マイ水筒で節約上手
少し前、ママ友と節約について話をした。
そのママ友は節約できるものがなくて悩んでいるという。
「水道代くらいしか削れるものがない…」と彼女は嘆く。
続けて「節約ってどうしてる?」と聞かれ、いくつか出した我が家の節約術のうち、彼女から採用されたものをご紹介。
我が家は外出時には水筒にお茶やコーヒーを入れて持参している。
水筒持参を始めたのは、ある時お茶店の店長さんから言われた一言がきっかけだ。
「150円も出してペットボトルのお茶を買うなら、マイ水筒に好きなお茶入れる方がよっぽどおいしいし、エコだし、安い」
「確かにそうかも」と思い、さっそく我が家のペットボトル飲料にかける金額を試算してみた。
すると、驚くべき数字が出た。
当時、オットは職場で1日2〜3本程度ペットボトルを買って飲んでいた。
私も仕事(週3〜4日)に行くときは、いつも駅や職場の自販機で1本買っている。
タロウの習い事の前後にも1本買っている。
さらに週末は家族で外出すると必ず一人1本以上は買っている。
これを計算すると、一か月の合計が10,000円以上になった。
さらに単純に12か月で計算すると、10,000円×12か月=120,000円!!!
ずいぶん大きな出費ではないか…。
実際の金額は多少違うだろうが、それでも大いに見直しの余地がある。
これに気づいた私は、さっそく家族全員に水筒を用意した。
これで、オットは1日1〜2本程度に減った。
私も茶葉と水道代だけなので、1本分は10〜20円程度。
タロウも習い事の時はスポーツ飲料の粉末タイプを買って、自宅で作ることで少し節約。
これにより、試算では我が家のペットボトル飲料代をそれまでの5割から6割程度まで抑えられることになった。
初期投資数千円を含めても、じゅうぶん節約になる。
マイボトルに好きな飲み物を入れて持ち歩くというのは、私がお茶好きだからというのもあるだろうが、すぐに楽しい習慣となった。
安いお茶でうーんと節約と言うのも良いが、習慣にするならあえてちょっと良いお茶を買ってみるのもおすすめ。
「伊右衛門もいいけど、こっちがお得でしかもおいしい」と思える。
また、冬場は保温性のあるマイボトルだと、温かい飲み物がいつでも飲めてさらにうれしい。
この話を聞いたママ友は、「それだけあればお洋服が買えるね!」と歓喜の声を上げた。
節約として代表的な光熱費や食費を切り詰めることに比べると、取り入れやすいかもしれない。
ただし、水筒の使い方には注意が必要である。
お茶や水ならあまり心配なさそうだが、特にスポーツ飲料や乳製品、塩分が含まれるものは要注意。
きちんと説明書を読んで、安全に使いましょう。
ちなみに我が家が使っている水筒をちょっとご紹介
中国茶のお店で見つけたユニークな水筒
http://www.chinatea.co.jp/t-buddy.html
追記:夏向きの水筒はこちらの記事で詳しくご紹介
http://d.hatena.ne.jp/fuyushirazu/20140521
年末に出費がかさむという方、マイ水筒はじめませんか?