映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2004-05-07 ロスト・イン・トランスレーション

gakus2004-05-07

 映画を観ていると、自分の好きな曲が使用され、それが効果的だったりすると、ゾクゾクするものです。そんな奇跡的な瞬間について、ダラダラと書いていこうかな、と思った次第。

 「ロスト・イン・トランスレーション」。以下ネタバレあります。

 日本を舞台に、アメリカからやってきた中年俳優と、若妻の出会いと別れをサラリと描いた好編。ソフィア・コッポラ監督の前作「ヴァージン・スーサイド」は、ガーリィとか言われてるだけあって、野郎的には肌に合わなかったけれど、こっちは押しつけがましさがないし、分別のある終わり方。好意的に観ることができました。

 音楽面では注目点も多く、サントラではマイブラのケビン・シールズの新曲が聴けるなど収穫が多かったが、映画では、とりわけカラオケBOXのシーンが、いろいろ楽しませてくれた。ロックパイルの『PEACE, LOVE & UNDERSTANDING』が入ってるカラオケ屋なんてなねーよ!とツッコンでみたり、日本人がセックス・ピストルズを歌うとダッセーなあ、と反省したり(小生、これに関しては前科二犯…)。

 しかし、やっぱりエンディング、ジーザス&メリーチェインの『Just Like Honey』につきる! これが雨の東京の風景によく合うんです。叙情的といえば言いすぎかもしれないけれど。この曲を収録したJ&MCのファーストアルバム『PSYCHOCANDY』は、18年前に初めて訊いたとき“レコードプレイヤーが壊れたんじゃないか?”と思うぐらいフィードバックノイズが前面に出ていて、うるさくて衝撃的だった。そう、“衝撃”だったのだ。そんなアルバムから、この曲をチョイスして、切なさを抽出した選曲者(ソフィア・コッポラか?)の判断は技ありだ。このアルバムを聴く耳が変わるな、きっと。

 映画もサントラもヒットしていると聞くが、その余波で何も知らない渋谷好きの方が、オシャレなBGMとカン違いして『PSYCHOCANDY』を買う可能性を思うと、ちょっと面白い。


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muramura 2004/06/11 02:38 罪状カラオケでピストルズ、僕も前科一犯。死にたいですな。

gakusgakus 2004/06/11 02:51 (笑)仲間がいた。もっと前向きに生きましょう。

Mocker!Mocker! 2004/06/16 20:09 僕の記憶ではgakusさんのピストルズ、前科二犯以上では?しかも、一緒に歌った記憶もあるのですが。お互い若かったですね・・・。

gakusgakus 2004/06/16 22:28 デュエットはカウントしてません(苦笑)。ここにきてやっと、Mocker!さんの正体、わかっちゃいました…。