不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

レッツ献血。

マーニーin『cut』


町に繰り出す・・・有楽町へ。

丸井で展示されている鞄が決め切れなくて確認へ。
結局、買わなかったけれど・・・。
店員さんごめん。



で、お隣の交通会館へ。

それなりの人出。

成分献血は数時間待ちのようだったが、全血は15分も待たなかった。

本人確認を厳格にするらしく指紋認証を登録された。
http://www.jrc.or.jp/blood/news/l4/Vcms4_00004534.html
ただし、写真付きの運転免許証等では本人確認されていないので
他人の献血カードで替え玉(なりすまし)できなくもない?

流行の発信地・東京の今一番の話題は「デング熱
ということで
代々木公園へ行ったかどうか確認された。
明治神宮へ参拝した事実は伝え、潜伏期間3〜7日を考慮し
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html
OKの判断。


今日も針は痛かったが
失職や失恋の痛みに比べれば(←失笑)気にする程でもない。


ご休憩。

献血者へのお礼に、無料ドリンク、お菓子などあるが
アイスクリームがハーゲンダッツからレディーボーデンになってた。

赤十字は収益を追求する企業ではないので、してもよいコストダウン。






日本橋界隈散策。

百貨店・デパート、贅沢な響きだが
訪れたところで「コレだ!」という欲しい品物は発見できず。
 ↑
お財布との相談を無視すれば、ある。
(購買可能な価格帯を考えて店に行けっての自分)


日本橋交差点の凄い再開発。

http://www.sumitomo-rd.co.jp/news/files/1301_0005/Nihonbashi.pdf
高さに比べ柱が細い印象。
(余計なお世話)


日本橋・むろまち小路。

http://townphoto.net/tokyo/mitsukoshimae6.html
車道にしては不陸の少なかった石畳。
電線類は準地中化、道路横断方向の架空線が無いので空がすっきり。
ただ、建物の壁面はそのままなので、タイムスリップ効果は僅少。


三越前駅前の三越。(逆だな)

http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/event/irodori/index.html
三越ライオンが、オペラ座の怪人
英国フェアは大賑わいだったが金持ちのくせに無礼な東京人に辟易。


日本橋三井タワー。

http://www.mitsuitower.jp/floor/
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/hotel/
http://odesamaryu.exblog.jp/13880509/
超高級ホテル「マンダリン・オリエンタルホテル」は(も)
一生、使うことないだろうな。


あの琵琶みたいな瓜のような弦楽器?
それはマンドリンや〜♪






『思い出のマーニー』観た(3回目)。今日の客はなんやねん?

http://marnie.jp/index.html
http://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=010995
日本橋室町まで来たので、寄ってみた(笑)


展覧会を見て
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20140830/p2
また本編を観たくなった次第。


いやまさか、ここまでハマるとは、自分でも驚いている。



お客さん意外と居た。

映画産業がんばれ。



先日、割引メールが来ていたので、割引料金で鑑賞。
自動券売機で二次元バーコードを読むと割り引かれる。
チケットの窓口販売の係員を減らし
その分をポップコーン(コンセッション)売り場に充てる
人員体制が、東宝は主流になっているはず。



感想はぼりぼり。



ボランチからアンカーの座席は埋まっていたが
運良くセンターバックの座席が空いていた。
およそ50人ぐらい。
カップルは多かったが、とにかく大人ばっかり。

今日の劇場は、隣の破壊音は聞こえなかったが
サイドバックのオッサンの寝息!と
サイドハーフカップルの”飽きた”という暇そうなリアクション
途中から入って来た奴しかもポップコーン落とすし、辟易。
もう出てけ。
 ↑
そういう感想ではないと思う。




杏奈が、大岩さんちの玄関扉を開けたり
2階にあてがわれた部屋の引き戸を開けたり
する時の
”鍵”のアクションが無いのはジブリの伝統だが
「青い窓に閉じ込められた少女」のように
マーニーが杏奈に「許せ!」と懇願する時は
二重窓の外窓の錠前を彫像か何かで叩き破していた。

雫が図書館に行く時にベランダのカーテンを閉める時も
海ちゃんが旗を揚げるために掃き出し窓る時も
鍵なしだったよね。

鍵と言えば、マーニーの部屋は室外(廊下)から施錠できるが
普通は逆。
閉じ込められる仕掛けに改造したのは、ばあや・ねえやの仕業か。
(『借りぐらしのアリエッティ』の翔君の部屋のセルフオマージュ?)



