映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2004-08-16 迷犬スクービー

gakus2004-08-16

 欧米では子供番組の定番だが日本では知名度がイマイチな、ハンナ=バーベラ作の『スクービー・ドゥー』。その映画版第2弾「スクービー・ドゥー2/モンスター・パニック」(10月16日公開)を観る。

 怪物退治で数々のお手柄を立ててきたミステリー社の4人組プラス一匹は、一度の失敗を大げさに報道されたがために非難の的となる。折りしも、倒されたモンスターを甦らせようとする何者かの陰謀が。4人と一匹は名誉挽回とばかりに、この危機に立ち向かう。

 前作もそうだったが低年齢層向けの映画のせいか、知っている曲がほとんど使われていない。シンプルプランぐらいなら名前は聴いたことがあるけれど…。あとボン・ジョヴィの曲が一瞬聴こえてきたような気がするが、これも正直、自信ナシ。ほとんどの曲がシーンとシーンをつなぐブリッジ的起用だから、印象に残る曲も少ない。

 そんな中で、スライ&ザ・ファミリーストーンの『THANK YOU』をカバーしているブラックミュージック系のバンドは目を引いた。4人組のひとり、シャギーと愛犬スクービーが、いかがわしいバーに潜入捜査した際に、このバンドが店内で演奏している。アフロのカツラをかぶって変装した(つもりの)スクービーがファンキーなリズムに乗せられて踊りだし、勢いあまってカツラがズレ、正体がバレる…という展開。予想通りとはいえ、けっこう笑えました。

 あとはパフィーの曲がエンドタイトルで流れていたが、これは日本公開版のみならず、全米公開時にもフィーチャーされていたとか。これって日本人アーティストとしては快挙といえるのでは? それと“♪スクービドゥビドゥ〜”というおなじみの主題歌のパンク・バージョンが前作同様、クライマックスで爽快にフィーチャーされている。

 ジャケは『THANK YOU』収録、スライ&ザ・ファミリーストーンの『GREATEST HITS』。タイトルどおり、スライ前期の代表曲をほぼ網羅したお買い得盤です。