アケビコノハ

夕方Mさんが門灯の下にいましたと言ってアケビコノハ(チョウ目ヤガ科)を届けてくれた。
12月の寒空の中で活動していたとは、おっ!という思いで受け取った。


寒さの所為でほとんど動くことはないが指先で突っくと一瞬翅を拡げる。
翅を拡げると後翅にはダイダイ色の地に黒の目玉模様が見て取れる。
翅を閉じた時は枯れ葉に似せた擬態で身を隠し、翅を拡げた時は目玉模様で敵を威嚇するのだ。
陽射しの暖かい日にはこの目玉模様を撮らせてもらおう。

9月の半ばにはITOUさんがアケビコノハの幼虫を届けてくれたこともある。


比良連山は初冠雪、いつもの年より29日遅いという。
今日は終日書斎に閉じ籠っていた。