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布団篭城 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2013-01-11

[]2012年映画をふりかえる 17:34 2012年の映画をふりかえるを含むブックマーク

あけましておめでとうございます

今年はぼやぼやしていたら空中キャンプさんの「ふりかえる」に投票できなかったので、普通にベストテンを考えてみました。

1 桐島、部活やめるってよ

 前評判がすごかったので半信半疑で見に行って、屋上のシーンまでは良かったんですよ、「普通に面白いね」位の感想で。その後!最後の浩樹のシークエンスで叩きのめされましたね。面白いところは本当にいっぱいある映画なんですが、私にとっては「浩樹の映画」なんです。

2 007 スカイフォール

 美しい!風景が美しく、衣装が美しく、登場人物も画面設計も美しく、しかも話も美しい!そして深刻にもなりすぎず適当に笑える。ダニエル・クレイグのファニーな笑顔が見れないことだけが欠点の何度でも見たい映画主題歌もいい。

3 私が、生きる肌

 強烈過ぎた。中盤までで一本映画にできるよなと思ったけど、そこからまた怒涛の展開。お祭りでトラの着ぐるみを着た男性の登場シーンがあまりに面白すぎたんだけど、笑っていいのか何なんだかわからない。でも、すっごい印象に残ってる映画なんだよな。ちょうどスペイン旅行に行ったってのもあるんだけど、スペインは何もかも過剰すぎる。

4 別離

 2012年前半は名演小劇場に通い詰めでした。しかも見る映画ほぼ当たりという素晴らしいアベレージでその中で特に面白かった一本。ただ異国の裁判の文化宗教的な縛りや考え方についての知識がなかったので、登場人物の性格なのか文化的なバックボーンあっての行動なのかが完全には理解できなかったのが残念でした。いやでも本当に見てよかった。

5 灼熱の魂

 コレも名演。そしてコレも強烈。中盤過ぎから鈍器で頭をフルスイングで殴られるような衝撃が何度も。レディオヘッドがかかるシーンがすごい良かった。

6 アベンジャーズ

 これは何にも考えずに楽しめた。登場人物多いくせに話はわかりやすいし、アクションも見やすかった。あとこの日「桐島」とはしごして両方面白かった!!て言う印象がついてるので、それで評価に下駄履かせてあるのかもしれない。ちなみにエンドロール後のアレは見逃しました。

7 アルゴ

 冒頭の粗い画質のデモシーンで引き込まれあとはグイグイって感じでした。しかし確かに最後の離陸シーンはサービスが過ぎてちょっと笑っちゃった。いやでも、ベン・アフレック素晴らしいわよ。

8 裏切りのサーカス

 これ前半ちょっと寝ちゃったんだよね。だって難しすぎるんだもの!それでもベストテンに入れてしまったのはラストシーンの素晴らしさと色気あふれる男たちのせいですね。

9 SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

 マイティーー!!入江悠の作風なのかもしれないけど、必ずクライマックスで一転突破する。そこがすごいな。今回のクライマックスはマイティの血みどろの顔が本当にすごかった。そんで映画全般で真正からマイティの顔を写すショットがほとんどないのがちょっと面白かったな。顔の映らない主人公ていうのが。

10 Documentary of AKB Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る

すでに何度か見ていますが、必ず冒頭の被災地支援の子供の笑顔映像で泣く…。しかしもうこれはお祭り映画だね。毎年残酷ショーの少女の生贄を肴にして泣いたり熱く語ったりするという。

 

 今年は全部で64本、後半全然見れなかったわー。

 他にも『ホビット 思いがけない冒険』『アウトレイジ ビヨンド』『人生はビギナーズ』『のぼうの城』『ぼくたちのムッシュ・ラザール』『少年は残酷な弓を射る』『ファミリー・ツリー』『少年自転車』『ドラゴン・タトゥーの女』などが面白かったです。今年はそんなに地雷踏みに行ってないのでワーストはないかな?『ヘルタースケルター』くらいか、でもあれ沢尻は絶対に悪くないと思うんだよ。むしろ被害者

  fkfkftnさんのKINENOTE

 KINENOTEで感想書いてたんだけど、管理しづらいので2013年からはtwitterに戻そうかな。今年はどれだけ見れるかわかりませんが、とりあえず面白い映画や打ちのめされる映画、見たこともない発見がある映画をいっぱいみたいですね。

2011-12-30

[]2011年映画をふりかえる 20:56 2011年の映画をふりかえるを含むブックマーク

毎年恒例空中キャンプさんの「2011年映画をふりかえる」に参加しました。

2011年劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください

ミッション:8ミニッツ

ソーシャル・ネットワーク

スーパー!

