映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2005-09-12 エッジな人々

gakus2005-09-12

 “「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」+オープニング+曲”の検索結果からいらっしゃった方がおりました。OCEAN COLOUR SCENE『HUNDRED MILE HIGH CITY』という回答は、どこかで得られたでしょうか。「ロック、ストック…」の音楽の使い方のかっこよさは今さら言うまでもないけれど、主役格のふたりが警官に追われて逃げるシーンに重なる、この曲は「トレインスポッティング」における『LUST FOR LIFE』級のインパクトがあると思う。

 で、このシーンで逃げるコンビの片割れで、インチキブランド時計をストリートで売っているチンピラを演じたジェイソン・ステイサム。「ロック、ストック…」の宣伝で来日した際に取材させていただいたが、この人、実際にロンドンのオックスフォード・ストリートで偽ブランド時計を売って生計を立てていた時期があったという。いわば筋金入りのストリート人間で、映画そのままの気のいいお兄ちゃんだった。それが今や、全米ナンバーワン・ヒット作(「トランスポーター2」)の主演を張るほどの人なのだから大出世。

この時の取材ではプロデューサーのマシュー・ヴォーンも同席していて、“ジェイソン主演のスパイ映画を企画している”と言っていた。「トランスポーター」シリーズでジェイソンが扮しているのはスパイではなく運び屋だが、その活躍度は一作目を観ればわかするとおり、スパイ映画の主人公級。きっとヴォーンもこういう役をやらせたかったのだろう。しかし残念ながら、「トランスポーター」のブロデュース・クレジットにヴォーンの名はない。

 ヴォーンは初監督作『LAYER CAKE』が認められ、『X-MEN 3』の監督候補にまで名が挙がっていたが、残念ながらこれはお流れとなった模様。ガイ・リッチーも復活の兆しが見えてきたし、「ロック、ストック…」組の方にはさらなるエッジの利いた映画を期待したい。

 というわけで、ジャケはエッジ効きまくりの『HUNDRED MILE HIGH CITY』、1997年リリースのシングル盤のジャケを。そういえば、PAU WELLERのニュー・アルバム、10月リリースとのこと。早く聴きてー。