ススキの海を目指して

和歌山県へドライブに行ってきた。本当は、友ヶ島へリスと廃墟を見に行こうと思っていたのだが、船が整理券もらって2時間待ちという絶望的な状況で断念。弁当を買って目的地を「生石高原(おいしこうげん)」に変更したのである。


車は海南から細い道を登っていく。すれ違いに慣れていない車や大きな車で、急坂の山道はたびたびつっかえる。こちらは今日はオートマの軽自動車。冒険は小さい車のほうが気楽である。

登り切った先の山は、すべてススキであった。圧倒的だ。言葉を失うススキの海をご覧ください。

ただひたすらに、揺れる穂が続く。遊歩道は、枯れ草でふかふか。歩いていて気持ちいい。

展望台。崖から落ちそうに見えるが、割と広いので大丈夫である。

愚息は野原でほかの人に手を振りまわって、「ススキのマスコットみたい」とか言われている。一文字間違えてススキノのマスコットとかにならないように育って欲しい。

広い高原で、風に吹かれてリフレッシュするのは、なかなかよい気分であった。おすすめ。