「Stay Hungry Stay Foolish」Steveありがとう!


iPhone5が発売されるかと非常に楽しみにしていましたが、まさかの4S。自分自身を納得させるために「なんだ、たいして変わってないな」と思い込もうとしていた矢先に、最も嫌なニュースを知る事になりました。
ティーブが癌に冒されたという話を聞いてからいつかは来るだろうと思っていたけど、まさかこんなに早くその日が来るとは思いませんでした。

Appleとの出会いは、世間がWINDOWS95で騒いでいた頃の1995年の年の暮れです。そろそろパソコンでもやってみようかなと思ったのがきっかけでした。当時、私の周りにはお固い会社のイメージとは大分違う、ある意味ぶっ飛んだ先輩たちが多数いらっしゃいました。そのなかでも、公私ともにお世話になった先輩がMacを使っていたこともあり世の中の流れとは全く違う初めてのアップル製品を購入しました。
その名もPeforma5220です。確かCPUが75MHz、HDも500MBくらいしかなかったと思います。そんなCDより容量の小さいマシーンで日夜Macの世界にどっぷりと浸かり、パソコン通信をはじめ、グラフィックやDTMの真似事、Mac出来るありとあらゆる事に片っ端からチャレンジして行きました。お陰でPCの知識や技術も人並み以上に得ることができ、社内の同僚にもMacを勧めて一大Mac派閥を作ったものです。年明けには、仲間たちと毎年恒例のMac World EXPOへ新製品の発表を楽しみにジョブズのプレゼンを聞きに行ったものです。マック好きな仲間たちと新しい技術について感動を共有することができとても楽しい思い出です。

新しいMaciPodiPhoneiPad等今まで世の中に無かった魔法のような製品を次々と世に送り出し、僕達のようなGadget好きをいつもワクワクさせてくれたジョブズには感謝の気持ちしかありません。

56年という短い人生でしたが、ジョブズが遺した「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」という言葉を自分自身も実践してきたからこそ、今日の大成功があったのだと思います。

私自身もこの言葉を胸に刻み「人生を惰性で生きていないだろうか?」と自問しながら充実した人生を林檎のマークが付いた製品と共に過ごしていきたいと思います。

楽しい思い出をありがとう!そして安らかにお休みください。

スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画