映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2004-07-11 選挙と言えば…

gakus2004-07-11

 かなり無理矢理思い出したけど、そのものズバリ「ELECTION(=選挙)」なる原題の「ハイスクール白書・優等生ギャルに気をつけろ!」。日本では劇場公開されず、ビデオ・DVD直行となってしまったが、この後「アバウト・シュミット」で注目されたアレクサンダー・ペイン監督や、リース・ウィザースプーンの出世作(にして代表作!)となった傑作である。

 生徒会長選挙に立候補した融通の利かない女子高校生と、その当選を阻止しようとするマジメな高校教師、対立候補に祭り挙げられる純朴なアメフト部のスター、レズっ気のあるその妹らの思惑が絡むストーリー。皆が皆“何か”が欠けているキャラクターで、それゆえに抱える孤立感や、不器用さが他人事と思えぬほどリアル。コメディーでありながら、どこかイタい映画で、個人的にも大好きな映画。

 MTV製作ということもあり、全米公開当時はTAXIRIDEによる主題歌のプロモビデオを頻繁に見かけた。その他のナンバーの記憶があいまいだが、リース・ウィザースプーンふんするヒロインが怒ったり、ショックを受けたりするときのテーマ曲があったのを何となく覚えている(「キル・ビル」でブライドが仇を見つける度に流れる『鬼警部アイアンサイドのテーマ』もしくは『ウィークエンダー』の音楽、みたいな感じです)。

 記憶が薄いなーと思い、IMDBでサントラ検索してみたら、ジミ・ヘンの『FOXY LADY』やら、HURRICANE #1の『RISING SIGN』やらも使われていた。この辺は思い出せないけれど(後者はBGM程度の扱いだったような…)、DONOVANの『JENIFFER JUNIPER』はレズ妹が新しい恋人と交流を深めるシーンで、かなり味のある使い方をされていた。この曲に関しては5月18日の日記を参照。

 写真はHURRICANE #1『RISISNG SIGN』収録の2ndアルバム『ONLY THE STRONGEST WILL SURVIVE』。タイトルに反してバンドは“STRONG”ではなかったようで、この後すぐに解散したが、リーダーのアンディ・ベルはOASISに“栄転”。ただしパートがベースというのは、ライド/RIDE時代の轟音ギターを知る者には、ちょっと寂しい。


Mocker!Mocker! 2004/07/13 14:12 マシュー・ブロデリックが教師役でしたが、実はこの役はジョン・ヒューズの名作「フェリスはある朝突然に」の主人公が成長した姿であるという評をどこかで読んだ気がします。ちなみにHURRICANE#1はアンディ・ベルがバンドを見捨てて、OASISに走ったため自然消滅となってしまったという話も。アンディ・ベルって意外と冷たい人みたいですね。残されたボーカルのアレックス・ロウは2枚のソロを出して今や消息不明。あの人の歌声は好きだったので残念です。最後に出したシングルも良い曲だったのですが。

gakusgakus 2004/07/13 23:35 HURRICANE #1で来日したときの飛行機でも、アンディと奥方はファーストクラスで、他のメンバー3人はエコノミークラスだったそうです。アレックスはステージで観ても、随分フレンドリーなキャラで好感が持てたんですけどねえ…。「フェリス」=「ハイスクール…」のマシュー論は、なんとなく頷けます。

Mocker!Mocker! 2004/07/15 20:28 HURRICANE#1のベスト盤が、B面曲などの入ったボーナスディスク付きで8月に出るようです。なぜ今ごろ?

gakusgakus 2004/07/16 04:30 ホント、中途半端な時期に出しますね。さすがに、この辺はノスタルジーとして成熟しきれてません。