放送大学のテキストが届いた!

先日、放送大学の秋コースのテキストが届きました(^^♪

箱がなんだか大きいぞ、今回は3科目だから分厚いのかな?などと
考えながら段ボール箱を開けてびっくり!

1冊だけすごく分厚いぞ…。

他の科目のテキストと並べても約2倍ほどの厚みがある気が…(*_*;

分厚いテキストの科目は、認知心理学

これで内容が難しかったら、この4か月は修行だな〜などと、テキスト開く前からビビってます。

息子も慣れない数学をがんばっているので、母も弱音を吐かずにがんばるぞ!(^O^)/

放送大学で心理学を学ぶ

2年半ぶりのブログ更新となった。長かったなあ。タロウがちょっと大変な試練と闘うことになり、一緒にその闘いに明け暮れているうちに2年以上も経っていた!という感じ。でも今は無事に戦いは終わり、平穏無事な日常を取り戻しました。


さて、タロウが中学生になり、時間に余裕ができたので、私も自分のしたいことをちょっとだけしたい!というわけで、子育てに役立ちそうだということで放送大学で心理学を学ぶことにしました。

「今更大学か?」と渋るオットを懸命に説得し、とりあえず科目履修生としてスタート!

今年の春から入学し、手始めに2科目だけ受講してみました。

取ったのは「心理学概論」と「発達心理学概論」

3月下旬に新品のテキストが届いた時は、うれしさのあまり思わず匂いをくんくんかいでしまいました(#^.^#)

心理学概論はテーマごとにその専門の先生が出演して、解説してくれます。台本棒読みっぽい先生もいますが、全体的にはテキストも授業も結構楽しく進められました。

発達心理学概論は、ラジオだったということもあるのか、テキストを先生が読み上げていることが多いので、途中から聴講せずテキストを熟読することに一本化。でも、思春期の解説のところで若い頃のダメダメな自分を思い出して落ち込んだり、日程が早い心理学概論を優先して勉強したためか、あまり集中して勉強できませんでした。

期末試験では、どちらも教材持ち込み禁止だったのではらはらしましたが、心理学概論は楽しく学べたせいもあって、評価はⒶ!(*^▽^*)
発達心理学概論はなんとかBをもらえました。一応単位はもらえたのでオッケー!(*^^*)

試験会場の机に座った時に近くの人の受験票(共通受験票なので、受験科目がリストで書いてある)がちょこっと見えて、5科目とか取っててびっくり*1みんなすごいなあ〜。

いきなり5科目はちょっと自信ないので、秋からはまずは一つ増やして3科目。
オットとタロウからも褒められて、やる気だけは準備万端!
秋が楽しみです(^^♪

*1:+_+

いじめをさせない小さな一言 Rethink

少し前だが、とても勇気づけられるニュースを見つけた。
アメリカの学生が、ネット上のいじめを無くすためにどうしたら良いのか考えて、シンプルだけど力強い一言を投げかけることを思いついたのだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/9176896/

学生の名まえはTrisha Prabhu。14歳の女の子だ。
ネットいじめの深刻さに深く悩んだ彼女は、10代はまだ脳の発達が完成しておらず、考えるより先に行動してしまう傾向があること、特に判断能力を司る前頭部は25歳くらいに完成するという点に注目した。
そして、ユニークなアイデアに行きつく。しかも彼女はきちんとシステムを作って実験した。
実験参加者を投稿前に何のメッセージも出てこないグループと、投稿前にメッセージが出るグループに分けてみた。
そして後者のグループでは、SNSに投稿する前に一つのメッセージが表示される。

「このメッセージは他人を傷つけるかもしれません。本当に投稿しますか?」

この短い一言で、実に9割以上の人が、投稿を思いとどまったのだというからすごい効果だ。
彼女はこのアイデアで、Google Science Fairのコンペで最終候補者の一人に選ばれている。

彼女のアイデアがユニークなのは、いじめの加害者に働きかけているところだ。
日本でもそうだが、いじめの問題になると、被害者が声を上げることやいじめから保護することに力が注がれ、加害者側へのアプローチが弱い。
いじめは被害者だけの問題ではなく、加害者側も年月を経て大人になった時、強い自責の念に深く悩むこともあるのだ。
だから、できればいじめをさせない、しそうになってもその段階で止める働きかけが重要だ。

