半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3203 読破56冊目「栄光の岩壁(上)」

●「栄光の岩壁(上)」(新田次郎 新潮文庫★★★★
大好きな山岳ものです。
先日読破した「孤高の人」でとても気に入りましたので,この本を購入しました。
若い頃,冬の八ヶ岳で凍傷にかかり両足先の部分を亡くした男,竹井岳彦の物語です。
そういったハンデに負けずに,強靱な肉体と精神力で日本の有名な岸壁を登攀していきます。
下巻では,アイガー北壁に挑む流れになりそうです。
新田さんの登山描写は緊迫感が伝わり,登山経験のない私でも実際に登っているような感覚になります。
実在した人物ですが,プロスキーヤー三浦雄一郎さんも登場します。
下巻が楽しみです。
夏に読むのには,ぴったしの本です。
この夏休みには,15冊の本を読破できそうです。

栄光の岩壁〈上〉 (新潮文庫)

栄光の岩壁〈上〉 (新潮文庫)