映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2005-08-08 エアロ大活躍

gakus2005-08-08

 「ゲット・ショーティ」の続編「BE COOL」について。アメリカでは評だったようだが、どうして、どうして、なかなか面白いです。

 前作で一介の取立屋から映画プロデューサーに成り上がった、ジョン・トラボルタふんする主人公チリ・パーマーが、今度は音楽業界で一発当てようとするお話。いかなる窮地にも動じない、まさしくビー・クールな主人公な姿が頼もしいうえに、それぞれにクスッとさせるギャグを披露した豪華キャストの共演も見どころ。

 無名だが抜群の歌唱力を誇る女性歌手をデビューさせるべく、チリは相棒となるレコードレーベル経営者の未亡人(ユマ・サーマン)のコネを活かして、エアロスミスのスティーブン・タイラーと接近。そんな設定ゆえに、エアロ・ネタには事欠かない。ユマ・サーマンいわく“『DREAM ON』はロックの最高傑作よ"とか、スティーブン・タイラーが本人役で登場して『SWEET EMOTION』を書いたときの話を語ったり。後者ではチリが“俺に言わせれば、あれは君の家族への愛の歌だよ"と巧い具合に反論して納得させ、スティーブンの信頼を勝ち取ったりと、設定としても活かされている。もちろん、エアロのステージもフィーチャーされ、劇中の女性歌手の卵とのデュエットを披露。寡黙なイメージのあるジョー・ペリーにまでセリフがあるのだから、何はともあれ、エアロ・ファンは必見。

 ライブ・シーンといえば、ブラック・アイド・ピーズセルジオ・メンデスという、一風変わったジョイント・ステージのシーンもある。これがラテン風グルーヴでいい感じ。当然のことながら、ピアノを弾くセルジオ・メンデスは今やすっかりおじいちゃん。

 ジャケは、そのセルジオ・メンデス全盛期、セルジオ・メンデス&ブラジル66名義で発表した1966年のセルフタイトルのアルバム。近年リバイバル・ヒットした『MAIS QUE NADA』収録。

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