彼女のアイデアは、いじめる側に立ってしまう前に再考して思いとどまらせることに着目している。
それ投稿していいの?と聞かれるだけで、勢いで口走りかけた言葉を思いとどまり、言う子も言われる子もいじめから遠ざけることができるのだ。
ネットいじめに対して有効な手立てが打ち出せていない現状を考えると、すごいことだと思う。

日本でもネットを使ったいじめは深刻だ。タロウも間もなくこの問題に向き合わざるを得ないだろう。
彼女のアイデアが日本でも注目され、広まることを親として強く期待する。

詳しい話はこちら(英語)。
https://www.googlesciencefair.com/projects/en/2014/f4b320cc1cedf92035dab51903bdd95a846ae7de6869ac40c909525efe7c79db

2014‐2015シーズン初滑り!in新潟かぐら

昨日から新潟に入って、念願の初滑りが実現!

と言っても、滑ったのはオットとタロウだけで、今流行りの胃腸炎で一昨日まで悶絶していた私は医者の忠告に従い、ホテルでマッサージを受けたり温泉に浸かりながらお留守番。
これもそれなりに幸せ。

スキーから帰って来たオットとタロウの顔は写真におさめたいくらい満足げ。
良かったね!

オットの話では、コースはかなりオープンしていたとのこと。

我が家のハイシーズンスタート!

今週のお題「年内にやっておきたいこと」〈2014年をふりかえる 1〉

今週のお題「年内にやっておきたいこと」〈2014年をふりかえる 1〉

年内にやっておきたいこと。それはダイエット。

毎年、お正月に家族で行う「今年の目標」宣言の最初にダイエットを掲げるが、達成できたためしがない。
むしろ太っている。積年の大問題である。
特に年初はおせちだお寿司だと続いて太りやすい。なので、せめて年末年始の増減を±ゼロにするために、12月はダイエットしておかなければならない。

危機感を抱き、先週から地味にスタートしているマイダイエット。
やっていることは、スクワットと腹筋を週3日、晩ご飯で白米を抜く、間食したい時にはお茶やコーヒーに置き換える、というお手軽なものだ。
長年の失敗から、ハードルをうんと低くして続けることを目標にしてみたのである。
するとなんと、こんな程度でも毎日100〜200gずつじわーっと減っている。

この調子で減り続けてくれれば、年末には結構減ってることになるが、そんな簡単には行かないだろう。
というわけで、このじんわりとした減量を確実なものにすべく、私はダメ押しのアイテムを購入した。

ランニングしてる人なら知っている、CW-Xのロングタイツ。
詳しいことはさっぱりわからないが、エキスパートモデルという品より安いので、おそらく初心者向けだ。
ちなみに私がここ10年以内に走ったところと言えば駅の階段と横断歩道くらい。
そんな私になぜCW-X?そんな贅沢なもんいらんじゃろうが。と自分でも思ったのだが、ちょっと運動がんばるとすぐ筋肉痛になってしまうので前から欲しかったのだ。

ブランドの説明にも、
CW-Xは、カラダを動かすすべての人のためのブランドです。」
って書いてあったし!

シューズは近所のランニング専門店で買ったものなので、歩いても走ってもOK、なはず。
アウトレットで購入したジャージを身にまとい、ランニングコースのある公園でいざデビュー!と思った途端に真冬並みの寒さが日本列島に到来。

もう、筋肉、すごく縮んでいます。メンタルもかじかんでます。無理。
外へ出るのもキツイ。もはや荒行レベル。

というわけで、結局今日も家の中で地味に腹筋に励んでます。
マイダイエットの成果はいかに?!

七夕の友の帰国 心の充電はゆっくりたっぷり

七夕の友の帰国 心の充電はゆっくりたっぷり

久々の、そして突然の帰国だった。
いつも明るい友人は、今回は少しお疲れ気味だった。
彼女はあまり口にはしないが、異文化の中で長く生活していれば、私が体験したことの無い苦労もあるだろう。
それでも忍耐強い友は、良き伴侶と共にそんな苦労の波を一つ一つ乗り切ってきた。
だがどんなに穏やかに生きようとしていても、嵐はやってくるものだ。病気、不景気、天災等々。
今回の予期せぬ、そして次々と押し寄せた嵐に、さすがの友もダメージを蒙った。
そんな心と体をリフレッシュするための帰国。とのことだったので、私は自分のしょうもない経験を語るより、心が少しでもスッとするような本を贈ろうと思い、次の一冊を選んだ。

