2018年3月22日(木)
■[日記] 電力モニター「はやわかり」の送信機の電池が切れた
ので電池交換した。
「電池寿命 6ヵ月」と読んだ記憶があるけど、2年半も持った。
めっちゃ省電力。
電池交換後はすぐには繋がらなくて、以下のような操作をした。
- 送信機背面のリセットボタンを押す
- 受信機の背面のSEARCHボタンを3秒押す(音が鳴る)
- 送信機の前面のCHECKボタンを3秒押す(LEDが点滅)
- うまくいけば、受信機のモニタの数値が 0 になる
これでまた動き出した。
日記には書いてなかったけど、この「はやわかり」そこそこ活用してる。
取得した消費電力はZabbixに送って、置時計(壁にコマンドタブで貼り付けたタブレット)で、障害情報なんかといっしょに表示したりしてる。
温度と湿度はnetatmoのデータをZabbixに入れて、そっから取ってる。
「はやわかり」はもう販売終了していて買えないけど、便利。
2018年3月18日(日)
■[DSC][E-PL9][G8][GH5] PanasonicのデジカメはJPEGが汚い
前にも書いた気がするけど、PanasonicのカメラはJPEGの画質が悪い。
最近の機種では改善されているらしいので、GH5 や Olympus E-PL9 で RAW と JPEG 画質がどれだけ違うか確認。
RAW 現像は、Camera Raw を使って、シャープネスは 10、ノイズリダクションは 0 で統一。
カメラから撮って出しJPEGのパラメータはすべてデフォルト。
まず、おさらいで DMC-G8 のひどすぎる JPEG と RAW の比較。
ISO 200 でこの塗り絵っぷり。シャープネスも強すぎて毛が硬そうに写ってる。
PanasonicのカメラでJPEG撮って出しで「画質が悪いな」と思ってる人は、絶対RAWで撮ったほうがいいと思う。
つぎに、まあまあ最近買った DC-GH5 の JPEG と RAW の比較。
こちらも ISO 200 でこれ。G8 に比べると改善されてる?
でも、顎の下の毛はシャープネスが強すぎて、プラスチックのように見えてしまう。
最後に Olympus の E-PL9。
これは ISO 320。シャープネスが強すぎるように感じるけど、Panasonicに比べるとRAWとの差は少ない感じ。
塗り絵っぽい感じもないですな。
どこかのインタビューで GH5 は JPEG の画質も改善したような内容を見た気がするけどイマイチですな。
2018年3月17日(土)
■[DSC] E-PL9 の動画機能
自分調べなので間違ってるかも。
項目 | E-PL7 | E-PL9 | GX7MK2/G8 | GH5 |
---|---|---|---|---|
Full HDのフレームレート | 30fps | 60fps | 60fps | 60fps |
Full HDの最大ビットレート | 約18Mbps | 約50Mbps | 28Mbps | 100Mbps/200Mbps(All-I) |
4K対応 | × | 〇(動画モードでのみ使用可能) | 〇 | 〇 |
4Kの最大ビットレート | - | 約100Mbps | 100Mbps | 150Mbps |
4Kのフレームレート | - | 30fps | 30fps | 60fps |
4Kのクロップ | - | なし | あり | 選択可 |
ボディ内手振れ補正 | 3軸 | 3軸 | 5軸 | 5軸 |
電子手振れ補正 | 常にON? | 設定可(4Kは不可) | 設定可 | 設定可 |
どれも共通して言えるけど、電子式手振れ補正は切った方が良いですな。
E-PL9 は Full HD の場合はアートフィルターを動画でも使えるが、フレームレートが落ちる。たとえば、ネオノスタルジーの場合は30fpsになり、さらにエフェクトを追加すると 15fps に。
↓試しに撮った動画。
4K はモードダイヤルを「動画」にしたときしか使えない。
モードを「動画」にしていると、起動時に必ず「スタンダード/4K/クリップス/ハイスピード」の選択画面が表示されるので、電源を入れてから録画開始するまで最短でも5秒くらい時間がかかる。
動画モードのときだけタッチパネルで露出補正、ISO感度、デジタルテレコンなどが録画中に操作できる
GH5 の 4K/60p の映像に慣れていたので、E-PL9 の動画を見たとき「汚っ!!」と思ったけど、GX7MK2 と比べると似たようなもんだった。
2018年3月15日(木)
■[DSC][E-PL9] E-PL9 の AF
家でネコしか撮ってないけど、AFがいけてないですな。
普通に人物撮るなら大丈夫なのかもしれないけど、ど真ん中のネコをスルーして背景にピントがいきがち。
