映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2004-09-02 ラモーンズを引きずる

gakus2004-09-02

 なんとなく気分がダウナーなのは、昨日観た「END OF THE CENTURY」(9月1日の日記参照)が、まだ尾を引いているからか。

 “哀しい映画”と“ラモーンズ"で、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を思い出した。あれも家族という一個体のなかのバラバラの人間関係を描いた映画で、コミカルな瞬間があったりするのも「END OF THE CENTURY」と一緒。 一家の長女(グウィネス・パルトロウ)が放蕩三昧を繰り広げるシークエンスで、ラモーンズの『JUDY IS PUNK』が使われていた。

 この映画でのグウィネス・パルトロウは、本当に素晴らしく、埋められない空虚感を見事に表現していたと思う。映画では、他にストーンズ、クラッシュ等も使用されているが、とりわけラモーンズともうひとつ、ニコが印象に残ったのは、グウィネスの存在感のおかげかもしれない。ここでの彼女は、メイクからしてニコに良く似ている。

 ジャケのニコ/NICOのファーストアルバム『CHELSEA GIRL』には、この映画で起用された『These Days』『Fairest Of The Seasons』が収録されている。

 “お寒い演奏"なる最悪の名前を持つバンドのリーダーと、結婚するとは思わなかったなあ…グウィネス。