映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2005-08-05 ヘビーロックを聴く戦闘機

gakus2005-08-05

 8月1日の日記でサントラ盤について記した「ステルス」(10月公開)を観る。

 単なる航空アクションと思いきやSF的要素が強く、人工知能による無人操作の新型ステルス機(通称エディ)が暴走し始めたことからドラマが転がり出し、それを食い止めようとするエリート・パイロット3人(ジョシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール、ジイミー・フォックス)の奔走が物語の核となる。この無人ステルス機エディ君は学習能力があり、人間の言うことも理解し、また命令に逆らうことも覚え、プログラムで指定された場所に勝手に爆撃しに行き、後半ではジョシュ・ルーカスふんする主役格のパイロットと飛行野郎同士の絆を築いたりもする。クライマックスは北朝鮮で大暴れ…といった具合に、大金をかけたB級映画というロブ・コーエン監督ならではのテイストが炸裂した快作(怪作?)となっております。

 で、サントラについて。前半、エディ君とチームを組むことになるエリート・パイロットたちの部屋で、それぞれの好みの音楽がかかっている。ジョシュ・ルーカスの部屋で何がかかっていたのかはわからないが、ジェシカ・ビールの部屋では8月1日の日記にジャケを乗っけたカサビアン『L.S.F.』が流れていた。趣味が合うねえ、ジェシカ(笑)。ジェイミー・フォックスの部屋では、スライ&ザ・ファミリーストーンの『DANCE TO THE MUSIC』。これをリミックスしたWill.i.amという人は、ブラック・アイド・ピーズのリーダーなんですね。知らんかった。

 で、エディ君もメカのくせに実は音楽好きで、ダウンロードサイトから全曲を勝手にダウンロードし、主にインキュバスばかり聴いている。ロブ・コーエン監督が惚れ込んでインキュバスに複数の曲を提供してもらったのは、エディ君に人格をあたえる意図があったのか…と、納得。最初にそれを耳にしたジョシュ・ルーカスが、“いい曲じゃないか"などと言っていたが、今思うと“彼ら”の意気投合の伏線は、すでにこの時点で張られていたのかも。あと、エディ君はインキュバスではない曲で“♪BURN BABY BURN〜”という歌詞がサビの部分にあるヘビーロックを頻繁に聴いていた。

 この辺のレコードは全然持ってないし、カサビアンのジャケはすでにアップしたので、デビッド・ボウイのアルバム『REALITY』を。ボウイとトランス畑のBTなるアーティストとのコラボ曲『SHE CAN DO THAT』が、確かクラブのシーンでかかっていたはず。この曲は残念ながら『REALITY』には未収録。ちなみに、昨日紹介した「ランド・オブ・プレンティ」の使用曲『LOOKING FOR WATER』はこのアルバムで聴ける。