私が集めた?機材

私の所有している(していた)機材の個人的評価や想い出、・・・独断と偏見のかたまりですので、決して参考にしないでくださいまし。^^;

遊星號とSTL80A-MAXIを強引に比べてみたゾ

ご存知のとおり、どちらもスコープタウンのアクロマート屈折でして、その見え味の良さは今更語る必要もないですね。
ちょっとだけ能書きなんぞタレせてもらいましたが。(笑)
対決という感じで綴ろうと思いましたが、5センチと8センチではあまりにも不公平?なので、単に「使ったよ〜」ということで・・・。^^
「使ったよ〜」では何のヒネリも面白みもないので、ワタクシなりの使い勝手の違いなんぞを・・・。


スペックをおさらいしますと、
遊星號(正式名称?はアメリカン!遊星號)は
D=50mm fl=800mm F16.7
STL80A-MAXIが、
D=80mm fl=1200mm F15
となります。
F値が若干違いますが、ほぼ大きさが違うだけで、まるで親子みたいな両者であります。
ただ、作りはSTL80A-MAXIがはるかに高級で筒も金属、レンズもマルチコーティングされてます。
そりゃそうですね。遊星號は5980円(購入当時)でSTL80A-MAXIは、ええっと〜、3万円くらい(購入当時)・・・失念しました。(汗)


我が家の狭いベランダではサイド・バイ・サイドというのは難しいので、同じ架台(スーパーポラリス)に載せて比べてみました。

遊星號のほうですね。
筒が軽くて(軽すぎて)バランスはギリギリでした。
でも、遊星號にはオーバースペックのスーパーポラリスでは安定感抜群で、少しくらい風が吹いても全く無問題です。
見え方も5センチとしては最上級と思うし、なによりシンチレーションの影響を受けにくい気持ちのいい見え方がいいですね。
主に木星を観ましたが、縞模様は当然の如く見えますし、大赤斑も確認できます。
フェイストーンはなんとかそれらしいなといった感じで、まぁ5センチとしてはこんなものかなと思います。
それよりも像のキレとコントラストがよくてスッキリ見えて気持ちがいいですね。



STL80A-MAXIです。
いかにも大きい(長い)ので、カッコいいですねぇ。
スーパーポラリスとのバランスも大変いいです。
ただ、ベランダでの取り回しはかなり苦労しますね。筒先はフェンスの外まで伸びております。(笑)
子午線通過する際の赤道儀の反転は鏡筒を一旦外さなければ壁や手すりにぶつけること請け合いデス。(笑)
でも、見え方は流石です。
遊星號ではなんとか見えていた(気がする)大赤斑やフェーストーンもしっかり見えてきます。
あらためて口径の差を痛感しましたね。
こちらもコントラストが良くて気持ちのいい見え方です。
ただこの日は荒天後の夜空ですので気流状態はもう一つ、木星がけっこう揺れてましたので、その影響は口径なりに受けやすいです。


それにしても・・・、たまにしか使わないので筒に埃が・・・。(大汗)

画像にある通り、Pentax Qで写真も撮りました。
ワタクシのスキルでは、まあこんなものでしょう。・・・あまりご参考になさらぬよう。(汗)


上が遊星號、下がSTL80A-MAXIです。
Meade 2Xバローレンズにて拡大してます。
木星の大きさの違いは焦点距離の違いそのままです。^^