何度も試したけど、このアングルだとほとんど背景にピントが合う。
G8 だとネコの鼻のあたりにだいたい合う。
だからこういう撮り方になってしまうんですな。
タッチすれば間違えることはない。
AFは「中央一点しか使わない問題ない」という人もいるだろうけど、E-PL7 にはあった「スモールターゲット」が E-PL9 にはついてない。
E-PL7 ではいつもスモールターゲットを使っていたのでこれは痛い。
暗所でのAFも試したけど、G8 と比べるとやっぱり弱いですな。G8 は速くて正確。
まだネオノスタルジーで昭和っぽい雰囲気を楽しんでるけど、そのうち飽きるかな。
関係ないけど、日付入れたくて、日付を入れるツールを自作した。
■[メモ] 電気代2018
- | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1月 | 199/34=5.9 ¥4,346 | 204/34=6.0 ¥5,157 | 219/30=7.3 ¥5,821 | 245/32=7.7 ¥6,904 | 408/32=12.8 ¥12,272 | 264/31=8.5 ¥6,811 | 294/33=8.91 ¥6,960 | 381 ¥10,066 |
2月 | 218/29=7.5 ¥4,728 | 217/28=7.8 ¥5,452 | 260/32=8.1 ¥6,795 | 256/31=8.3 ¥7,224 | 317/30=10.6 ¥9,337 | 262/32=8.2 ¥6,698 | 253/29=8.72 ¥6,057 | 309/29=10.66 ¥7,959 |
3月 | 201 ¥4,384 | 200/29=6.9 ¥5,125 | 223/28=8.0 ¥5,877 | 206/28=7.4 ¥5,933 | 229/28=8.18 ¥6,763 | 228/30=7.6 ¥5,753 | 244/30=8.13 ¥5,918 | 263/30=8.77 ¥6,798 |
4月 | 200/31=6.5 ¥4,050 | 206/31=6.7 ¥5,236 | 211/30=7.0 ¥5,670 | 211/30=7.0 ¥6,176 | 257/34=7.56 ¥7,535 | 210/29=7.2 ¥5,199 | 217/29=7.48 ¥5,353 | |
5月 | 234/33=7.1 ¥5,189 | 220/32=6.9 ¥5,557 | 212/33=6.4 ¥5,857 | 212/33=6.4 ¥6,528 | 222/29=7.66 ¥6,523 | 229/33=6.9 ¥5,708 | 231/33=7.00 ¥5,868 | |
6月 | 189/28=6.8 ¥4,277 | 228/31=7.4 ¥5,791 | 196/28=7.0 ¥5,550 | 196/28=7.0 ¥6,074 | 255/31=8.23 ¥7,246 | 220/29=7.6 ¥5,371 | 192/28=6.86 ¥4,917 | |
7月 | 279/30=9.3 ¥6,341 | 272/30=9.1 ¥6,908 | 261/30=8.7 ¥7,402 | 225/30=7.5 ¥6,910 | 291/30=9.70 ¥7,963 | 266/30=8.9 ¥6,391 | 349/33=10.58 ¥9,134 | |
8月 | 318/29=11.0 ¥7,335 | 284/30=9.5 ¥7,330 | 262/33=7.9 ¥7,481 | 314/33=9.5 ¥9,550 | 303/30=10.10 ¥8,081 | 358/32=11.2 ¥8,685 | 308/30=10.27 ¥7,952 | |
9月 | 342/33=10.4 ¥8,014 | 360/32=11.3 ¥9,569 | 281/30=9.4 ¥8,029 | ¥7,269 | 236/33=7.15 ¥6,115 | 297/31=9.6 ¥6,939 | 245/30=8.17 ¥6,316 | |
10月 | 228/30=7.6 ¥5,424 | 237/29=8.2 ¥6,413 | 213/30=7.1 ¥6,154 | 222/30=7.4 ¥6,731 | 195/29=6.72 ¥5,033 | 216/28=7.7 ¥5,043 | 237/31=7.65 ¥6,105 | |
11月 | 216/32=6.8 ¥5,176 | 237/30=7.9 ¥6,375 | 221/32=6.9 ¥6,331 | 219/31=7.1 ¥6,629 | 227/32=7.09 ¥5,887 | 272/33=8.2 ¥6,372 | 257/31=8.29 ¥6,592 | |
