映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2005-03-16 探して壊して、また探し…

gakus2005-03-16

 昨日観た映画2本いずれにも、奇しくもイギー・ポップ&ストゥージズの『SEARCH & DESTROY』が使用されていた。ひとつは「ワンダーランド」、もうひとつは「ライフ・アクアティック」で、どちらも5月ぐらいに日本公開される。

 「ワンダーランド」は、「ブギー・ナイツ」のモデルである有名なポルノ男優ジョン・ホームズをスキャンダルに巻き込んだ、実際の殺人事件を検証しつつ、ホームズと彼を愛した女性たちの人間ドラマを描いたもの。ホームズ役を演じたバル・キルマーのダメ男っぷりが妙味。一方の「ライフ・アクアティック」は、海洋ドキュメンタリーを撮影している映画撮影チームの人間模様を描いたもので、ウェス・アンダーソン監督が「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」と同様に欠陥だらけの愛すべき群像を切り取っている。どちらも人間の弱さを巧くとらえており、それぞれに好感が持てる。

 で『SEARCH & DESTROY』。「ワンダーランド」では、ホームズが麻薬を買いに行く実業家の家で流れている。そこはドラッグ・パーティーの真っ只中で、退廃的パーティー・チューンというべき起用。一方の「ライフ・アクアティック」は、主人公の映画監督(ビル・マーレイ)が海賊に向かって銃をぶっ放し、劣勢を跳ね返すシーンで轟音起用。どちらも大音量で聴いてこそのカタルシスあり。

 どちらの映画も、他に印象的な曲がいくつかあったので、改めて個別に取り上げようと思います。ジャケはもちろん、『SEACH & DESTROY』収録のIGGY AND THE STOOGES、1973年のアルバム『RAW POWER』。当時の盤には『淫力魔人』なる凄い邦題がついていた。ちなみに収録曲の邦題にも味がある。『SEARCH AND DESTROY』=『探してこわせ』はまだしも、他ではこんな具合。

『GIMME DANGER』=『やばいことが好きさ』

『YOUR PRETTY FACE IS GOING TO HELL』=『きれいな顔は地獄へ行きな』

『SHAKE APPEAL』=『イカス感じ』

ホントにイカス感じです。

Mocker!Mocker! 2005/03/17 11:17 「ライフ・アクアティック」にはデビッド・ボウイのポルトガル語カバーが流れるそうですが、どの曲ですか?関係ない話ですが、REMは行きましたか?

gakusgakus 2005/03/17 19:56 「ライフ・アクアティック」については、本日改めて書きますね。REMは結局仕事の都合で行けませんでした(泣)。Mocker!さんは行きましたか?今出ているシングルのカップリングで、最近のライブ音源が入ってますが、『What’s Frequency Kenneth?』でのマイケルの歌声は随分苦しそうだなあ…と感じました。