不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

初の休日。田舎者が東京名物の行列に挑む。

プロント



人生は折り返しを迎えた中途採用とはいえ
まだ新人の私。
この週末はお休みを頂けた。


午前は
早い電車を乗り継ぎ、特撮博物館に行く。
開館時間の午前10時に、既に大行列。
チケット売り場は30分待ち、入場も40分待ち、だったかしら。


ipod(今日は松田聖子ちゃん)をBGMに、チラシを眺めつつ
マニアと思われる方々が周囲で交わす
庵野秀明監督や樋口真嗣監督などのエピソードに耳を立てつつ
意外と暇を持て余すことなく入場。


小1時間の行列、入門編にしては良質な方かな。


一ヶ月ほど前に来た時は、前半に時間を使い過ぎたので
今回は、『巨神兵 東京に現わる』からの後半に時間を充てた。


風の谷のナウシカ』は映画版も漫画版も面白いよね。


特殊効果や、ミニチュア舞台は、かなり並んでいたので諦めた。


何カ所かで撮影中の映像(メイキング)が流れていたが
自己の持つ能力を発揮する場を得て、楽しそうに苦労する大人達を見て
羨ましかった。


私を拾ってくれた会社は、私の能力に合致しているのだろうか?


旧日本軍では、軍服に体を合わせたという逸話があるが
今の会社で生き残る仕事術を黙って身に付けるだけ
なんだろうな。



午後は
早々に引き上げ、引越の惨劇の残る部屋の片付け。


東京・関東圏で見たい(観光したい)所は、山のようにあるが
今後も今の会社で働けるなら、そのうち行けるだろう。



夜は
東京唯一の友人と、一席。
再就職の祝いと、人生の後半になって上京してしまったた
不憫な身の上を案じてくれたのだ。


そして、伴侶を同伴。
もうお互い、いい年なのでベタベタするようなマネは
まったくないが
他人の幸せを見るのも、悪くないと思える年齢になった。


どこで差がついたか知らないが、日々の自己研鑽の結果だろうな。


人生は、後戻りできない。

他人から見れば侘しい独身生活も
細々と満喫すると
それはそれで乙なモノ。



地下鉄で見た広告。サングラス対決。