上下
浜に降りる土手のズッコケ階段や
屋敷の船着き場や2階に上がる階段
サイロの階段などなど、当たり前だが、骨格から自然な動きに感嘆。
ジブリ作品(宮崎作品)伝統の飛んだり跳ねたりはしないだが
きちんと画面いっぱいに躍動する作品。


治安
屋敷に初訪問し、潮が満ちで帰れなくなったとき
十一のボートに乗せて貰ったが、なぜ十一は迎えに行ったのかな?
「誰か行ってたけど、まだ戻ってない、しゃーねーな」
という感じ?
男は黙って・・・なんだけど。
てか
見ず知らずの男の船に何度も乗る無鉄砲少女の演出は
PTAから苦情が来る?


髪留め
物語後半の杏奈の印象を変えるマーニー譲りの髪留めは
早い段階で筆箱に入っているカットがあった。はず。


七夕事件
信子が狂言したカッター振り回しの話は
浜の土手で鉛筆を削っている杏奈の姿を盛ったのね。



秘密は「永久に」
「永遠に」ではない。(とわに、でもない)
何か違和感があるのだが、我が巨人軍も「永久に」だものね。


衣裳(服装)について
Tシャツ&タンクトップ、襟付き、ハイネック、パーカーと
使い回されていて、お洗濯しています感があった。
マーニーと一週間会えないと久子に零した時に
時間の経過を端的に表すようにクルクルと服が変わっていた。
確か。
しかし寝間着(パジャマ)は札幌と一緒に見えた。


ボートとか
操艦が上手なマーニーはオールの動きも滑らかで
手を放したオールを手繰り寄せる描写も唸った。
ただ
「ピクニックよ」と一瞬でボートを旋回させたのは
AMBACかよとツッコミ。


濡れるの厭わない
湿地を横断する話なので仕方ないが
夜中のピクニックでボートを浜に上げる時も
砂浜でお互いの秘密を明かし合う時も
マーニーも杏奈も足元やスカートが濡れるのを
「あ、水だ」というリアクションはあっても
「濡れちゃった」的なのが無く殆ど気にしないのが違和感というか。
(文句ではない)


私杏奈、私彩香
彩香が部屋から杏奈に「お前マーニーだろ?」と屋敷に招き入れたが
自己紹介なしで部屋まで連れ込んだのか?と違和感。
そしてアメリカン自己紹介。
(文句ではない)


キノコ
原作にあるのか未読だが、あの「キノコに詳しい」下り、必要?
秘密を明かし合うために森に移動するなら
「私の部屋に来て」「屋敷から遠くに行けない」で
杏奈が納得していたので別にいらないと思った。
幽閉気味で時々脱走というマーニーの暮らしぶりから考えて
ジャンみたく毒キノコに当たって★がクルクル回る姿しか想像できない。


お金の話
さすがに原作には無いよね?
ネットサーフィン(死語)して幾つか言及されていた。
補助金が無かったら貰われてなかったはず」という杏奈の思考回路
出自ゆえ、多感な年頃の悩めるエピソードなのかな。
(養育費の通知文書の様式、字が小さ過ぎて読めない・・・)
肉親全滅で”施設”送りされ、佐々木家の養子になり
いきなりマーニーに金の話しを始めておいおいと唐突感があったが
3回観て、関連図書を見て、ようやく全容が掴めた。
この時
杏奈のまつ毛に涙が溜まっていて、思わずグッと来た(笑)
 ↓
杏奈と頼子の関係。へぇ!
http://law8.hatenablog.com/entry/2014/09/05/190000?_ga=1.35839336.937529464.1410187855
尚のこと「母です」に涙(笑)


