「スパイダーマン2」覚書

gakus2004-07-17

 記憶が生々しいうちに「スパイダーマン2」のディテールについて書いておこうと思う。2度観たとはいえ、あと二晩も寝たら忘れてしまいそうな、些細なことです。

 ブルース・キャンベル発見。一作目のリングアナ役に比べると、ピーターとしっかり絡むし、マシな役かも。また「死霊のはらわたⅡ」の脚本家スコット・スピーゲルもピザを食い損ねる男役で出演していることを確認。ちなみに、スピーゲルの次回監督作はハーシェル・ゴードン・ルイスの「2千人の狂人」をリメイクした「2001人の狂人」。これはヤバそうである。ジョン・ランディスも出演しているらしい。

 そのジョン・ランディスも「スパイダーマン2」にもで出ているとのこと。IMDBで調べてみたら、“DOCTOR”としか記されていないが、どの医師? ドック・オクを手術しようとして殺された中の一人か?ピーターにスパイダーマンを辞めることを勧めた、グレイトフル・デッドのTシャツを着ている医師? いずれにしても、ヒゲを剃って眼鏡を取られるとお手上げである。

 そのグレイトフル・デッド医師、ピーターの病の原因はココにある、と頭を指差す。すなわち心の問題ということ。日本では心の位置は胸のあたりと決まっているが、米国人はやっぱり頭なんだ…と再確認。

 一作目から感じていたが、キルスティン・ダンストの長髪は好きじゃない。そのせいもあってか、実は「スパイダーマン2」で、彼女以上に印象に残ったのは、ピーターが住むアパートの大家の娘だった。最初、観たときはその理由がわからなかった。クリクリっとした目は印象的だが、よくよく顔をみると、やっぱり華がないし…。じゃあ、彼女に強烈な磁場を感じるのはなぜか? ピーターにケーキを勧めて部屋に誘うシーンで、その理由が判明した。ジーンズの位置である。俗に“ジーンズは腰で履け"と言われているが、彼女は腰以下で履いており、そのせいで脚の付け根のラインがチラチラ見えてしまうのだ。ピーターを誘っているように見えたのは、そのせいだったのか!と納得。隣で観ていたウチの息子は“オヘソ見えてる〜”と無邪気にウヒャウヒャ笑っていた、同じころ父親は、その下を気にしていたのでした…。

 写真はグレイトフル・デッド/GRATEFUL DEADの『WHAT A LONG STRANGE TRIP IT'S BEEN』。熱心なデッド・マニアではないので、この編集盤しか持ってません…。