写真展を見に

知人の高橋さんから写真展の案内状を頂戴していたので、カミサンと見に行く。
第13回日本風景写真協会滋賀支部作品展、会場は草津市立図書館。
30数名のメンバーの方々が自信作を2点ずつ出品されていた。
高橋さんは早朝の又兵衛桜を見事に切り撮った「春の色彩」と静まり返った尾瀬沼の水面の表情を写しこんだ「蒼い尾瀬沼」の2点を出品されていた。

会場を一巡した後、カミサンはお気に入りの作品を見に目的の場所へ向かっていた。
カミサンが選んだのは、大久保勝利さんの「湖畔のアート」と八木武さんの「残照・魞」
「湖畔のアート」は海津大崎の湖岸だろうか少し波の荒い湖面に漂う桜の花筏に遠景の竹生島を配してフレーミングしている作品、八木武さんの作品は暗い湖上のエリにスポットライトのように射し込む光(残照)を切り撮った作品だ。
カミサンはこの2点にはポエムが隠れているなどと言っていた。
感受性が歳月とともに劣化している状態の私には、残念ながら詩情を覚える作品は無かった。

写真展からの帰り道、田舎道の畑でシオカラトンボを見る。