フェリーで小樽へ

今年の北海道は車である。


今回は「今まで連れて来たことのない奴らを連れてくる」というコンセプトにした。


子供、愛車1(自動車: ルノールーテシア)、愛車2(自転車: Gaap)を連れて行くことにした。子供は飛行機に乗せると泣くし、チャイルドトレーラーは重い。Gaap輪行性能は高が知れている。何もかも車に積み込んで、フェリーで渡るのがよいだろう。しかも今のルーテシアは、壊れないのだ。アルファは故障のリスクが高すぎて、最後まで北海道には連れて来られなかったな。ははは。


ということで、妻子と自転車2台、チャイルドトレーラー、そして主に赤ん坊の荷物を大量に積載したルーテシアは、出来たばかりの京都縦貫道を舞鶴方面へ向かっていた。


フェリーは夜なので、日がくれてから出発なのだが、暗いのと眠いので子供はひたすらギャン泣き。慰めるべくNHKの子供番組「いないいないばあっ!」のCDはかけっぱなし。車内は阿鼻叫喚、車外は京都の奥山で漆黒の闇である。


舞鶴港で乗船待ち。トレーラーとBromptonは車の中。


港に着いた頃には子供は疲れ切って寝てしまい、あやしていた妻も疲れ切って寝てしまい、1時間車内でKindleで小説を読んでフェリーの車両乗船待ちをしていた私も疲れて車両を載せる時のタラップでエンストする始末。


フェリーは「あかしあ」。全然揺れない巨大な船だ。


全長200m、6階建てである。


船室は割といい和室をとっておいたので、1日くつろげた。部屋から海が見える。
子供も布団でゴロゴロして上機嫌。大浴場に行ったり、本を読んだり、甲板を散歩したりと、ゆったりとした時を過ごす。


甲板で夕暮れを眺めるのもよし。


坊主が遊ぶスペースもあって退屈しない。


仕事に追われてる夫婦には、何もしない時間は大事よね…と妻を見たら、パソコンを広げてDNAの塩基配列を設計していらっしゃる! どうやらまだ追われているらしい。


小樽港を降りてからは、近場のホテル「グランドパーク小樽」へ。広々としたリゾートホテルであった。


で。子供は寝苦しくて夜泣き。妻は仕事終わらなくてイライラ、私も子供が寝付いてくれなくて、腹も減って…あーもう。


子供が再び寝付いたところで、ルームサービスを頼もうとすると、20:30で終わりだとのこと。自販機に行くと、スーパドライしか売ってない(というか腹減ってるんだった。酒の問題じゃなかった…)。仕方なく1km先のセイコーマートまで車で行ったら、夜は開いてない!そういえば田舎のコンビニは閉まるんでしたね。忘れてたよ。それからセブンイレブンまで車を走らせて、帰って来て空腹を満たして、現在2時半。子供が夜泣き2ターン目に入りそう。


明日はどうなることやら。楽しめるといいな。