映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2004-06-18 マーダー・ライド・ショー

gakus2004-06-18

 ハードコア系ミュージシャン、ロブ・ゾンビ(凄い芸名…)の監督作「マーダー・ライド・ショー」を観る。

 田舎町のクレイジーな殺人一家が、街に立ち寄った男女4人を次々と惨殺するという「悪魔のいけにえ」リスペクトな物語。キ○ガイ一家のキャラ描写に重点が置かれている分、サスペンス性は皆無で、まったく恐くないのがネックですが、そこを笑えればオッケーでしょう。ロブ・ゾンビはホラービデオの収集家であるとのこと。ホラーが大好きな人は(私も含めて)コワいという感覚がマヒしがちだけど、この人はホラー仕掛人としてではなく、そういうファン気質に立脚して、この映画を撮っちゃってる。それが微笑ましくもあり、ツラくもあり…。

 音楽はもちろんロブ・ゾンビのナンバー主体。このアーティストについては詳しくないので、書けることはほとんどない。そこで、やっばりラモーンズ/RAMONES。殺人一家のアーパーな娘が、部屋でウヒャウヒャ笑いながら人を殺すシーンで、彼らの『NOW I WANNA SNIFF SOME GLUE』が鳴り響いている。メンバー二人の死後、神格化され始めているラモーンズだが、現役のころはロジャー・コーマン製作の「ロックンロール・ハイスクール」に出たり、「ペット・セメタリー」の主題歌作ったりしており、存在自体Bの線に近かった。それを踏まえると、こういうバブルガム・ムービーには、やっぱり似合うなあ…ということを再確認した次第。

 写真は言わずと知れたパンクの古典である、同曲収録のファーストアルバム(邦題『ラモーンズの激情』)。


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