12月 | 179/29=6.2 ¥4,594 | 256/32=8.0 ¥6,830 | 202/28=7.2 ¥5,774 | 237+109/29=11.9 ¥7,137+3,126 | 243/28=8.68 ¥6,301 | 235/27=8.70 ¥5,539 | 260/28=9.29 ¥6,650 | |
合計 | 2,803kWh ¥64,125 | 2,921kWh ¥75,743 | 2,761kWh ¥76,741 | ¥83,065 | 3,183kWh ¥89,056 | 3,057kWh ¥74,509 | 3,087kWh ¥77,822 |
2018年3月13日(火)
■[DSC][E-PL9] E-PL9 を買った
現行機の軽くて小さいMFT機が欲しくて GF10/GF90 を買おうと思っていたんだけど、あまり軽くない E-PL9 を買ってしまった。
GF10/GF90は前世代からあまり変わってないけど、E-PL9 は E-PL8 に比べてプロセッサが新しくなっていて、AFが早くなったり、動画が 1080/30p しか撮れなかったものが、4K/30p や 1080/60p で撮れるようになったり、結構進化している。
一番の売りは新しく追加された「ネオノスタルジー」フィルターですな。
なかなかの昭和っぽさ。右下に日付を入れたくなるけど、残念ながらそんな機能は付いてないらしい…。
オリンパスは「RAWのみ」の設定にしていても、フィルターを使ったときは自動的にJPEGを保存してくれるのが便利ですな。
いつもRAWで撮るからこの手のフィルターは使わないんだけど、結構良い感じですな。
このフィルターを使うと暗部のノイズはスッキリ消えて、ザラザラしていた夜空もツルッツルに。プリントっぽい。
ピンボケしていても、水平が取れてなくても「まあいっか」って感じですな。
フラッシュを炊くとますます昭和っぽい。
E-PL9からフラッシュが内蔵されたので気軽に使えますな。
普通に撮ったときの色の出方は、やっぱりPanasonicが好みですな。
E-PL9(AWB、電球色残しOn)
E-PL9(AWB、電球色残しOff)
DMC-G8(AWB)
シャッターはE-PL7と変わらないような。相変わらず「ジュビッ」とデカい音と共に振動がある。まあまあ静かなGX7MK2やG8に比べると「一眼レフかよ」みたいな騒音。電子シャッターもE-PL9から追加されたらしい。
キットレンズの14-42はパンケーキレンズだけど、レンズキャップがめちゃくちゃ薄くて付け外しがしにくい感じ。薄くしたいのはわかるけど、ここまでやるかね…。電動ズームだけど回す向きがいつもの逆なので戸惑う。
E-PL7との違いで気になったのは、Fnボタンの押しにくさ。E-PL7はFnボタンが斜めになっていて親指で押しやすかったけど、E-PL9では上向きになってちょっと押しにくい。
Bluetooth対応も新しい機能の一つ。カメラをオフにしてもスマホから電源を入れて画像を転送できるらしい。これは今度試す。
GH5もBluetooth対応しているけど、Wi-Fiがつながるまでに1分かかるので使うのがだるい。オリンパスがどんなもんかちょっと気になる。
2018年2月25日(日)
■[DSC] Vegas Pro 15 が不安定すぎて困るので Davinci Resolve に
Premiere Pro の購読をやめて Vegas Pro を買って使っていたが、Vegas Pro 15 になってからすごい不安定で、ちょっとした作業でもフリーズしたりクラッシュしたりで困っていた。また Premiere Pro に戻れば安定した環境に戻れるんだろうけど、あまり使わないソフトに毎月お金を払うのはもったいない。
そこで、無料で使える Davinci Resolve 14 に再挑戦。
Premiere Pro を使っていたときにもちょっと試したんだけど、その時は「重い」という理由で使わなくなっていた。
ひさしぶりに使ってみるとやっぱり重い。扱うメディアが 4K/60p なので「最適化したメディアを生成」する必要があるが、それをやってもまだ遅い。遅すぎて使い物にならない。
でもネットを見ると、そんなことを言ってる人は見当たらないので、設定をよく確認してみると最適化したメディアの設定が「無圧縮」になっていた。SSDを使っているけど、さすがに無圧縮はデータがでかすぎて追いつかなかったということらしい。設定を一番データが軽い DNxHR LB にすると、めっちゃ快適に。
