Chicago Jazz Report

2007-01-03 Powerhouse Sound

Powerhouse Sound @ The Hideout

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  • Ken Vandermark (ts)
  • Jeff Parker (g)
  • Nate McBride (b)
  • John Herndon (dr)

07年最初のImmediate Soundということもあって、Hideoutのオーナーの挨拶で幕開け。約45分ずつの2セット。快心の笑みを浮かべながらブローするKV、時折り体を引き攣らせるようにギターノイズを発するパーカー、これまたパーカーとノイズを掛け合うマクブライド、そして何より2ndセットの最後の打音後放心したようなヘルンドンの姿が、音響空間と音塊を縦横に駆けるサウンドを現していた。叩きつけるようなファンク(一寸だけマテリアルとか思い出したり)もいいけど、ダヴ曲で見せる歪んだ音像はかなり強力。

そうそう、斜め前に突然現れたおっさんが撮影画角を遮ってしまって、ムッとしながら良く見ると..Doug McCombsだったりして。来週はBrokebackでEmpty Bottleに出る予定。今日のマクブライドに煽られて面白い演奏になるかも。

http://www.flickr.com/photos/gaburu/sets/72157594459856443/

2006-12-20 DKV Trio

DKV Trio @ The Hideout

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  • Hamid Drake (dr)
  • Kent Kessler (b)
  • Ken Vandermark (ts, bs)

雨の中を一路Hideoutへ。今日は、DKVトリオ..Hamid Drake?(dr)にKen Vandermark? (ts、bs)+ Kent Kessler?(b)。流石に満員の入りで、ミュージシャン率も高い。フィンランドから戻ってきたばかりと思われるIngebrigtも彼女と姿を見せていた。

10時過ぎまでKVのDJが続いた後、3人がステージに上がる。挨拶の後(気さくなんです)、いきなりテンション高いアンサンブルで突っ走る。2セットで夫々1曲ずつ(緩急に合わせて曲想も遷移するんで1曲という表現は当たってないかも)。ドレイクの存在感が大きく、D vs. KVという図式が朧げながら浮かんでくる。前半はソリッドにうねるベースラインを聴かせてたケスラー、後半脱落していった感もあり(ここはベースというポジション上致し方ないところも..)、やはりヴァンダーマークのソウルフルで歌心横溢するブローvs.ドレイクの"ため"と太極拳見てるような流麗・繊細でも音はスケール大きいアフログルーヴが見所聴き所に。特に1stセットのソウル・ブルースからレゲエ..アフリカンルーツへの旅は、ドレイクのポリリズムR&B/ソウル/レゲエを愛好するヴァンダーマークの相性が至高に達した素晴らしい内容。

2ndセットは、ヴァンダーマークのメロディーから入り少しずつ興乗せる趣向。だけど、後半やや落とし所を逃したか若干散漫になった印象。立て続けに全く異なる楽想はやっぱり難しいだろうし、そもそも立見を続けた私が疲れてしまったが故の印象かも知れず。

06年を締めくくるに余りあるライヴに満ち足りながら、深夜の高速を飛ばして帰宅。07年は1/3、これまたヴァンダーマーク("Powerhouse Sound?")で明ける予定。

http://www.flickr.com/photos/gaburu/sets/72157594431965074/

2006-12-06 Herculaneum

Herculaneum @ The Hideout

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  • Patrick Newbery (tp)
  • Nick Broste (tb)
  • David McDonnell (as)
  • Greg Danek (b)
  • Dylan Ryan (dr)

今日も(先週は行けなかったけど)Hideout?に出勤。Heruclaneum?http://www.herculaneumsound.com/)というクインテットレコ発ライヴ。新作のジャケットをウェブで見ただけの予備知識一切なし。

3管+リズム隊で皆20代?の若手5人。先日のセッションモノとは違って、練られた曲想と構成でダレる所が無い。管打弦一体の独特なグルーヴには、様々な音楽の交雑というよりも、テクノやハウスのアシッドなビートの影響が濃いような気がした。曲間、MCの間もビートが続いてるかのようにサキソフォンのデイヴィッドが首を振る姿が印象的。何より強力なリズム隊は特筆もの(Dylan Ryanの全身で歌うようなドラミングは見た目もインパクト大)。ライヴ後に買った新譜(http://www.482music.com/albums/482-1051.html)を聴くに、アルバムではその凄さがいまひとつ判らないのが歯痒い。