砂の城
逆にマーニーがサイロのトラウマを話す時に作ってて
映画冒頭、園児たちも砂場で作っていたので
この意味を教えて。
あとマーニーが「私たちの城が」と言ってたが
杏奈が手伝った描写がほとんどなかったと思う。
ここで
杏奈がねえや・ばあやに対して怒っている表情が
物語最大の表情の変化に見えた。
自分の殻に閉じこもった杏奈が
他人のために感情を爆発させる姿も”成長”なのかな。


マーニーの日記
展覧会でもあったが杏奈とダンスした満月の夜は「6月8日」だったはず。
杏奈は夏休みを利用しての転地療法だったので
8月じゃないんだ?と思ったが
50年前のマーニー自身の体験なので、季節が違っていてもいいのか。



思い出のマーニー」でなく「行き倒れの杏奈」
原画展でお父さんが言ってて
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20140726/p2
頭から離れない端的な表現。
つまり”全部空想でした”の夢ということなのだろうが
行き倒れでなく、居眠り・昼寝でもよかったのかなとも。
そして
土手の階段に始まり、船着き場への砂浜、サイロ帰りの森の中と
よく転ぶ。
おじさんに思わず「あっ!」と心配させる狙いとすれば
米林宏昌監督のいい意味でのあざとさに惚れる。
(↑褒めてます念のため)
てか
杏奈は「マーニーは空想」と彩香に言ったが
どの段階で幻想と気が付いたのかな。
何方かのブログでは「私の部屋に来て」と言った時には
既に確信していたと分析されていたが
最後の最後で髪留めで夢と現実がつながり
私には切り替え箇所が分からない。

マーニーがお化けでなかったとはいえ
そういう夢を見させる屋敷で今後暮らす彩香一家が
無事に過ごせますように・・・。



根室ディーゼルカー
杏奈の、頼子の、先に下車したおばあちゃんは、同じ人?
マーニー(祖母)のオマージュ?


2歳で母・絵美里が死に
3歳で引き取った祖母・マーニーが死に”施設”送りされ
5歳で佐々木家に引き取られた杏奈は
(セツの話で、空白の5年間と言ってた)
不幸度が高いな。



なんやかんや感想あるけど
「許せ!」「許す!」と
最後の「母です」で泣けるから(笑)
三世代+佐々木家にわたる、とてもいいお話よ。



終演後
そこそこな声で「宮崎監督より面白くない」と感想を述べる女がいて
自己主張の強い人が苦手な私はドン引きしたが
わいわいと感想を述べ合いながら帰路に就く大人たちが
何組も何組も(ロビー、エスカレーター、三越前の歩道にも!)居て
ちょっと嬉しかった。
 ↑
昨年の『風立ちぬ』も『かぐや姫の物語』も
マーニーよりも大勢のお客さんと一緒に観たけれど
終演後、みなさん咀嚼に苦労してか「・・・・・・。」だったもの。




ネットサーフィン死語すると
最近のジブリを語る上でもはや様式美となった
「声の出演への違和感」への言及。
私は全然大丈夫。あれで「棒」演技なの?
最近はうんと激しい抑揚なのかしら。

平成二桁のアニメは殆ど見ていないので
(いや見てると思うが思い出せない)
(『ガンダムシリーズ』と『宇宙戦艦ヤマト2199』ぐらい)
皆さんが語る違和感が理解できないの。

「絵と声が合っていない」という指摘も理解できない。
渋い出で立ち+甲高い声を持つジーゴみたいな感じかな。
皆さん骨格から声質を予想できる音響学に長けているのかしら。

知らんけど。
http://www.cinematoday.jp/page/A0004212






そぞろ歩き中は小雨がパラついていたが、上がった。


東京駅は全国・全世界から人が集う。


大阪・関西もそれなりの人混みだったが
こっちは密度が桁外れなので
まだ慣れない。





忘備録・・・ためになるサイト。
http://osha-kimi.com/anime/marnie02/
http://aoiro311.blog47.fc2.com/blog-entry-1019.html
http://o-cian.hatenablog.com/entry/2014/07/20/020024
http://d.hatena.ne.jp/gohomeclub/20140724/1406202429
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20140723/E1406042338267.html