren Pritchard
Anna:Jennifer Damiano Thea:Alexandra Socha
Hanschen:Jonathan B. Wright Ernst:Blake Daniel

AnnaとTheaがアンダー。
ほとんどオリキャスです。

ステージが変わっています。
ステージサイド席が舞台左右に。空席目立ちます。

オケピというか、バンドに似た様な音楽スタッフが舞台後方。
真ん中が舞台になります(写真中央)。

開演。SS席の空席はキャストが座る席でした!

あらすじは…興味のある方は探してみてください。
かーなーり好みが割れる感じです。
正直「他の作品にすればよかったかも!?」って何度も思ったもん。

観劇前にCD聞いたけど、私の英語力では
「きつい言葉をたくさん言ってるんだろうけど、意味まではわかんない??」でした。

1891年、ドイツが舞台。主役は少女・少年たちです。

例によって寝不足…
「明らかに寝ていたら、横からエルボー入れてください」と
両脇の友人2人に頼んだけどエルボー…遠慮せずに入れてくれてよかったのにww

寝ていて、起きると、衝撃の展開が!!
(書けません)
思わず目をひん剥いてしまいます。1幕ラスト!エエエエエエって。
(書けません 知りたい方は私以外の見た人に聞こう!)
ひいいいいいいいいいいい。

幕間…気まずさのあまり、挙動不審に。
かえって怪しいよ、私!
アイーダの「迷いつつ」で動揺する私にはハードルが高かったよ!!
いやあれは胸毛がなければ大丈夫なんですが。

2幕。
1幕の衝撃シーンからです。いや、やり直さなくていいって…。
キャー、もうやめようよ…。
lea micheleすごすぎです。あの魅力と歌唱力、あの体の張りっぷり。
「ご両親が泣くよ!?」ってババ視線に。

自分をもてあましてしまった少女・少年らは迷います。
そして悲劇が…

でもでも、曲と終わり方は「ずもーん」って暗くなる感じではなくて。
衝撃っぷりに居心地の悪さと恥ずかしさはかなり残りましたがw

帰国してからこの作品の音楽のよさに目覚め始めました!

CD買うときは「ちょ…ジャケットもうやばい」でしたが。

SS席に常時ではないけど控えているキャスト。演奏。
そして胸元から「サッ」とマイクを出して歌うキャスト。
これが「少年少女の主張」って感じで◎です。
スタンドマイクもうまーく使ってるなーと。

A NEW MUSICALと書いてあるだけあって(昨年初演)、
他作品とは一線を画して斬新です。

衝撃過ぎて、日本で同演出の上演は無理でしょう。

音楽を聴いてハマったらオススメです。