5人のキャラ立ち具合が面白い(ちょいシニカルな感じの眼鏡君(tb)、いつもにやにやしてるフロントのDavid(as)、真面目そうな髭のtp、大柄だけどアルバムではピアノも弾くDr、唯一ジャズミュージシャン然としたbのDanek)。何より飄々と演奏する佇まいが気に入った。2月にはEmpty Bottleに出るらしいんで、これは是非チェックせねば。


2ndセットは、オランダのギタリスト..Andy MoorとDJ Ruptureのデュオ。椅子が片付けられてダンスフロアに。客の多くはこれが目当てだったみたい(どうりで1stセットは騒々しかった訳だ)。座って聴けると思ってた私は、ここで退散。

http://www.flickr.com/photos/gaburu/sets/72157594409263080/

MySpace Herculaneum

2006-11-22 Jason Adasiewicz Quartet

Jason Adasiewicz Quintet @ The Hideout

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  • Jason Adasiewicz - vibes
  • Josh Berman - cornet
  • Jeff Parker - guitar
  • Anton Hatwich - bass
  • Frank Rosaly - drums

今日は、Jason Adasiewicz?というヴァイヴ奏者他のクインテットを、Jeff Parker?がギターってんで観に行く。感謝祭休暇(四連休)前日ということもあったのか、"入り"はなかなか。身内も居たみたいだけど、先週の倍くらい?


1stセット開始は10時半頃。どんな音が出てくるか..期待して臨んだ ところが、切れの無いリズム隊が主因?それともこの面子での経験がまだ不足してるから?..一言で言えば"ユルい"。「1stセットで帰ろうかなあ..」なんて考えてるところで唐突に終了。何か納得いかず、2ndセットも観ることに。

これが正解。1stで様子見だったのか、Parkerのギターがさりげなく前に出てきてバランスが良くなった。音響ジャズなアプローチが出てきたりと、漸く調子出てきたかなー。この面子でもっと場数積めば面白くなるかも。んー、でもリズム隊は変えたほうが。その後調べてみると、Hatwitch & Rosalyのリズム隊は、Dave Rempis?のREMPIS PERCUSSION QUARTETで活躍してるらしいけど、少なくとも今回のHatwichにそれを感じることはできなかったなあ。

http://www.flickr.com/photos/gaburu/sets/72157594388750059/

2006-11-15 The Electrics @ The Hideout

The Electrics

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  • Axel Dörner - trumpet, slide trumpet
  • Sture Ericson - tenor & baritone sax, bass clarinet
  • Ingebrigt Håker Flaten - bass
  • Raymond Strid - drums

今日はTYFT?観にEmpty Bottle?の予定だったのに、数日振りにウェブサイト確認したら、急遽(?)差し替えになってて驚く。てな訳で、同日同時刻につき諦めていたThe Electrics?をHideoutに観に行くことに。

9時過ぎに着いたところ、バンドも丁度到着。一緒に店に入って、ついでに椅子並べ、卓移動などのお手伝い。開場予定の9時半くらいからボチボチ集まってきて、10時過ぎには多分40人弱。4人が漸くステージへ上がる。

数呼吸おいて、4人の集団インプロから演奏始まった。約50分のフリーインプロ。Raymond Strid?ドラミング(という言葉では表現できない多彩な音)に"目を"見張らされれば、Ingebrigtのプレイも先日のソロより格段にノリが良い(凄えー)。管の二人は、要所にノイズな音場を作り出して、このグループならではの個性を出してた。全体的に、攻撃的なところはなく、またインタープレイに張りつめるような緊張感も余り無い所が一寸物足りなくはある。2ndセットも若干構成は変わったけど(ベースから始まる)、基本的には同じ印象。集団即興ならでは強烈なグルーヴが瞬間にでも現れれば...。

http://www.flickr.com/photos/gaburu/sets/72157594379143120/

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