映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2004-07-21 ♪エリバディゴーサーフィーン

gakus2004-07-21

 暑い、暑いと思ったら、最低気温30度って、何!? 「デイ・アフター・トゥモロー」到来を予感させる異常気象じゃないですか、これは…。

 とりあえず、ビジュアル的に涼しい「ステップ・イントゥ・リキッド」(8月中旬公開)の話を。伝説のサーファーの生を追ったサーフィン映画の名作「エンドレスサマー」の監督の息子が撮ったドキュメンタリーで、ライフスタイルのなかに溶け込んださまざまなサーフィンのかたちをとらえている。世界的な名サーファーだけでなく、25年間1日も休まずサーフボードに乗ってるおじちゃんや、波のない海でタンカーを追いかけ、それが起こす波に乗ろうと必死になっている連中、湖のユルい波に乗ってる人々など、その楽しみ方は人間模様ともども千差万別。それでもサーフィンを愛する思いだけは伝わってきて、なんだか温かい気持ちになれる。サーフィンに必死に打ち込む人だけでなく、庶民レベルで楽しんでいる人にもスポットを当てているから、映画そのものにノンビリ感があり、妙に和んでしまいました。

 サーフミュージックには疎いので、使用曲はほとんど知らないものばかり。唯一、聴いたことのあるのはアッシュ/ASHの『SUBMISSION』。パイプラインの映像に重なる、ヘビーなギターノイズのうねりがかっこいい。まさしくWILD SURF!

 考えてみると、イギリスのバンドでサーフィンに似合う音楽をやっているアーティストは、そうそういないのではないだろうか。パッと思いつくところでは、ビーチ・ボーイズ風のコーラスを誇るSILVER SUNぐらい。厳密にはASHはアイルランド出身だが、このバンドの屈託のなさは、こういうピーカンの空と海にもハマるのか…と感心してしまった。

 写真はASH『SUBMISSION』収録、2001年発表の3rdのアルバム『FREE ALL ANGELS』。

ステップ・イントゥ・リキッド [DVD]

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