実は映画みにいってきました。
しかもホラー映画の「水霊 ミズチ」。
大好きな井川遥さん主演だったのと、実は一目でいいから彼女を生で見たくって、
満員の大きな映画館なんてこわいかなって思ってたんだけど
しかも池袋なんて駅も街も人多いって覚悟はしてたんだけど、
舞台挨拶がある回なんて絶対混むってわかってたんだけど
思い切って行ってみました。
実は今の会社をやめることにしたので、
もし今日体調を崩しても、来週一杯休めるので。

原作本は前読んだことがあって、それは日本神話を下敷きにした重厚なホラーで
物凄く迫力があって分厚いのに一気に読み切ったことを覚えてたのですが、
著者インタビューで「原作とは全然違うけど面白い」って書いてて
いわゆる驚かしの仕掛け作りの映画だと思ってて。




でも、映画は水にまつわる謎めいた事件が次々と起きていく話でした。
怖いけど、リングとかああいうギャーっていう(笑)のじゃなくて、
ミステリーとサスペンスとホラーっていう感じ。
公式サイト範囲内の内容はこんな感じでした。


「呪われた水を飲むと、ある幻覚が見え出す。
 そして、それを見たくないからと目を潰しても、見えてしまう。
 それに耐えられずに、自殺してしまう。
 でも、原因が水だとは、人々はまだ気づいていない。
 気づいた主人公は、その謎を追っていくが、
 追えば追うほどにその謎は、解けても絶望的な状況でしかない。
 その時、人はどうなるのか?何ができるのか?」

ひとつ、ホラーとして異例だなって思ったのは、
恋愛をものすごく真正面から扱っていて
古典的な「お前のためなら死ねる」っていう愛の表し方を
まさかあんな風に描くとは思ってなかったので。
あの雨の中のシーンが独白とあいまって、とても印象的でした。




事件が起こったときに、愛する人のために何ができるかっていうこと、
愛してるからできないこと、愛していてもできないことを考えました。

あの、新しく、好きな人ができました。とりあえず、ご報告。
なんかいろいろこわいけど。とりあえず。

水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)

水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)

映画「水霊」公式サイト  www.mizuchi-movie.com

山崎真実さんの水色のドレスもかわいかったです。
なんていうか、若くて大胆で天然でかわいい子っていうイメージ。
背がたかくて脚がきれいで、ナチュラルな立ち姿でした。
行った人ならわかってくれると思う。きっと。
星井七瀬ちゃん(なっちゃん)は、薄い黄色のドレスでした。
なっちゃんのCMやってた頃のイメージのまま大きくなった感じ。
いまどきあんな女の子いない!っていう感じというか。
マンガの主人公みたいでした。かわいかった。