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読書三到・アナキズム

2007-10-02

futei2007-10-02

[] 『はなかみ通信』其の二十一通。画像は前号です。9月27日発行。

昨日届く。琵琶湖畔の和邇に住む高橋幸子さんが発行してい季刊のミニコミ『はなかみ通信』

(A5判80頁)に鶴見俊輔さんが詩や「私小説」という短文を毎号執筆している。

 今号「其の二十一通」(07年9月27日発行)は昨日届いたばかり。(2007年10月1日)。

 高橋さんは福音館の「こどもの友」のはさみこみ付録の編集を任されていた時期があり

「蚯蚓の校腸」という名前で文を書き編集していた。

 

 鶴見さんの今号の「私小説」は四回目、タイトルは「同級生」。

 冒頭を引用すると

<「──君」と呼ばれることが、近頃ないのに気がついた。

「君」と呼ぶのは、年長の友人である。年長の友人は、

おおかた、というより全員なくなった。

 同級生も「──君」と呼ぶが、私は小学校に六年間

いただけなので、小学校の男性の同級生は少ない

上に、これも、なくなった者が多い。

 今の一年間に、「──君」と呼ばれる機会はない。

だが、ふと気がつくと、同級生に似た感覚をおたがい

にもっている人は、生きている、生きていないのに区別を

こえて、いる。それは戦争の時代を、そのとき一緒にいな

かったとしても、戦争はいやだと思って生きてきた仲間だ。

 安田武、田村義也、二人とも、なくなっているが、私の

中にのこっている二人は、同級生である。……>

後半は小学校同級生、中井英一との交友の断片。

特集は「私はなぜ生まれてきたか、生きているか」

  他に関谷滋、伊藤益臣による小田実の追想。二人とも

ベ平連」初期からの参加者。

 

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