昨日、今日と Davinci Resolve を使って動画を整理しはじめてみたけど使いやすいですな。
PremiereともVegasとも違うUIなので最初は調べることが多いけど、わかってしまうとPremiereやVegasよりも簡単に使える。
しかも、UIがキビキビ動いてへんな待ち時間がない。Vegasとかエフェクトを選ぶウィンドウや、テロップのウィンドウを開くのに秒単位で時間がかかったりするけど、Davinci Resolve はめっちゃサクサク。サクサクというか普通。あっちが異常。
安定性も高くて、結構長時間使ったのに一度も問題が起こらなかった。すばらしい。
2018年2月24日(土)
■[PC] DisplayPortで接続したディスプレイの認識が安定しない件
今使ってる4Kのディスプレイ(EIZO EV3237)は 2015年2月9日(d:id:gae:20150209)に買ったようなので、3年前から困っていた問題。
うちで困っていたのは、起動時にディスプレイが認識されず、サブのディスプレイだけが有効になってしまう問題。
発生確率は50%くらい。
休止やスリープから復帰したときにこれが起こると、ウィンドウがサブディスプレイに移動してしまい、元に戻すのが面倒なので、私の場合は毎回OSをシャットダウンするようにして、起動時に認識されなかったら認識されるまでOSを再起動するという運用でやりすごしていた。
問題は他にもあって、発生確率は低いけど「認識されるけど30Hzになってしまう」こともあったりしてわりと困っていた。
最近、HDRにも興味が出てきたので、ディスプレイの買い替えるのもありかなーと思っていたんだけど、新しいのを選ぶのも古いのを処分するのも面倒なので、この問題を解決する方法がないかもう一度調べてみることにした。
するとこのページが見つかった。
「DisplayPortにBIOSの画面が表示されないんだが?」という質問の回答として「俺はUEFIブートにして、CSMを無効化するとなおったぜ」という書き込みがあった。
私の今の環境を「システム情報」で調べてみると「BIOSモード」は「レガシィ」になっていた。要するにUEFIではなさげ。
まずはUEFIにする方法を調べる。「UEFI 変換」などで調べるとたくさん情報が見つかる。
私もこの手順通りにすすめた。
まず「回復ドライブ」で起動用のUSBメモリを作成しておき、gptgen でドライブを MBR から GPT に変換。
その後 USBメモリから起動してコマンドプロンプトを開き diskpart を起動。
起動ドライブの先頭のパーティションを削除してEFIパーティションを作り、ドライブレターを設定と、ここまでは順調にいっていたけど、msr のパーティションを作るところでつまづいた。
手順ではEFIのパーティションの後ろにmsrのパーティションを作ることになっているが、私の場合Windowsが入っているプライマリパーティションの前方に100MBの領域しかない。その100MBの領域はEFIでパーティションで埋まっているのでmsrのパーティションが作れない。
結局、Windowsのパーティションの後ろに2つの回復パーティションがあったので、2つめ回復パーティションを削除して、そこにmsrのパーティションを作った。このときoffsetの指定方法がわからずハマったが、offsetを指定しなければ、空いている領域に自動的に作られるようだった。
これでめでたくBIOSモードがUEFIに切り替わった。
なぜかUEFIに切り替えてから、起動時にディスプレイが認識されないということが起きなくなった。10回くらい起動とシャットダウンを繰り返したが、まったく問題が発生せず…。もしかして問題解決?
元の記事には「CSMを無効化」という手順があったのでこれも試してみた。
私のマザーボードは ASRock Z170M Pro4S というものなんだけど、設定を見ても CSM の項目が見当たらない。ググってみると、FastBootとCSMを同時に使うと問題が起こるという記事が見つかった。
私の環境では FastBoot が Enabled になっていたので Disabled にすると、CSMの設定が出てきた。
CSMの設定を Disabled にして再起動してみると、なんと今までマザーボードの設定画面はHDMIで接続されているサブのディスプレイにしか表示されなかったのに、DisplayPortの方に出力されるようになった。
何度か再起動してみたが毎回ちゃんとDisplayPortのほうに出力されている。
まだ10回程度しか試してないけど、今のところ問題ない。
これで毎日無駄にシャットダウンせずに、安心してスリープが使えるようになるかな?