2で選んだ映画のなかで、印象に残っている場面をひとつ教えてください

「ミッション:8ミニッツ」で主人公が最後にもう一度8分間に戻りたいと頼むシーン。予告で見ているはずのシーンなのに、主人公の切実さがすごく胸に来て、あそこから最後の8分間が終わるまで泣きっぱなしでした。オチについては色々思うところがありますが、主人公があの選択をしたことだけでとてもいとおしい映画になってしまいました。

今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか

ジェシー・アイゼンバーグ。「ソーシャル・ネットワーク」で感情がないといわれるザッカーバーグの、本当に微妙な心の揺れ動きが表現されててすごいなーと思いました。彼がやったからこそマーク感情移入できたと思う。あと役者さんじゃないけど「Peace」の橋本さん。シャツ上半身だけ着る橋本さん。

ひとことコメント

今まで映画現実の生活は離して見ているつもりでしたが、震災後はどうしても現在自分達に照らし合わせてしまい、救われたり少々傷ついたりすることが多かったです。物語は変わらなくても、受け手自分達の状況によって映画の印象って変わるんだなあと実感した1年でした。

あと「スーパー!」のラストなんか特にそうなんだけど、ステキサムシングがある映画をすごく好きになってしました。多少の不満があってもそんな1シーンがあるとその映画のことがとても大事になるなあ。

そしてステキサムシングといえば「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」映画としてはどうでもいいものだと思うのでベスト3に入れませんでしたが、今年4回見た!これをきっかけにAKBにどっぱまった!そして総選挙に投票するまでのダメな大人になりました。楽しかった。うん、楽しい出会いでしたね。

補足で色々。

今年見た映画は61本。

見た映画一言レビューこちら一言だけより抜いてあるので、本当はもっとダラダラtwitterで書いています。

上位10本としては上にあげた3本以下「ゴーストライター」「Peace」「マイバックページ」「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」「ブルーバレンタイン」「コンテイジョン」「マネーボール」です。「ゴーストライター」は今年見た中で終わり方が一番しびれた!!最後タイトル出てきたところで身震いしました。

61本って自分でも結構見たなとは思うんですが、それでも見逃した映画(「ラブアゲイン」「ステイフレンズ」「モンスター上司」などコメディスルーしがち)は多いので残念です。

そして今年のワーストはぶっちぎりで「監督失格」だったんですが、この映画自分映画見方を変えるほどのダメージを残しました。

ブルーバレンタイン」はつらい映画ながらもカタルシスがあったのでまだ良かったんですが*1、「監督失格」は「愛する女が死んでつらい」っていう感情をぶつけるだけの映画で、だから見た私達はどうしたらいいんだと途方にくれてしまいました。無関係の観客にそれだけ感情を揺さぶらせるという意味では意義のあった映画なのかもしれないけど、なんかどうしてもイヤだったんです。自分で金払って見たくせに通り魔に会ったような気持ちになった。

そこから、トータルで感情のバランスが取れてなさそうな映画*2は見る前に敬遠してしまった。昔ならそれでも最後カタルシスのために見に行ったと思うんですが、そこにいたるまでに感情が損じられることが怖くなった。これどうしても震災の影響があったような気がするんですよ。現実で十二分に心が痛めつけられてるんだからフィクションでまでムダに磨り減りたくないという自衛。今年は心に余裕なかったんだな、と実感しました*3

来年フィクションフィクションで耽溺できるような、もう少し心穏やかな生活が私だけじゃなくみんなが出来るといいなと思います。

*1:その後見た人の間で話が尽きなかった分も含めてベストに入れました

*2最後カタルシスとそこまでの振りのネガティブな展開の量が不均衡=例:恋の罪

*3:そして昔私が木尾士目の「五年生」とかキャッキャ言って読んでたときに、リア友が「なんでマンガ読んでまで嫌な思いしないといけないの」といってた意味が今ようやくわかりました