アーキサミット08東京春の陣 速報!!追記


3月25日、アーキサミット2008春の陣が開催されました!
大盛況のうちにその幕を閉じました。
出演者の皆様、聞きにきてくださった方、ありがとうございました!
ラジオブースのリレー形式の定点観測写真をUPします!



12:10~12:30 谷口晋平 祖父江一宏
『歴史参画宣言』
「あなたの建築は歴史に参加していますか。」西沢立衛氏に諭されたというこの言葉から、
建築をつくる中で、様々なレイヤーで存在する「歴史」を参照することの意義について、
Y-GSAでの活動を中心にお話していただきました。
    
横浜国立大学大学院/都市建築スクールYGSA


12:20~12:50 菱田哲也 松本直之
『建築倫理宣言』
建築のもつ「倫理」というものの定義から、それが建築をつくっていく上でクリティカルな要素であるということを
今活動している東京大学の建築サークルA+の活動や、小説を中心とした文学的な要素を盛り込んでお話をしていただきました。

東京大学工学部建築学科A+)

12;40~13:10 近藤哲朗 金司寛 出沼翔太
『新しい建築を建築する宣言』
「新しい建築」というもの、それのもつ有効性を、理科大の建築サークルAIRでのこれまでの活動これからの活動を通して、
お話をしていただきました。

東京理科大学建築学AiR)

13;00~13:30 島弘
東京理科大学建築学科 DESIGN HUB)
浜田明則
首都大学東京建築都市コース)
『物々しい建築へ宣言』

マテリアルが本来有する物質性を度外視し、それを消そうとする昨今の建築の状況を危険視し、それの持つ空間的な強度を
様々な建築物を例に、お話していただきました。

13;20~13:50 毛原大樹 森純平 松岡詩美 石川里見
東京藝術大学 コジマラジオ)
       中井翔也
日本大学建築学科 コジマラジオ)
『ものつくれ宣言』
今回このラジオの企画をしてくださった、コジマラジオさんにローカルメディアとしてのラジオのあり方を
g86のブログやフリーペーパーなどのオルタナティブなメディアとの関係からお話していただきました。

13:40~14:20 “女子高生”公開インタビュー
かりん くっきー さくや ちあき はるか
『草から花になる宣言』

モノホンの女子高生(!)5人にイマドキの女子高生の価値観を、インタビュー形式でお聞きしました。

14:40~15:05 石川周平 福田浩士
ラピュタ宣言』
「あんたのラピュタは何ですか。」その問いかけから、「ラピュタ」というイデアルな建築観を元に、今後の建築の新しいあり方をお話していただきました。
明治大学建築学科 DeSC)


14:55~15:25 西村匡弘 小林栄範 矢崎崇裕
『環境との「あいだ」をつくる宣言』
建築をある種の「環境装置」とした上で、その建築の空間的な環境的なあり方を、コンペで入賞した作品を中心にお話していただきました。
横浜国立大学建築学科)


15:15~15:45 小山田純子 岡杉香 後藤充裕
『東北的建築宣言』
仙台で行われる「仙台デザインリーグ日本一決定戦」でスタッフとして活動された宮城大の方々に、日本一決定戦というメディアとしてもつ
強大な影響力、その重要性、危険性、これからの卒業設計合同講評会のあり方を「東北的建築」という首都圏外の建築学生の代表としてお話していただきました。
宮城大学事業構想学部デザイン情報学科空間デザインコース


15:35~16:05 亀井聡 斎藤啓佑
『ステキを捉える宣言』
「ステキがステキで終わってはいけない」というスタンスを元に、論文の創作意義、それが持つデザインとの強固な連関性を、
実際に作成された卒業論文を元に、お話していただきました。
(東京工業大学建築学科)


15:55~16:25 國分足人
『自然手考宣言』
「自然に内から湧いてくるものをすぐに手を動かして形にする、そこから思考が始まる。」そういう意味で「自然手考宣言」。
早稲田建築学科生が行う設計課題の展覧会の紹介を元に、お話をしていただきました。

(早稲田大学建築学科)

16:15~16:45 仙石亜沙子 山田明子
『一分の一宣言』
一分の一から作り、一分の一から考えること。そのスタンスの強度、有効性を、これまで実際に創作された建築作品を元の、お話していただきました。
(多摩美術大学環境デザイン学科)


17:00~18:00 建築家 藤村龍至 公開インタビュー&全体ディスカッション
ゲストに建築家 藤村龍至さんをお招きして、建築家藤村龍至としてのこれから創作していく上でのスタンスをお聞きし、これから86世代の学生が議論の場を設計すること、議論をすることを議論することの意義についてお話していただきました。
全体ディスカッションでは、ギャラリー内にいるみなさんを交えてのディスカッションをし、それぞれ出された宣言に対して、議論の場を設計することに対して、白熱したディスカッションが行われました。


宣言文。

つづく・・・

詳しいレポートやコメントは建築家藤村龍至さんのround about jounalDESIGN HUBサイコロガシブログまでブログ等にもあります。