エスカレーターから見る広島市街地中心部

年末年始は実家に帰省しておりました!その間に、同期会もあって街中にも出ており、まただいぶ時間に余裕があったのでのんびりと市内、紙屋町を中心にぶらりぶらりと撮り歩いておりました。その中から、そういえばエスカレーターとか特徴的なところがチラホラあるよなぁ、と思い出しつつ歩いて撮ったものをいくつか。ちなみに新しくできてたビルのも素敵でした。


■広島 そごう

これはもう、小さいときからの印象としての「The デパート」でしたね。また、ちょっと裏側の写真を撮ってませんが「バスセンター」としての大きな役割も持っており、各地とのバス便を結ぶターミナルの建物でもあります。この建物の3Fにバスロータリー、切符販売所等が入っておりなかなかダイナミック。
そごう 広島店
こちらの建物、中で分かれる扱いになっていて上の写真でいうと右奥側のイメージでしょうか、アクア広島センター街の1Fと2Fをつなぐところにスパイラルエスカレーターがあります。こちら↓
広島そごう 曲線エスカレーター
スパイラルエスカレータの曲線の中のスペースにはInformationカウンターが。
そごう側のエスカレータ付近の広場は、かつて豪華なシャンデリアがかかってて、1Fには自動演奏のグランドピアノも置いてあって豪華なスペースだったのですが、確か今は催事スペースに。こちらは対照的に一旦人が集まったりする結節点としてのイメージが強いです。

さてさて、そごうの外壁やエレベータ、あとはバスセンター(経緯としてはバスセンターが元々あって、そこからビルを建てる際にそごうが入居した形らしい)の話を書き始めると話が逸れそうですのでちょっと置いておいて、先のそごうの外観写真で、そごうの建物の奥により高い建物(リーガロイヤルホテル)見えると思いますが、そちら側にそごうの新館やパセーラという商業施設が再開発で新しくできております。ええと、子どものころ後からできた、というイメージで新しくと書いてますが再開発でできたのは1994年でした・・・。

完全にくっつけた形では無く、隣接して新館ができると、地上以外でも建物間アクセスできるよう渡り廊下をつけちゃうものですが、それがこちら。
そごう新館との連絡通路
よく見ると・・・建物間の階の高さの差を吸収するために・・・階段とエスカレーター。
連絡通路・・・にエスカレーター


基町クレド

さてその連絡通路でつながった先の新館、およびパセーラやリーガロイヤルホテルは、基町クレドという建物全体の名前持ってます。その中のパセーラは、オープンスペースの中に、上の階ほどせり出しが小さくなっていく天井を重ねたような構造となっています。
基町クレド パセーラ
エスカレーターもこの構造にあわせて、オープンスペースをよく眺められるようにだったり、フロア内を歩いてすこし通るようにしていたりとなかなか面白い配置。通して一気に下りた動画を撮ってみました。


トランヴェールビルディング

元、広電ビルというオフィスビルだったのですが、その交差点に面する部分の曲線など面影を残しつつ、再開発として2012年に竣工していました。紙屋町交差点は路面電車も通り、車の交通量も多いことから、シャレオという地下街を作って地上の横断歩道が廃止されています。地下街にはターゲット絞った店舗がいくつか入るスペースがとられており、単なる通路ではなく賑わっています。さてそのシャレオより後にできた建物だけあって、地下入り口もフロア高さが地下街とそろえられていて入りやすくなっていました。その分地下階の天井高さが高くなっているためか、ビルの地下1階から地上階へのエスカレーターは2段折り返しつきに。
トランヴェールビルディング 地下入り口のエスカレーター
なかなか重厚な色と、スペースをしっかりとって設置されております。


■広島アンデルセン

最後に紹介するのは、個人的な思い出エスカレーターですが、広島アンデルセンにあるものです。
広島アンデルセン

パン屋さんのアンデルセン、こちらの建物の2階にはレストランが入っているのですが、小さい頃親に連れられてここに来るのが楽しみでした。美味しかったのと、トレイを持って、自分で選びながらとれるところもあったので、それが気に入っていたのだと思います。そんなわけで、刷り込み的に2階に上るエレベーターも好きに。
アンデルセン エスカレーター
小さなエスカレーターで、ステップの幅は狭くて手すりにつかまって浮いたりもしてた覚えが。また手すりの鮮やかなオレンジ色が特徴。



いかがでしょうか?ほほー、広島にそんな面も、と思っていただければ嬉しいです。