映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2005-02-18 地獄の中のノホホン・サブリミナル

gakus2005-02-18

 今週末全米公開される「コンスタンティン」は、キアヌ・リーブス主演のスリラーで、DCコミックの人気キャラを主人公にすえたもの。天使と悪魔のバランスを崩して現世を危機に陥れるサタンの息子に、キアヌふんする霊感探偵が戦いを挑むというお話。

 この映画では3曲ほど既成ナンバーが使われている程度。その中のひとつに、メキシコ、テックス=メックスの大御所フラコ・ヒメネスの『LOS RECUERDOS DEL TROQUERO』がある。どこに使われているかと思いきや、冒頭のメキシコのシーン、謎の探検を発掘した男が車に跳ねられる際に、車から一瞬流れるくるのがこの曲だった。車がスクリーンを横切る、本当に一瞬、耳に入るだけで、ドップラー効果にもなっていないし、むしろサブリミナル効果的である。確かに、のほほんとしたアコーディオンの音は聞こえた。こんな使われ方で満足か…フラコ。ともかく、この後、メキシコは地獄絵図と化すので、ラテンののどかさを味わるのは耳からのこの一瞬だけ。貴重です!?

そういえばフラコのレコードは持っていないので、代わりに、彼が参加した1976年のライ・クーダーのアルバム『CHICKEN SKIN MUSIC』。このジャケもラテン的邪悪さが良い。

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