上野千鶴子著 『身の下相談にお答えします』 朝日文庫

読んで字のとおり、恋愛、不倫、夫婦仲、といった「身の下」の方の悩みを抱える方々の切実な悩みに答えている本である。
実際に朝日新聞に読者からお悩みが投稿され、それに相談員が答えるコーナーを上野先生が担当したことがあり、その連載をまとめたものだそうだ。
上野先生への評価は様々だろう。私の場合は、思いがけない気付きを得られるのと、男目線な既成概念への「言い返し方」を学べる、という前向きなイメージを持っている。

さて、そんなケンカ上手な上野先生の本は、最初の1ページ目からかなり飛ばしている。
職場の既婚女性と浮気しそうな自分をどうにか止めてくれ、という既婚男性のお悩みから始まっている。本人の感覚では相思相愛で、お互い目がハートなんだ、と。
その女性はたまたま自分の夫に不満があって手近なその男性で気晴らししているだけかもしれないのだが、男性の方は超真剣に自制心が保てないと訴えている。
これに対する上野先生のお答えは、「あはは」から始まり、選択の先に待ち受ける明暗を、肯定も否定もせずに明るくばっさりとお見舞いする。
介護問題や母娘関係といったシビアな質問もあるが、上野先生は軽妙な語り口で、時に明るく、時に厳しく、人生の行く手にそびえる山の美しさと険しさ、谷の深さと恵みを語りかける。
質問そのものに笑ったり、上野先生の言葉に胸が少し痛んだりしながらも読み終えてみると、「みんなも大変なんだなあ」と思ったり、「娘は、妻は、女性は、社会人はこうあるべき」という思いこみを我知らず抱えていたことに気づいたりして、少しだけ肩の力が抜けて前を向く気持ちになれた。

七夕の友とはこれからの人生についてあれこれと話した。答えは出ない。
お互いに悩みや痛みを抱えているけれども、賢明で忍耐強い彼女の未来は、きっと良い色をしているだろう。
帰りの飛行機の中で、ちょっとでも笑って気が晴れてくれたら幸いである。

子どもが学ぶのに「通学」は絶対に必要なのだろうか?

東大の先端研が始めたROCKET(異才発掘プロジェクト:http://rocket.tokyo/)をご存じだろうか。
突出した能力があるのに、学校に馴染めず不登校傾向の小中学生を対象とした人材発掘・育成プロジェクトだ。
当初の予想をはるかに上回る反響があり、申込期間を数か月延長するほどだったとのこと。
この話を聞いて、以前からぼんやりと疑問に思っていたことを書いてみることにした。

なぜ、学校に物理的に通わなければ、学校教育へのアクセスの機会を全く得られないのだろう?

不登校の子供たちへの学習支援を考えてみる。
不登校の子どもたちは勉強嫌いとは限らない。上記のROCKETが良い例だ。
日経新聞の記事によると、文科省の調査では不登校の中学生のうち、学習意欲がある子どもは4割に上るという。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1203R_S3A710C1CR8000/
学習意欲がありながら「学校に行けない」子どもに対して、「だったら学校に来なさい」という答えしかないのは厳しすぎる。
熱意のある担任にあたれば少しはましだろうが、ただでさえ多忙と言われる教師に頼るのも限界があるだろう。

文科省は、義務教育では「人格の完成」も目的としているので、社会性を身に着けるためには通学するべき、という考え方もあるだろう。
だが、登校を目指そうにも、それまでに開いてしまった学習の遅れを一人で孤独に挽回することがいかに大変かは容易に想像がつく。
こうして考えてみると、今の制度は教育を提供する側に軸足があり、それを受ける子供は「教育を頂戴する」側という位置づけに見えてくる。
でも制度上にどのような根拠があったとしても、学校側が不登校期間中の学習の機会を保障していない現状は問題だと感じる。
文科省は調査を積み上げ、審議はしているようだが、具体的な取り組みが見えないまま時間だけが過ぎている印象も否めない。

極端な話だが、いっそのこと放送大学みたいな「オンライン小中学校」とかはどうだろう?
NHKEテレのような学習補助的な内容ではなく、学校と同様の授業番組を配信するのだ。
塾や家庭教師でサポートというのも、家庭に経済的余裕がなければ難しいが、これなら誰でも受けられる。

先のROCKETは、エジソンのような学校に馴染めなかった異才を育てることが目的だという。
様々な才能や個性を伸ばし教育を提供できる場所、それが校舎の中だけに限るという考えは、もうとっくに時代遅れではないだろうか。