ダンダン

　このところカンヅメ状態で、ＣＤプレーヤーをフル稼働しつつ仕事をしてます。お供のＣＤは、清水の舞台から飛び降りるような気分で買ったルースターズ『VIRUS SECURITY』。CDだけで27枚組(プラスDVD5枚)なので、もう延々こればっか。

　オリジナルアルバム分はすでに聴いたことのあるものばかりだからともかく、未発表のライブとなると、もう仕事が手につかなくなってくる。とりわけ1981〜82年のころの、脂の乗った時期のライブは凄まじいぐらいの迫力で、音質の悪さもロケンロー的なささくれだった味に変わってしまうほど。とにかく、かっこいいのである。このBOXセットだけで、『FADE AWAY』『LET'S ROCK』は７〜８回は聴けるんじゃないだろうか。どちらも大好きな曲だから、その度に興奮。石井聰亙監督の「バースト・シティ/爆裂都市」の話をしどろもどろの言葉で語る大江慎也のMCも、なんだか臨場感があって良い。『LET'S ROCK』の歌詞がヤバいということからシングルが発売中止になり、歌詞を変えて出すことにした…という逸話も語られる。

　これを聴いていたら「バースト・シティ」を久々に観たくなった。しかし、まずは目の前の仕事を終わらせないと…。というわけで、ジャケは「バースト・シティ」のサントラ。そういえば、バトル・ロッカーズとして共演していた大江と鶴川仁美の新バンド、UNは、この間アルバムを出したばかりだというのに、もう解散してしまうとか。ホント、大江はどうなっていくんだろう…。